スタッフブログ

完全分離型の二世帯住宅がいいって本当?そのメリット・デメリットとは?

2021/03/26(金) 二世帯住宅

世帯の異なる家族がひとつ屋根の下で暮らす二世帯住宅。二世帯住宅と一口に言っても、共有スペースがあったり、玄関や設備が複数あったりと家庭の数だけ種類があります。

その中でも特に人気の高いのが完全分離型の二世帯住宅。

お互いに気を遣わず干渉もされずに、悠々自適に生活ができるのが完全分離型二世帯住宅のいいところです。

今回は、そんな完全分離型の二世帯住宅にスポットを当て、間取りの種類やメリット・デメリット・建てる時の注意点、新和建設で建てた事例をご紹介いたします。

*もくじ*

1┃完全分離型二世帯住宅とは

2┃完全分離型二世帯住宅の間取りの考え方

3┃完全分離型二世帯住宅のメリット・デメリット

4┃完全分離型にする場合の注意点

5┃完全分離型のお客様事例

6┃まとめ

 

1┃完全分離型二世帯住宅とは


完全分離型二世帯住宅とは、それぞれの暮らしを尊重し、必要なときにいつでも会える距離感のある住まいです。

玄関からお風呂まですべて分離し、1つの住まいの中で各世帯が完全に独立しています。分け方は上下階で分ける横割りスタイルと、左右で分ける縦割りスタイル(メゾネットタイプ)があります。必要なときにすぐに会うことができるので安心です。またどちらかの住まいが空いた場合は、そのまま賃貸にだすこともできるので将来資産としても有利です。

 

2┃完全分離型二世帯住宅の間取りの考え方


横割りスタイルの間取り

親世帯が1階、子世帯が2階の上下で完全分離のスタイル

横割りスタイルの二世帯住宅

横割りスタイルの完全分離二世帯住宅の特徴は、世帯のライフステージに合わせて階ごとに住み分けができるということです。

1階は親世帯、2階は子世帯とするパターンが多く、親が高齢の場合は階段の上り下りの負担を減らすことができ、足腰が弱くなっても住みやすく、怪我をしたり病気をしても救急車の搬送がしやすいというメリットがあります。さらには庭を設ければ、畑を耕したりと自然を楽しむことができます。

デメリットとしては、遮音対策を十分にしていない場合、2階で暮らす子世帯の生活音が階下に響いてしまうことがあります。

子どもたちの走る音や、深夜の料理や入浴の音が響き、トラブルに発展しないように対策をしっかりしましょう。

 


縦割りスタイルの間取り

建物を縦に区切り、隣に住む。左右で完全分離されたスタイル

縦割りスタイルの二世帯住宅

メリットは横割りスタイルと違って、居住空間を左右に分けているので独立性が高く、生活音に対し、気を遣うことが少なくなります。また、空いた側を将来的に賃貸や売却をしやすいという点もメリットです。

デメリットは、両方の住まいに階段や廊下などのスペースが必要になるので、横割りスタイルよりもワンフロアの面積が狭くなることです。また、親世帯が高齢になった場合、上下階の移動が負担になるためエレベーターを設置しなければならないかもしれないのと、介護が必要になった場合に行き来しにくくなってしまいます。

さらに、縦割りスタイルの完全分離住宅は共有部分がある二世帯住宅とは違い、生活するスペースが狭くなってしまうので、十分なスペースを得るには2階建て以上にするか、広大な敷地がなければいけません。

 

 

3┃完全分離型二世帯住宅のメリット・デメリット


メリット

  • プライバシーが守られる
  • お互い気を遣うことが少ない
  • 来客を招きやすい
  • 将来資産として有利

完全分離型二世帯住宅の最大のメリットは、二世帯で住んでいながらもお互いのプライバシーを守ることができる点です。また完全分離型でキッチンなどの水回りが分かれていることで、食事の時間帯や帰宅時間などの生活時間のズレでトラブルになることがなく、お互い気を遣うことが軽減され干渉もされません。

