加茂郡富加町、田園風景が広がるのどかな住宅街に暮らすT様は、去年秋に築45年のご自宅を改装されました。お父様の思い入れがあるこの家で、お母様の介護ができるようにと決断されました。

広い玄関スペースには手すりが付けられ、奥の飾り棚には季節の花が飾られています。ダイニングからリビング越しに見える庭園は窓枠に縁取られ、美術館の絵画のようだとお父様も満足されたそうです。家の気密性が上がり冬も暖かくなったことも、寒がりのお父様に嬉しいことでした。ご夫婦の寝室とご両親の寝室をバリアフリートイレを挟んですぐに配置することで、お母様に何かあったらすぐに駆けつけられるようにしました。お母様は、寝室のすぐ隣にトイレがあるため無理なくトイレに行けるようになったことを一番喜ばれました。

奥様のお気に入りは生活動線に沿って設けた収納スペースです。キッチン奥に設けた大型のウォークインパントリーのおかげで日々の調理が楽になりました。毎日使う小物はリビングの棚に、日用品のストックは階段下の収納スペースに整理しました。広い脱衣所には家族の下着用のタンスを設置し、下着以外の洋服は2階の6畳ほどのクローゼットにすべて入れています。これで、ご主人も奥様も衣替えが不要な上「どこに何があるか」が一目瞭然となり、生活上のストレスがとても減ったとお話しいただきました。

これまでは部屋数は多いものの、タンスなどの家具が所狭しと並んでいたというT様邸。今回のリフォームでデッドスベースをなくして収納場所を設けたので、家具が不要となり、一つ一つの部屋が広く感じられるようになったそうです。空いたスペースに、蔵で眠っていた陶器や花を飾るようになり、生活の質が向上したそうです。

「新和建設さんは要望に沿って建設的に話をしてくれます。『こんなこと言ったら悪いかな』とは思わずに聞いてみてください。工事に来られる業者の方もいい人ばかりで、とても気持ち良く家づくりができますよ。」と奥様は嬉しそうにお話しくださいました。（都筑）

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