【グリーン紹介_06】シェフレラ・コンパクタ
注文住宅
2023/05/05(金)
住まいの豆知識
2023/05/05(金)
アイランドキッチンはおしゃれで開放的、皆さんが憧れるキッチンのタイプではないでしょうか。
存在感のあるアイランドキッチンはリビングダイニングの雰囲気もアップさせてくれます。
しかし、そんなアイランドキッチンでもメリットもあればデメリットもあるのです。特に開放感があるだけに収納不足になるという声も少なくありません。
今回はアイランドキッチンの収納術をメインに紹介していきます。
*もくじ*
そもそもアイランドキッチンとは、シンクやコンロ調理スペースが島のように独立しているタイプのキッチンのことです。
対面キッチンのひとつですが、ペニンシュラ型やI型、セパレート型やL型などのように壁に接していないのが特徴です。アイランドキッチンの周囲をぐるぐると回遊できる使いやすさも特徴といえるでしょう。
アイランドキッチン独自のメリットデメリットを見ていきましょう。
壁に接していないことや仕切りがないためキッチンの周りを回遊できる開放感があります。広々とした空間は、数人で料理を楽しむ家族にも使いやすいタイプです。視野が広く閉鎖的にならずコミュニケーションしながらキッチンに立てることもメリットのひとつでしょう。
キッチンの周囲を回ることができるため、動線の自由度が高く動きやすい空間になるのがメリットです。例えば冷蔵庫に飲み物を取りに行く際も料理をする人の邪魔になりにくいというわけです。
アイランドキッチンはレイアウトの自由度が高く好みのスタイルにデザインできます。例えばダイニングテーブルを横並びにするスタイルやカウンターにすることも可能です。
アイランドキッチンはキッチンスペースが広くないと作ることが困難です。間取りを確定するときにリビングなど他のスペースにしわ寄せがくる可能性があります。
アイランドキッチンは丸見えのキッチンスタイルなので、整理整頓しないと散らかった印象を与え、来客時などは気を使うことになります。
アイランドキッチンは開放感があるのは良いのですが、スッキリしすぎて収納不足に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。確かに吊り戸棚など余計な収納を加えるとせっかくのスタイリッシュなデザインが台無しになります。アイランドキッチンの収納は少しテクニックとコツが必要といえるでしょう。
キッチンの収納は家族構成やライフスタイルによってニーズの違いがあります。
家族が多い場合はそれだけ必要なものも増えてきます。また、調理器具の多い家庭や食器を多く使用する家庭など、料理の品数やこだわりがあればそのライフスタイルに応じて収納するものも増減してくるでしょう。
それぞれの家庭に応じて条件が違うので収納力は一つのポイントになります。
収納不足を感じるアイランドキッチンの効率の良い収納術を紹介します。
アイランドキッチンの基本的なポイントとしては、まずコンロ下と調理スペース下、シンク下を効率よく収納することです。キッチンそのもののスペースを最大限に活用することが重要ポイントです。
大きな鍋やフライパンなどコンロに使用する調理器具を中心に収納していきます。調理器具の量にもよりますが、出来るだけかさばる物とコンロに近いと便利な調理油などもすぐに取り出せて便利です。
調理スペースの下は食洗機が入ることがありますが、余った収納スペースには浅い引き出しと深い引き出しを上手く使って適材適所で収納を考えていきましょう。浅い引き出しは高さが必要のない箸やスプーン、フォークなどの小物を収納し、深めの引き出しには調理酒やみりん、醤油といったボトルの高さがある調味料関係を収納すると使いやすいでしょう。
シンクで使うものを主に収納しておくと使い勝手が良いです。例えば、ボールやザル、まな板や包丁もシンク下の方が洗った後に収納しやすくなります。
どのスペースに何を収納するのかは人それぞれですが、スペースに無駄なく効率の良い収め方を考えましょう。もちろん物を詰め込むだけではなく使いやすさも必要なので、レイアウトも上手く考えることが大切です。
アイランドキッチンは基本的にキッチン下の収納の中に収めると綺麗なデザインを維持できます。上手く収納するためのツールを紹介しましょう。
箸やスプーン、フォークなどを分けて収納できるツールです。これはキッチンに最初から付属されている場合が多いですが、自分が使いやすい物を選ぶことが大切です。
砂糖や小麦粉など粉物を収納するボトルです。引き出しに並べて使用し、安定しやすく取り出しやすい便利グッズです。
液体調味料など倒れやすいボトルを区切って収納します。倒れにくく取り出しやすくなるため仕切りがあると便利です。
食器は重ねて収納すると下の食器が取り出しにくくなります。同じ種類のボックスを購入し、縦に小分けして収納するとスッキリ取り出しやすくなります。特にお皿はディッシュラックに縦向きに収納すると収納量も増えるので良いでしょう。
フライパンやフライパンの蓋など、高さがない調理器具もフライパンスタンドなどを活用して縦向きに収納しましょう。重ねると取り出しにくいものは、基本的に縦向きが使いやすいでしょう。
キッチン下だけではどうしても収納しきれない場合は、アイランドキッチンの背面に収納を設置しましょう。アイランドキッチンのデザインを邪魔しない収納なら綺麗に整うのではないでしょうか。
アイランドキッチンのサイズはコンロ一体型とコンロ分離型がありますが、サイズはメーカーによって異なります。
ポイントはキッチンを真ん中に設置した場合に、周囲に人が移動できるスペースを確保することです。一般的には人が通れるスペースの必要幅は60cmといわれていますが、余裕を持って80cmは確保するのがベストです。
また、キッチン前は引き出しを引き出すスペースと数人が動きやすくするために1m以上は欲しいところです。
広いに越したことはありませんがその辺りのサイズを意識して設計をしましょう。
レイアウトはダイニングテーブルをどの位置に配置するのかがポイントになります。
最近では食器の持ち運びを楽にするために、アイランドキッチンと横並びにするレイアウトも人気です。またキッチンからダイニングテーブルを離して、完全に周囲を回遊できるようにする場合もあります。
他のスペースが狭くならないのか
周囲を回遊できるスペースがあるのか
収納量は足りるのか
以上のチェックポイントをクリアすればアイランドキッチンも夢ではありません。
アイランドキッチンはおしゃれで開放的、存在感のある素敵なキッチンです。
しかし、それなりのスペースが必要であったり収納力が低かったりとデメリットもあります。
今回の記事でお伝えした収納術を上手く活用して、憧れのアイランドキッチンを実現させましょう。
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