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【施行事例付き】平屋だからこそ外観にこだわる、おしゃれで機能的なデザインにするには?

注文住宅

2022/07/15(金)

今、平屋の住宅を建てたいという人が若い人達にも増えています。従来平屋は、リタイアしたシニア世代が階段の昇り降りを考えて、後世のライフスタイルに合わせた住宅でした。しかし、今は「平屋」=「おしゃれ」という観点から若い世代にもアメリカンスタイルの平屋やシンプルモダンなイメージの平屋を望んでいる方が多いのです。
そんな平屋の外観にこだわり、おしゃれで機能的なデザインにするにはどうすれば良いのでしょうか?
今回は、平屋にフォーカスしたこだわりの外観について、おしゃれな平屋を建てたい方のヒントになるように解説していきます。

*もくじ*

1│外壁の素材や形状

2│屋根の形状

3│窓やドアの大きさや形状

4│ウッドデッキとテラス

5│事例紹介

6│まとめ

1.外壁の素材や形状

まず外観で最も目を引く面積の多い外壁の選択ですが、これはイメージしている外観スタイルから何を選ぶか絞っていくことが必要です。外壁は、その家の「ファーストインプレッション」に繋がるため白い外壁を選べば洗練されたイメージになり、黒を基調にした外壁はクールでスタイリッシュな印象を与えます。当然外壁材の質感によってもイメージや受ける印象が変わってきます。
どっしりと構えた平屋独特のフォルムには、どのような外壁がピッタリ来るのかそれぞれのイメージやテイストごとに見ていきましょう。

シャープでスタイリッシュな箱型の平屋

最近のトレンドである横長で箱型の平屋。グレーやブラック、あるいはホワイトなどモノトーンの色目の外壁がよく似合うフォルムです。少しマットな質感で上品な雰囲気を醸し出し、木目調のアルミ製ルーバーを玄関部分の目隠しに設置するとモノトーン色のベースに木目が映えインパクトのある外観を作り出します。ルーバーは金属的なアルミ色でも、メタリックな印象を与えるシャープなイメージで魅力的になります。外壁の素材は、バリエーションの豊富さと価格面から見ると継ぎ目の見えないタイプの窯業系サイディングでも良いでしょう。また、窯業系サイディングよりはデザインのバリエーションは少ないですが、ガルバリウム鋼板の金属サイディングもスタイリッシュでおしゃれです。色はやはりブラック、もしくはメタリックな金属色でもイメージに合います。

ナチュラル感のある木の平屋

自然の豊かな地域に建てるなら、羽目板の外壁を使用した外観が素敵な平屋が魅力的です。ウッドデッキを設けて自然に溶け込むゆったりとした空間を作り出します。羽目板の外壁は腐食するリスクが高いので、軒は長めに設計しておくと良いでしょう。羽目板の木の味わいは、年月とともに変化を楽しむことができる素敵な外壁です。

町屋風和モダンのイメージの平屋

町屋を意識した料亭を思わせる和モダンな雰囲気の平屋も素敵です。外壁は、杉板の表面を焼いて炭化させた灰黒色の焼杉板と漆喰風の白壁とのコンビネーションも魅力的です。ナチュラルな木の色とは、また違った印象を与えるクールであり重厚感も感じさせる独特の個性が光ります。メンテナンスも必要ですが、焼杉板も味のある印象的な外壁材です。

2.屋根の形状

平屋の屋根は2階建て住宅より低い位置にあるためよく目に入ります。それだけに平屋の屋根にはこだわりが欲しいところです。

外観のイメージによって屋根の形状も異なりますが、ダイナミックで印象的な存在感を出したいですよね。正面から見て前下がりの片流れの屋根などは、インパクトがあり屋根の存在感が印象付けられます。「魅せる屋根」を意識する場合にはこのような片流れの屋根形状が良いでしょう。
また、シンプルでスタイリッシュな箱型の平屋は、逆に屋根の存在感を無くしてしまう方が似合っていておしゃれです。正面から見た時に横長でキュービックなフォルムなので、前から緩やかに後ろへ勾配を取った脇役に徹する屋根も良いでしょう。その場合は、屋根勾配が緩くても施工できるガルバリウム鋼板の金属屋根材で立平葺きを採用しましょう。シルバー色のガルバリウム鋼板などが、どのようなイメージにも合うので人気です。

