田園風景に溶け込むシックなN様のご邸宅。モノトーンの外観に、あえて軒天材を省いた軒裏の垂木がアクセントになっています。

Q：田んぼの借景が和みます。中央の大黒柱もしっかりとした存在感を放っていますね。

田園風景に惚れてこの土地を購入したんです。リビング横の和室には縁側を作りました。普段は開放してリビングの一部になっています。家の中央に大黒柱を立てるのも私たちの希望でした。バスツアーに家族で参加して、どの山のどの木材を使うか選べたのは素敵な思い出です。カウンターの一枚板も残したい木目柄まで指定できました。無垢の床は子どもたちが寝そべっても安心ですね。

Q：開放感のある間取りの住み心地はいかがですか。

家族一緒にのんびりと過ごせる家づくりをこだわりました。家のどこでも家族が感じられるよう、1階は廊下を作らず、2階は吹き抜けに面した障子窓から子ども部屋の気配を伺える間取りになっています。1階は四方に窓があるため風通しがよく、2階も子ども部屋を引き戸にしたことで、扉を開放してもすっきりと見えます。夏は涼しく、エアコンをあまり使いませんでした。冬場もリビングのガス暖房一つで家全体が温まります。

Q：リビングのローテーブルを生活の中心にされているとか。

床でくつろぐのが好きなので無理にダイニングを作らず、リビングのお気に入りのローテーブルで家族そろって食事をしています。子どもたちに食事を急かす時は、カウンターテーブルが便利ですね。カウンター横に設けたスタディーコーナーは小学一年生になる長男が使っています。

Q：これから家づくりをされる方にアドバイスをお願いします

「これだけは譲れない」というぶれないこだわりを一つ、二つもつことが大切だと思います。新和建設の方は細かなこだわりも聞いてくださるし、プロの視点から、想像以上の提案をしてくれます。営業だけでなく、設計の方もよく話を聞いてくれました。