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住まいのヒント

HOME > 住まいのヒント > 今週の住まいる! > 135.広縁の繋がりで2世帯が触れ合う家

今週の住まいる!

新和建設で施工されたお客様のお宅に毎週訪問いたします。
木を生かし、自然と触れ合う家、趣味を生かしたこだわりの快適空間など家族が健康で幸せに暮らす家をご紹介いたします。


135.広縁の繋がりで2世帯が触れ合う家

愛知県知多市 Tさん

今回は築80年目の建て替えで、親世帯と若夫婦の世帯、2つの世代が独立した生活を営むための住宅を建てられた、Tさん宅にお訪いしました。77坪の住宅の一階部分:約20坪を親世帯の住居にしました。独立したかたちを目指し、南に面した広縁で若夫婦の世帯と繋げた設計が成されています。お互い生活の仕方を遠慮したり意識し合わず、それでも関係をより良く保つため、広縁を行き来ができるように工夫したことは、2世帯住宅の在り方を考えるとき、思いやりと優しさを感じる『理想的な間取り』だと思います。

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親世帯は、タンス置き場の板場を設けた8畳の和室と6.5帖で床がフローリングの寝室、ピンクのシンクが可愛らしいダイニングキッチンで構成されています。専用の玄関もありますが、2世帯が別々に玄関を設けたことは、気兼ねなく出入りするための利点のように思います。また2つの玄関は、干渉し合わない生活スペースを確保するために大切なこと。互いの生活を尊重し、プライバシーに配慮した結果です。

T邸のこだわりは、断熱材に『荒壁(土壁)』を使用したこと。土壁は日本の気候風土に適していると言われていますが、湿気の吸収・排出で室内の湿度や温度が安定します。和風建築の伝統的な土壁は、夏涼しく冬暖かいと言われ、【呼吸する壁】と言われるほど、結露防止の役目に優れているメリットがあります。そういう土壁の良さを知ってTさんは、長年住み慣れた知多市が、海に囲まれた半島で天候の変化や「風土・環境」を考え、耐久性を求められたと思います。特に、和室のじゅらく壁は上品なお座敷仕上げ、左官の技術からその美観性が楽しめます。

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若夫婦のリビング天井は古材を活用し、太い丸太の梁を2本通し、屋根の形状に合わせた勾配天井に。梁の下がり具合と勾配がマッチして、高低差が魅力的な天井を作り上げています。また、古材を生かした造りはここだけではありません。2階若夫婦の寝室の袖壁から壁までに取り付けれました。天井との隙に上部を梁の分だけ空け、約3.6㍍の梁をアクセントにしてあります。こういう扱い方も粋な計らいです。室内の目線に太い梁を見せることで、どこかに前家の思い出を残したかったという、住人の思いがひしひし伝わってきました。

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また、仲良くそれぞれの玄関に、けやき材の上り框を記念に付けました。自宅の山林にあった〃けやきの木〃を切り出したもの。こういう所に家族関係の良さが表れています。(西原)




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