リビング・ダイニング①

リフォーム前は閉鎖的な空間だったので、圧迫感がありました。DKと広縁との間の4枚引き戸を3枚引込戸にすることで、空間の繋がりと明るさの確保、壁を増やすことで耐震性も向上しました。また、部屋の形を長方形にし、小屋裏部分を吹き抜けにすることで空間の広がりを演出。南側の小屋裏ロフトからダイニングを望むことができます。造作建具は舞良戸のデザインで上部に灯り取りを採用しました。

リビング・ダイニング②

キッチン

以前は収納が少なく物が溢れて2世帯には少し手狭なサイズでした。対面キッチンにし北側の壁より光が入るように窓を配し、キッチンの背面に大容量の家電収納をご提案しました。また、造作カウンターは普段使いの食器、炊飯器やポットなどをダイニング側から使うことの出来るインテリア性の高い栗材の収納にしました。

外観①

建物の形はそのままに明るい雰囲気に変えたいと思っていました。築90年の重厚な外観。樹木に囲まれたお住まいは周りの自然の中に凛とした佇まいでした。和の雰囲気はそのままに白木の腰壁、白漆喰壁で明るさをプラスしました。

玄関②

トイレ

昔ながらの造りで、タイルのお手入れなど掃除が大変でした。2か所から出入りの出来るトイレは、ご両親の部屋から直接入れるように。また、床や壁材は水拭きの出来る素材をご採用頂きました。インテリア性も高い商材のため、自然素材とも相性がよかったです。

洗面スペース

もう少し見栄えの良い、手洗い場にしたいと思っていました。玄関ホールから望むこの手洗いは、意匠性の高い陶器鉢をご採用されました。東側に窓を設け、明るい空間になりました。

屋根裏

ご先祖様の荷物や、不要になった家具・雑貨などを収納する為だけの空間でした。設計段階では以前と同じ収納として使う予定でしたが、梁下の高さも取れたので、お部屋にもなるようにカーペット敷きにしました。ご親戚のお子様が楽しく遊ぶ空間として大活躍です。