突然の来客やお友達を家に招きやすいのも、メリットといえます。例えばLDKを共有している二世帯住宅だと、来客の際に片方の世帯は各部屋に追いやられてしまいます。それではお互いに気を遣い、気疲れしてしまいますが、完全分離ならもともと分かれているので普通の一軒家と同じように人を招いても安心です。

さらにはどちらかが空き家になっても、売却や賃貸として貸し出し、家賃収入を得ることができます。


デメリット

  • 他の種類の二世帯住宅よりコスト(建築費用)がかかる
  • 光熱費の分けが大変
  • 世帯間のコミュニケーションが減る恐れがある

デメリットとしては、設備が両世帯分必要になるので一般の住宅よりも単純に2倍の建築費用がかかってしまうことになります。また住んでからの光熱費や水道代などの支払いをどちらがどのくらい負担するのかなどしっかり相談しておかないと後々トラブルになりかねません。将来、賃貸として貸し出ししたり売却したい場合はあらかじめメーターを2台設置し、基本料金からしっかり分けることでわかりやすくなります。

また完全分離することにより、積極的にコミュニケーションをとらないと世帯間の関わりが薄くなってしまいます。庭や屋上、中庭テラスなどを設けて家族が集まるような場所をつくる、食事を週に何度かは一緒にとるなどして積極的にコミュニケーションをとりましょう。

 

4┃完全分離型にする場合の注意点


完全分離型の二世帯住宅を建てる際、注意すべきこととして以下のような点があります。

  • 光熱費や水道代の分離をしておく
  • コミュニケーションの場を設ける

デメリットでも挙げたように、意外と忘れがちで大切な光熱費や水道代などの公共料金の分離です。完全分離でプライバシーは守られているのに、両世帯分まとめて請求がきてはお互い気を遣いながら生活をしなければなりませんし、トラブルに発展する要因にもなります。

メーターを2台設置することで支払う金額はわかりやすくなり、貸し出しする際も便利です。ただ初期費用が倍になってしまいますので注意が必要です。

そしてこちらもデメリットで挙げましたが、完全分離型はコミュニケーションを積極的にとらないと交流が途絶えてしまうことがあります。子供を預けたり代わりに宅配を受け取ってもらえたりと、二世帯住宅ならではのメリットがコミュニケーションをとらないことにより、頼みづらくなってしまいます。

計画、設計段階で家族がコミュニケーションをとれる場所や時間を設けられるようにしましょう。

 

 

5┃完全分離型のお客様事例


座敷でつながる完全分離の二世帯住宅

縦割りスタイル
家族構成:両親・夫婦・お子様1名

完全分離の二世帯住宅の画像

完全分離の二世帯住宅の画像

1階の半分が親世帯の住まい、もう半分と2階部分が子世帯の住まいになった完全分離型の二世帯住宅です。設備はすべて2つずつ設け、それぞれが独立した生活を送れますが、1階の和室が唯一行き来できるので、多用途スペースとして利用したり、お子さんが行き来したりと家族のコミュニケーションを容易にとることができます。

分類としては縦割りスタイルですが、親世帯は1階部分だけで短い動線で過ごすことができる平屋のような住まい方ができるので、階段の上り下りや段差を排除したバリアフリーに特化した住まいになりました。

 

6┃まとめ


いかがでしょうか。

完全分離型が人気だからといって安易に決定せずに、しっかりとメリット・デメリットを踏まえて両世帯が話し合い、お互いに納得のいく理想の家づくりをしましょう。

 


ぜひ、こちらもご覧ください!
二世帯住宅についてもっと知りたい方はこちら
茶色の屋根の二世帯住宅の画像
 
二世帯住宅の施工例はこちら
和風の二世帯住宅の画像

記事一覧|2021年3月

1ページ (全2ページ中)

ページトップへ