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【完全版】平屋を決めるのは間取りだけじゃない!高さだ!

2021/03/24(水) 平屋

今人気の「平屋」。「平屋」の魅力のひとつには自由度があります。2階建てや3階建てではないため、自由なデザインがより可能になり、「平屋」ならではの住まいがつくれるところがいいですね。

前回は、間取りの例をあげながら、おしゃれな平屋はどんな家なのか。またそのメリットやデメリットについて紹介しました。今回は、天井の高さや屋根の形状等について紹介していきましょう。

 *もくじ*

平屋は天井の高さが自由

まとめ

 

1┃平屋は天井の高さが自由


「平屋」は法律にある高さ制限をほとんど受けることはありません。ですので、内観においてはいろいろな天井高や天井デザイン、外観においてはいろいろな屋根形状がデザインできます。

天井デザインにおいては、平らな天井だけでなく、斜めの勾配天井にすることも簡単にできます。

平屋の住まい(※写真はイメージです)

 

法律と天井高さ

住宅における天井の高さは、法律で定められています。相談する設計士さんは、皆さん把握されている内容ですので、特に知っておく必要のない知識ではあります。しかし、少しだけ情報として知っておくと、より魅力的な「平屋」が計画できるかと思いますので、ここで少しご紹介します。

天井の高さについては建築基準法施行令第21条に定められています。

 【第21条 居室の天井の高さ】
 居室の天井の高さは、2.1m以上でなければならない。
 2 前項の天井の高さは、室の床面から測り、1室で天井の高さの異なる部分がある場合においては、その平均の高さによるものとする。

 つまり、天井の高さが異なる勾配天井などを計画される際は、平均の高さが2.1m以上確保すればよいです。

一般的な天井高は、2.4mから2.5m。これより高い天井ですと開放感を味わえることになるでしょう。手を伸ばせば届いてしまうような天井高ですと逆に圧迫感がありますので、そのあたりも考慮して天井の高さを決めてください。

 

天井が高いメリット・デメリット

まずは、「平屋」の天井が低いことでのメリット、デメリットも考えて行きましょう。

「平屋」の天井が低いと感じる高さとしては、2.1mから2.2mくらい。

まず天井が低いことでのメリットは、何と言っても建築に関わるコストが安く抑えられることでしょう。
天井が低い分、そこに使われる資材、例えば、クロス(壁紙)であったり、下地のボードであったり、天井が低いことで面積も少なくなりますので、必然的にコストが下がります。

「平屋」の天井が低いことでのデメリットは、先ほどお伝えしましたとおり、圧迫感です。しかし、勾配天井の際、人が立たない壁際であれば、圧迫感の心配はないかもしれませんね。

 それでは、本題の「平屋」の天井の高さが高いことでのメリット、デメリットです。
一般的に、「平屋」の天井が高いと感じるのは、2.5m以上かと思います。 

 

【メリット①:開放感】

天井の高さは、部屋の広さによって、高さを考えたりします。
広い部屋は特に天井の高さを高めに設計しないと、圧迫感があるかと思います。そんなに広い部屋でなくても、天井が高いと、部屋自体も広く感じ、開放感を得られることがあるでしょう。ホテルや旅館など、天井が高いとよりゆったりと過ごせたりします。

来客を招き入れるリビングなど、天井が高いと、人がたくさん居ても狭いイメージもなくなりいいかもしれませんね。

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(※写真はイメージです)

【メリット②:高級感】

豪邸は天井が高いというイメージがありませんか?
天井が高いと、シャンデリアなど素敵な照明や背の高い家具など、一風変わったインテリアを計画することができ、高級感のある邸宅になります。

イメージ画像(※写真はイメージです)

【メリット③:光が入りやすい】

「平屋」の天井を高くすると、より上の方で窓をつけることができます。
ただでさえ「平屋」ということで、周りに家が建っていると日当たりを気にすることになります。そのような場合でも、天井が高いことで、少しでも上の方へ窓を計画できれば、光は取り入れやすくなり明るい部屋になります。

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(※写真はイメージです)

【メリット④:間取りの楽しみ】

「平屋」の天井が高いと、スキップフロアや小屋裏など、間取りの楽しみも増えてきます。
スキップフロアは今、とても人気です。おうち時間を楽しむ空間であったり、テレワークの場としても活躍します。リビングなどを一望できるスキップフロアは、ご家族の気配を感じながら、それぞれ思い思いのことができる部屋としても活躍できそうですね。
縦の空間を自由に使えるところは、「平屋」ならではの最大のメリットと言えるでしょう。

また小屋裏であれば、収納として利用できます。「平屋」は2階建て、3階建てと違い、平面に広くなります。土地の関係であまり広く部屋をとれないこともあり、収納が少なめになってしまうことも。そんな時、天井を高くとり、小屋裏を収納として利用することはメリットのひとつです。

イメージ画像

イメージ画像

(※写真はイメージです)

 

では一方、デメリットはどうでしょうか。

【デメリット①:建築コストがかかる】

想像できそうですね。天井が高いということは、その分様々な面積が広く、使用する資材などが増えます。クロス(壁紙)や下地材など、当然たくさん必要になります。また、光を取り入れるため、窓を大きくしようとすると、それもコストが上がる要因になります。

 【デメリット②:インテリアコストがかかる】

建築コストと同様、インテリアに関するコストも上がります。
天井が高くなると、そこに合わせて照明器具も大きいものやおしゃれなものを用意したくなります。当然コストは高くつきますね。また窓が大きいと、カーテンやブラインドなど、こちらも特注などの対応が必要になったりします。そうすると、やはり金額がかかってきます。天井を高くした分だけ、コストはかかってしまうということです。

【デメリット③:光熱費がかかる】

天井が高いと、冷房や暖房など、室内を一定の温度にするためには、それなりの冷暖房器具のエネルギーや時間がかかります。その分、光熱費もかかってしまうでしょう。

【デメリット④:メンテナンスの手間がかかる】

天井の高い部屋。どうやって掃除をしますか?
上の方につけた窓や照明など。掃除しづらいですね。また高い場所であるため、事故を起こすこともなきにしもあらずです。自分たちでできないところは専門の業者さんにお願いすることをおすすめしますが、いろいろ手間がかかってしまいますね。

 

2┃まとめ


天井が高いと、高級感があって、開放感があって、いろいろなインテリアもできて、間取りも工夫できて・・・などいろいろイメージは膨らみます。しかし、コスト的にはデメリットに働いてしまうことを忘れないでください。しかし、だからと言ってあきらめることもないです。意味のないところで天井を高くする必要はないということです。依頼する建築会社の設計士さんとよくお話をすれば、適度なところで折り合いがつくものです。

せっかくあこがれの「平屋」を建てるのであれば、「平屋」ならではの天井の高さ。2階建て、3階建てでは決してできない天井の高さは、是非満喫していただきたいです。

いかがでしたか?天井の高さをどうするかで、いろいろなメリット、デメリットがあることがわかりました。「平屋」を検討する上で、是非参考にしていただけるとうれしいです。今、人気の「平屋」が、ご家族の幸せな暮らしを実現する家になることを願っています。

 


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