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名古屋市 O様邸
広々としたリビングは、桧と調和した柔らかで上品な和モダンのイメージで仕上げました。 天井には白色系の木目調クロスを採用。 正面のアクセントクロスには、ベージュ地にゴールドの幾何学模様をあしらったデザインを採用し、桧とよくなじむ色合いながら華やかな大柄が、落ち着いた品の良さを感じさせます。
リビングでもパソコン作業ができるよう、桧のカウンターを一面に設置しました。 カウンター下の収納には書類や小物もたっぷり収納。桧の格子戸で目隠しすれば、すっきりとした空間に元通りです。 全体の床材にはフロアタイルを採用。和モダン系の色合いと相性抜群の黒の石目調デザインにしたことによって、各部屋の雰囲気は変えながらも、全体の統一感が生まれました。
既設の窓には新たに障子を設けました。優しい明かりで包みながら、空間をより一層和の趣へと変えてくれます。障子には和紙柄のアクリルプレートを採用。破れたら張替えが大変!という心配も無用です。
廊下からリビング・和室・ダイニングキッチンへは、仕切りを設けず、広く開放的にしました。 “輪”の回遊動線で、移動距離も短くなり、家事効率も上がります。
もともとは外部テラスであった空間に、和室を増築しました。 丸窓障子や竹入竿縁をあしらった勾配天井、漆塗り風のカウンターに濃紺のアクセントクロスを合わせ、茶室のような質素でありつつ趣ある和室を目指しました。 障子に柔らかく映る丸窓の陰影が、気持ちをほっと落ち着かせてくれます。
ダイニング・キッチンは深い色合いで統一し、料亭のような落ち着いた和モダンに仕上げました。ダイニングテーブルは、愛用されていたチェアに合わせてウォールナットの無垢のハギ板で製作。
物で溢れがちなテーブル周りは、収納計画にこだわりました。持ち物に合わせて計画した造作家具やセミオーダー家具で収納力をUP。すっきり片付いたダイニング・キッチンで作業もはかどります。
当初からの改装テーマであった「旅館のような佇まい」。家の顔である玄関は、訪れた人に心地良さを感じてもらえるような、和のおもてなし空間に仕上げました。 床は畳敷きにし、天井は網代調のクロスに竹入竿縁を組み合わせています。生活感を出さないために、物入扉には障子を使用しました。
洗面脱衣室は、使い勝手が悪かった動線をリノベーションで解消。 内装は黒を基調とし、正面のポイントにゴールド色のアクセントクロスを使用しています。また、床には洗い出し調のフロアタイルを貼り、非日常的な特別感が感じられる空間に仕上げました。
ダイニングのテレビ裏に設けた大容量の収納スペースは、家事楽の強い味方です。かさばる荷物をまとめて収納出来るので、急な来客でも困りません。慌ただしいお出掛け前の身支度も、一度にまとめて済ますことができます。
中古でご購入された洋風なお宅をリフォーム。お住まい当初から和の落ち着いた雰囲気に改装したいというご希望があり、今回のリフォームが実現いたしました。
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