新和建設で施工されたお客様のお宅に毎週訪問いたします。
木を生かし、自然と触れ合う家、趣味を生かしたこだわりの快適空間など家族が健康で幸せに暮らす家をご紹介いたします。
123.大家族がプライバシーを守りながら仲良く暮らす家
愛知県春日町 Nさん
今回は、独立性を重視した2世帯住宅のNさんをお訪ねしました。プライベート部分と共通のスペースがある住宅は、築84年目の建て替えです。長男夫婦と同居することで豊かな生活を夢見るご夫婦。互いの生活を尊重しながら、共有する部分は大切に、というスタイルです。

1階にご夫婦とお母様、2階は若夫婦という住居スペースで、水まわりや居間兼食堂を完全に分けてあります。皆が集うリビングは、勾配天井が印象的。リビングとダイニングキッチンを直線で結び、奥様の動線を優先しました。すっきりと開放感にあふれています。夕食は一階のダイニングで賑やかにいただきますが、団らんの場としても多目的空間になるように、ダイニングの窓下の棚にはパソコンや本を置き、家族それぞれが好きなことをする場所にしました。そんな遊び心は食事だけのダイニングではなく、会話も弾みます。
二間続きの和室は仏間~床の間を配した、客間用の本格的な和室に仕上がっています。大きめの押し入れを配備した質実で趣のある空間です。お母様の居室は廊下を挟んだ北側にあるので、車椅子でも対応できるように床は全てフラット、廊下の幅も広げました。住環境がおおらかになるよう工夫してあります。

N邸の特徴はなんといっても、室内の空間造り。。土間がある広い玄関に、特にこだわりました。和室に繋がる広いフロアーの誕生です。木格子に障子を張った丸窓の『じゅらく壁の仕切り』で粋な目隠しをしながら、玄関を客用と家族用の2カ所にしました。
「新築だけれど、なつかしさを感じたい。」という思いを形にした玄関ホール。現代風の建物に無くなりつつある、和のエッセンスをふんだんに取り入れています。土間から和室へのアプローチも良く、玄関の引き戸を開け放つと、道路から奥まった位置に建てたことで生まれた、心地よい風通しです。

Nさん宅は、これからの長いライフスタイルの変化と対応を考えた『新たな住宅の在り方』だと思いました。交流と別々の生活という、2タイプのスタイルのバランスをより良く解決されているのではないでしょうか。外観は前の家のイメージを変え、機能的な快適さを追求し、特に玄関は広さを演出しました。外壁の淡い色合いからも温かい家族関係を表しているようでした。(西原)















