特徴

木の家は強くて、長持ち、心地いい。安心な暮らしを支えます。

新和建設が採用する木は、 節がほとんどない国産材。
見た目の美しさだけでなく、日本の気候風土に順応し、湿気や腐れに対する耐久性、 熱を伝えにくい性質 (断熱性)、
長期にわたって強度を維持できるなど、日本の住まいに求められる様々な機能を備えています。
また、木の持つぬくもりと肌触りを五感で感じ、 夏は涼しく冬は暖かい、人にとってやさしく、健康的な暮らしを支えてくれます。

岐阜県の銘木「東濃桧」

東濃桧(とうのうひのき)は、岐阜県東濃地方を中心に産出される桧の銘木です。雪深く厳しい環境 で育つ東濃桧は、淡いピンク色の木肌が美しく、年輪のしっかり締まった丈夫な木材になります。香り高く、粘り強度とも申し分ない最高級の木材として、20年に一度行われる伊勢神宮の式年遷宮では御神木として使用されることでも有名です。

地産地消の家づくり

新和建設は、地域の気候風土に適した住まいをつくるには、その地域で育まれた素材を使うことが一番大切だと考えます。土台や柱などの垂直構造材に東濃桧を使用するのもその観点からです。桧の極太構造材は耐久性に優れ、狂いが少なく、 その土地にしっくりなじみます。

木は軽く、強さのバランスがよい

木は「圧縮」「曲げ」「引っ張り」をはじめ、さまざまな性能において優れているだけではなく、他の 建築素材と比較しても良好なバランスがとれた素材です。その理由は中空のパイプのような 細胞が無数に集まってできたハニカム構造にあります。 ハニカム構造は、はちの巣のように 少ない材料で強度を強くできる構造で、この天然のコアが圧縮や曲げなどの力にバランスよく抵抗します。

出典:財団法人日本木材備蓄機構 社会法人日本林業技術協会「木をいかす」

電子顕微鏡で見るハニカム構造

木は熱を伝えにくく、快適さを保つ

木には湿度が上がると湿気を吸収し、乾燥すると水分を放出する調質性能があります。たとえば衣類や食品などの保存用木箱の内と外の湿度を比べると、外部の湿度が大きく変化しても、木箱内の 湿度は、ほぼ一定を保ちます。また、木:コンクリート: 鉄で熱の伝わりやすさを比にすると、1:10:353となります。木の特性をいかせば、湿度を一定に保ち、かつ、夏は暑さを室内に伝えず、冬は室内の暖かさを外に逃さない、快適な住まいが実現できるのです。

木は快眠と健康をサポートする

木肌は光の反射率が弱く、目にやさしいという特長があります。また、木に含まれるフィトンチッドという香り成分にはリフレッシュ効果も。ただ、生活空間の全てを木だけで囲ってしまうと、その効果が半減してしまうこともあるようです。 慶応義塾大学の 「住宅と健康に関する研究結果」 では、部屋の50%程度を木質化している場合が最も睡眠効果が高いということが分かりました。これは見た目と香りのリラックス関係を数値として調べたもので、生活空間としての木質化は天井と床をメインとするなど、見た目と香りのバランスを、ほどほどにする事がポイントです。

環境に優しい国産材

木造住宅は地球温暖化ガスである二酸化炭素を大量に固定し環境に優しい住宅です。しかし、現在使われている木材の約8割は外国から輸入され、しかも、その輸送距離は長く、船舶や自動車から排出される二酸化炭素排出量の多さが問題視されています。つまり、住宅として二酸化炭素を固定できても輸送過程で排出すれば何にもなりません。 新和建設の住宅は、国産材を使用し、輸送過程の二酸化炭素排出量を減少させストップ地球温暖化に貢献します。

出典:ウッドマイルズ研究会ホームページ(https://www.woodmiles.net)

SDGsに向けて新和建設の取り組み      ― 豊かな緑を守る

現在、日本の山林は危機的状況にあります。近年の輸入材の利用量増加により、山林の手入れ が行き届かなくなったからです。そこで新和建設では、100%国産材にこだわり、中でも地元の銘木「東濃桧」を構造材としてもふんだんに使用しています。国産材を使用することは、山の元気を取り 戻し、林業の活性化や生物の多様性など環境を守ることにつながります。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
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