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二世帯住宅の玄関は共用?分ける?どっちがいいの?

2021/03/12(金) 二世帯住宅

二世帯住宅を建てると決めたとき、「玄関はどうしよう?」というお悩みをよく耳にします。

「暮らす空間が別々なら、やっぱり玄関は分けた方がいいのかな」

「玄関くらいは共有にしてもいいのかな」

今回は、二世帯住宅の玄関をテーマに、共用の場合・分ける場合のメリットとデメリットをご紹介させていただきます。

*もくじ*

1┃玄関を分ける場合のメリット・デメリット

2┃玄関を共有する場合のメリット・デメリット

3┃費用の相場は?

4┃間取り例

5┃お客様の事例

6┃まとめ

 

 

1┃玄関を分ける場合のメリット・デメリット


メリット

玄関を分けることで得られるメリットは、親世帯・子世帯それぞれのプライバシーを確保しやすいということが挙げられます。

玄関を分けると決めたら、多くの場合ほかの生活スペースもすべて分離する「完全分離式」になります。したがって同じ敷地内に暮らしながらも、ほとんど相手世帯の様子をうかがうことなく過ごすことができます。

二世帯住宅を建てることで、「相手世帯とほどよい距離感を保ちながら、お互いの生活に干渉しない暮らしを実現したい」と考えている場合は、玄関も分けることをオススメします。

加えて、将来的な活用を検討しやすいというメリットもあります。空いた世帯の住まいを、賃貸として活用したり、孫世帯が使用したりと、自由度の高い選択が可能です。

 


デメリット

玄関を2つ作るということは、それに必要なスペース(坪数)も広くなります。

それぞれの世帯が使い勝手のよい玄関を確保するのであれば、土間の広さだけでなく、収納スペースもある程度必要になるでしょう。

また、建具や収納家具等の物代も単純に2倍になるので、その分コストがかさみます。

玄関を分ける場合には、おうちづくりで重視したいことの優先順位を十分に検討したうえで、バランスよく調整していくことが大切と言えます。

 

玄関を分ける際は、その配置によっても印象・スタイルが変化します。

玄関の位置を大きく離すと、それぞれの世帯がほぼ独立して生活するスタイルに、隣り合わせて配置すれば、相手世帯との距離の近さを感じながら生活スタイルになります。

実現したい生活スタイルや将来的な活用も考慮しながら、十分に検討したいですね。

 

2┃玄関を共用する場合のメリット・デメリット


メリット

玄関を共用する場合、玄関スペースは比較的広めに確保できることが多くなります。たっぷりの収納と広々とした土間スペースで、開放的な玄関に仕上げることができます。万一車いすの出入りが必要になっても対応できるという点でも、土間スペースの広さは大切です。

また、家族のふれあいが生まれるのも、玄関共有の魅力です。玄関で顔を合わせてあいさつを交わしたり、おしゃべりをしたり、というコミュニケーションが生まれやすくなります。日々のお買物で宅配便を利用することも多くなってきた昨今の生活スタイルでは、留守中の受け取りを相手世帯にお願いできるのも大きなメリットですね。

「基本的にはお互いの生活をしっかり分けておきたいけれど、折角近くに暮らすのだから相手世帯の気配を感じていたい」というご家族には玄関共有が向いていると言えます。

 


デメリット

キッチンや水廻りを共有する一部共用型二世帯住宅と比較すれば、互いの生活スタイル・生活音に気兼ねが要らないのが玄関共有になると思います。

しかしながら、仕事などで帰宅が遅くなりがちな子世帯が、玄関ドアを開閉する音で親世帯が目を覚ましてしまう、ということはあるかもしれません。

 

「玄関は共用にしたいけど、子世帯の帰りが遅くなるから・・」と迷われる場合には、勝手口を別々に設ける手段も有効かもしれません。出入りしやすく、施錠も可能な勝手口をそれぞれの世帯に設けておけば、日常的な出入りは玄関から、早朝や深夜の出入りは勝手口から、と用途を分けることで相手世帯への気兼ねを軽減できます。

 

 

3┃費用の相場は?


「完全分離型」・・・4009万円前後

「部分共用型」・・・3695万円前後 

(出典:2014年 注文住宅動向・トレンド調査)

 

玄関を含むすべての部分を分離する「完全分離型」は、ほぼ2軒分の建築費が必要となり高額な傾向です。これに対し「部分共用型」は、共用部分の設備を1軒分に抑えられるので、ややコストが低くなります。

「部分共用型」はどの部分を共用にするかによって価格の変動があるため、たとえばキッチンや水廻りを共用にする場合に比べると、玄関共用のみの場合はもうすこし費用がかかることが想定されます。

 

4┃間取り例


共用の場合

 玄関はひとつ、あとは基本的に別々のプラン。自然とお互いの気配を感じられる、安心の住空間。

それぞれのライフスタイルを尊重しつつ世間間の交流も大切にするため、玄関を共有にすることで実現した二世帯同居のプランです。

玄関共有型の二世帯住宅

玄関共有型の二世帯住宅

1F床面積:97.50㎡(29.50坪)
2F床面積:97.50㎡(29.50坪)
延床面積:195.00㎡(59.00坪)
総施工面積:209.05㎡(63.25坪)

 


別々にした場合

親世帯が1階、子世帯が2階の上下で完全別々のプラン。お互いの暮らしを尊重しつつ、必要なときにいつでも会えます。

息子夫婦との同居ということも考え、内部で行き来できない構造です。お互いが1階と2階のそれぞれに暮らす安心感と、独立性を持ち合わせるプランです。

玄関分離型の二世帯住宅

玄関分離型の二世帯住宅

1F床面積:99.15㎡(30.00坪)
2F床面積:97.50㎡(29.50坪)
延床面積:196.65㎡(59.50坪)
総施工面積:205.74㎡(62.25坪)

 

5┃お客様の事例


共有にされた事例:掘りごたつで家族団らんと過ごす二世帯住宅

家族構成:ご両親・ご夫婦・お子様3名

 7人の大家族が気持ちよく過ごすことができるように広くて明るい玄関になりました。
普段使いの靴を出したままにできるよう、仕切りが設けてあります。この仕切りがあるおかげで来客があったときにきれいに見えるようになっています。

玄関共有型の二世帯住宅

玄関共有型の二世帯住宅

玄関共有型の二世帯住宅

 


別々にされた事例:座敷でつながる、左右分離型の二世帯住宅

家族構成:ご両親・ご夫婦・お子様1名

ポストからアプローチが分かれそれぞれに玄関がある住まいです。室内の行き来は中心に設けた和室。程よい距離感と安心感を兼ね備えた間取りです。

玄関分離型の二世帯住宅

玄関分離型の二世帯住宅 

玄関分離型の二世帯住宅

玄関分離型の二世帯住宅

 

6┃まとめ


一言に「二世帯住宅」と言っても、完全分離か、一部共用か、一部共用にするとしてどこを共用するか、たくさんの選択肢があります。今回は、玄関を共用するか、しないかについて、そのメリットやデメリットをご紹介しました。一部共用型二世帯住宅のなかでは、比較的共用スペースが小さいのが「玄関共用」です。敷地の広さや予算、叶えたい二世帯の生活スタイルに合わせて、ぜひ検討してみてください。

 


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