3.窓やドアの大きさや形状

平屋の建物は2階がないので、デザイン的には窓の配置と大きさに気をつけなければバランスの悪いデザインになってしまいます。平屋の場合は、採光も必要なためリビングやダイニングに設置する窓は出来るだけ高さのある大きな掃き出し窓を設置することです。開閉できる窓の上にFIX窓を採光目的に設置しても良いですし、とにかくリビングには大胆に大きな幅広の窓を付けると良いでしょう。理想は、フルオープンにできる窓を付けて、デッキやテラスを行き来できる様にすればおしゃれで機能的です。
また、中庭がある平屋であれば中庭からの採光や風通しが期待できるため、デザイン的にも窓の大きさや形状は変わってきます。あえて外側に大きな窓は不要になりますし、外壁で一面覆っている方がおしゃれなデザインを維持できるでしょう。
中庭のない平屋の場合は、中途半端な小さな窓をたくさん付けると見た目のデザイン性が無くなるので、リビングにメインの大きな窓を設置し、あとは必要に応じてできればデザイン性のある縦長のスリット感のある窓や横長の窓がおしゃれです。

4.ウッドデッキとテラス

全ての住まいがワンフロアで完結する平屋は、快適で住みやすいという特徴があります。家族の気配をいつも感じ、コミュニケーションが取りやすいのも平屋のメリット。そんな平屋にリビングから繋がるウッドデッキやテラスは素敵で魅力的です。リビングからフルオープンの窓を開けると、ウッドデッキで庭と繋がるテラスリビングが生まれます。家族や仲間とバーベキューを楽しむことや、ゆったり自然の風を味わいながらのティータイムなど使い方は自由です。平屋にとってウッドデッキやテラスは、なくてはならない存在なのかも知れません。

5.事例紹介

高台でオープンテラスダイニングを楽しむ平屋

景色の素晴らしい高台の広大な土地に、贅沢な平屋住宅を建築しました。リビング・ダイニングの大きな掃き出し窓から外に出るとオープンテラスがあります。L字型の平屋は、リビング、ダイニングどちらからもオープンテラスと繋がっており使い勝手の良い設計になっています。テラスも南向きで明るく、天気の良い日はテラスで1日風を感じていられます。みんなで楽しくバーベキューすることも出来ますし、ゆったりと香りの良いコーヒーを飲みながら読書するのも良いでしょう。空気の綺麗な高台なので、夜は星を見ながらくつろぐのも悪くありません。高台のオープンテラスダイニングは自分たちだけのプライベートスペースです。こんな贅沢な空間を実現できる素敵な平屋住宅なのです。

 

「平屋建てに見えない」をコンセプトにした平屋のお住まい

「平屋建てに見えない」コンセプトとは、小屋裏を広く贅沢に作った平屋です。一見2階建てかなと思うほどの高さのある建物、平屋なのに迫力のある存在感が印象的です。スタイリッシュなフォルムで、真っ黒のガルバリウム鋼板の外壁にオレンジの玄関ドアがとてもおしゃれ。
屋根には、目一杯太陽光パネルが設置され電気には不自由しないくらい発電しそうです。ダイナミックな片流れの屋根は、圧巻でシンプルなのに魅力的に見えます。南側には、子供が走り回れるほどの庭があり家族の楽しそうな笑顔が見えてきます。

6.まとめ

平屋の外観をおしゃれに演出するデザインについて解説してきました。平屋は、どこかひときわ目を引く存在感があります。ワンフロアで家族とのコミュニケーションも取れる素敵で魅力的な住宅なのです。注文住宅を検討している方は、自分たちのライフスタイルに合ったデザインで、個性的な平屋を建ててみてはいかがでしょうか。

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