新和建設で施工されたお客様のお宅に毎週訪問いたします。
木を生かし、自然と触れ合う家、趣味を生かしたこだわりの快適空間など家族が健康で幸せに暮らす家をご紹介いたします。
oo9.祖父の美意識を受け継いで新たに建て直した家
祖父の美意識を受け継いで新たに建て直した家
(愛知県名古屋市 Kさん)
名古屋駅にも近い古い住宅街に2004年12月、新築されたKさんのお宅は、和と洋、新と旧が見事に融合した見事に美しい日本の家です。
建て直す前の古い家はしばらく空家になっていたのですが、奥様のお祖父様が昭和20年頃に大変なこだわりを持って建てられた家だったということです。
「とてもお洒落な祖父でした」と遠い日をなつかしみながら、古い家の記憶を語ってくださった奥様。
お祖父様自らが設計にも関わり、木を選び、建具や庭のデザインをし、ある時は職人と口論しながら完成させたという、まさにお祖父様の美意識そのものだった家。
そのまま住むことは難しいけれど、とても全てを無に帰すことはできなくて、古材や建具を再利用して新しい家に残すことにしました。玄関を入ってすぐに目につく天井板はじめ、風格ある竹の欄間や飾り窓、格子戸、立派な床柱、床板、かまちなど、なんと30か所近く、古い家を壊す前に丁寧に取り外し、今の家に生かされています。
奥様は日本のみならずアメリカでも免許をとりお仕事されていた薬剤師さん。カナダに留学中にご主人と知り合われ、結婚後はアメリカのカリフォルニアに住まわれていました。
ご主人の会社は今もアメリカなので、ご夫婦とも日本とアメリカを往き来する生活なのだそうです。「クルージングと世界各国の食べ歩きが共通の趣味」というKさんご夫婦のお話は、グローバルすぎて時折、付いていけなくなりそうでした(汗)。

あくまでライフスタイルは機能性の高い洋風でありながら、日本家屋の伝統美と匠の技の粋を集結させたようなKさんのお宅。プロフィールにも書かせていただいたように古い建築や庭園に目がない私としては、内心、入館料も払わずに鑑賞させてもらうのが申し訳ないほど嬉しくてたまりませんでした。
子どもの頃から大好きで尊敬していたお祖父様の記憶を大切にされている奥様はもちろん、外国人であるご主人が日本家屋の美しさや木の家の良さを手放しでほめられる姿も素敵でした。
世界各国での生活を体験されてきたご主人が「海外でも一戸建てに住んだけれど、この家が最高。新和の大工さんはどこの国の大工さんよりいい仕事します」と言われた時はなんだか感動してしまいました。















