リフォーム/古民家再生の施工事例

【古民家再生】セカンドライフを満喫するための古民家再生

リフォーム/古民家再生
古民家再生

愛知県一宮市 M様邸

LDK ①

以前は、食事をする部屋とくつろぐ部屋が別々だったので、不便に感じていました。もとの柱や梁はそのまま活かした上で、３部屋をＬ字型につなげました。建具も再利用ですが、空間によくマッチしています。広さが感じられ、ゆったりした時の流れる、生活の中心となる場所です。

LDK②

外観①

重厚感のある建物だったので、形はそのままにお洒落な外観にしたいと思っていました。外部は屋根、外壁共に全面改装となり、これまでとは見違えるくらいの美しい仕上がりとなりました。北側の木製格子が良いアクセントです。

外観②

和室

今の雰囲気は残しつつ少し手を加えたいと思っていました。和室はもとの天井材、欄間等をそのまま活かしており、もともとの落ち着いた雰囲気を残しています。

寝室

今の生活スタイルに合わせた「洋間」が欲しいと思っていました。もともと和室と裏縁側だったスペースを、ご夫婦の寝室にするために床をフローリングにしました。天井と厚鴨居、建具はそのまま活かしているため、洋室ですが和の雰囲気を併せ持っています。

階段

急勾配で、時折危ないと感じていました。ダイニングから上がる形になるため、桧の無垢材を使用して部屋の雰囲気に合うようにしました。勾配は以前よりゆるやかになり、上がりやすくなっています。

玄関①

広さは十分でしたが、建具や家具がバラバラだったのでまとまり感がありませんでした。玄関は４枚引き違い戸にして土間部分を広げ、内装も一新。新しい床材や珪藻土の壁に、再利用された格子の建具が合わさり、格調のある空間になりました。

玄関②

担当者の一言

ホームオーナー様のお悩みは、暖房器具をつけても20℃以上にならないくらいの寒さと、耐震のこと、そして段差の多さでした。これからもこの家に住み続けながらセカンドライフを満喫できるよう、今回の古民家再生となりました。耐震補強の補助金を受けられるくらいの補強工事を行い、生活スペースも断熱材の設置やペアガラスサッシへの取替え等をあわせて行なったことで、安心・快適に過ごせる「わが家」が完成しました。