新和建設で施工されたお客様のお宅に毎週訪問いたします。
木を生かし、自然と触れ合う家、趣味を生かしたこだわりの快適空間など家族が健康で幸せに暮らす家をご紹介いたします。
102.ステンドグラス造りで奥様の新生活が輝きだしました
岐阜県岐阜市 Sさん
今回は90年の歴史がある古民家を建て替えられたお宅にお伺いしました。外観は、アンティックレンガ調で古ぼけた印象を出され、濃い色で重厚さを演出されていました。また玄関へのスロープや駐車場や勝手口への通路は、石畳風にレンガを敷き詰めてあります。
これらは奥様のご希望で「三匹の子ぶた」のイメージ「れんがで丈夫な家」を想像されたとか。
玄関に入ると広いホール、そして正面に猫脚の椅子が置かれています。奥様手作りのステンドグラスをはめ込んだフロアスタンド風のシェードも飾られていました。それらはまるで『ロマンチック調度品』の展示会場のようでした。
トータルイメージをグレードアップさせた折り曲がり階段が目を引きました。くるりと巻き付けられた手すりのエンドがとても可愛いくて、階段部分の吹き抜け様式も特徴的です。奥様の好みをイメージしているインテリアスタイルを象徴したような階段のデザインに仕上がっていました。
ご紹介したいのは職人が施したインテリアとは別に、間仕切りや出入り口の建具の窓部分に奥様自身が作成された『ステンドグラス』が埋め込まれていたことです。
「私は洋裁が得意なの。でもね、新たにステンドグラス教室に通いました。」というほどステンドグラスの魅力に取り憑かれてしまったご様子。「洋裁と通じるのはパッチワークと同じやり方、デザインした型紙に沿ってガラスをカッターで切ってハンダでくっつけるんです。」と、得意分野の洋裁との共通点についても話していただけました。
それでも洋裁の技術とは違う所がいくつかあり「布と違ってガラスはまっすぐ切断するのがとても難しい。」と四苦八苦する奥様。でも「教室の先生がセンスあるわねと褒めて下さった。」と新しい分野を生き甲斐に変えられました。
奥様主導型の設計や間取り決めは奥様の秘策が詰まっています。それは『デットスペース』をうまく活用されたこと。一つ二つではなく、屋根裏収納などを利用されていました。それについて奥様は「古家には昔懐かしい物や道具、お客様用座布団や寝具など荷物が多いの。そこで、出し入れがたやすいフラットの収納スペースが欲しくてあみ出した案なんですよ。」と明かされました。
今回の建て替えはご主人のお母様がお元気なうちに真新しい家を見せてあげたいという、親孝行がきっかけでした。お母様は新しい家への希望を「前の家のイメージはそのままに、和室から眺める庭は変わらず残して欲しい。」ということでした。
ライフスタイルに数々のポリシーや夢を抱く奥様が意外にも寂しそうにつぶやかれました。
「夢中で家づくりに参加してきましたが、あれほどの情熱を注ぐ先が見あたらないわ。」と。でもこれからもメキメキとひらめきが浮かびましたら、奥様のアイデアを生かしたインテリア造りを楽しんで下さいね。
(西原)















