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リフォーム会社が決定したら、次は契約。「話も聞いたし、いろいろ調べたから大丈夫!」と契約書に確認なしで印鑑を押すと後悔してしまうことも・・・。
最後まで、しっかりと確認してから契約を結ぶことが大切です。今回は、リフォームの契約の際の注意点をご紹介いたします。
*もくじ*
リフォームをする際は、契約書を交わすことが大切です。小規模な工事では契約書がない場合もありますが、200万円を超える工事では必ず契約書を交わすようにしましょう。
口頭では勘違いや誤解して進めてしまうこともあります。また、工事が終わり、依頼した工事内容と実際の工事内容が違っていた場合、契約書がないと依頼内容を証明することができません。このような、トラブルを避けるためにも契約書は必ず交わすようにしましょう。
「契約書を作成してもらったから大丈夫。」ではありません。契約書は、説明を聞いてすぐに署名や押印するのは避けましょう。多くの契約書は、リフォームの細かな内容まで記載されていません。契約書の他にもリフォーム工事をするにあたって必要な書類は多く存在します。書類がすべてそろっているか、書類の内容に不備や間違えがないか。確認してから押印をするようにしましょう。
契約書に押印をしたら支払いの義務が発生します。契約書を預かるかコピーをもらうと、内容を確認する時間が作れます。書類の中でよくわからないことがあったらリフォーム会社に確認をしましょう。細かく、一つ一つチェックするには時間もかかりますが、納得のいくリフォームをするために内容をしっかり確認してから契約をしましょう。
契約内容に少しでも納得できないときは、契約書に押印しないようにしましょう。
見積もりを出してもらい、契約書まで作成してもらったのにここで断るのは申し訳ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、少しでも変更してもらいたい箇所があれば遠慮せずに申し出ることが大切です。リフォーム工事は小さくても大きくても高額な費用がかかります。納得のいく工事にするためには、妥協しないようにしましょう。
☑工事請負契約書
工事費用の総額、支払い方法、工事の期日、ご依頼者名などが記載された書類。
☑工事契約約款
契約・条約などの取り決め。
☑見積書
工事にかかる詳しい費用が記載された書類。設備の名称や材料の数量等費用の内容、内訳がわかる。
☑設計図面
工事内容を図で表したもの。部屋や設備の配置、電気や水道の配線等が記載されている。
☑仕上表
床の木の種類、壁や天井の素材。どんな材料を使用するのか、工法を行うのかが記載された書類。
「工事請負契約書」は工事費用の総額、支払い方法、工事の期日、ご依頼者名などが記載された書類です。どの項目も重要な書類になりますので、しっかり確認しましょう。
はじめに、契約書と見積書を比較し、金額の相違がないかを確認しましょう。最終の見積もりは保管しておき、契約書の金額と見比べましょう。
次に、工事の期間が明記されているか、日程は希望したものとあっているかを確認します。日程は余裕をもって組まれて、無理はないかもチェックしましょう。
料金の支払いは、リフォームの規模や会社によって異なりますが、分割するのが一般的です。事前の打ち合わせで決定した支払方法・支払い時期・支払金額と差異がないかを確認しましょう。
リフォームの名義は多くの場合、建物の所有者の名義で工事を行います。100万円を超える工事の場合、建物の所有者とリフォーム工事の名義が異なると贈与税がかかります。その他にもローン控除の面で不利になることも・・・。名義は事前時リフォーム会社に相談した上で決定しましょう。
施工会社の社名、住所、社印など確認し、押印されていることを確認しましょう。日付は工事が遅れた場合、損害賠償にもかかわってくる場合がありますので、ちゃんと記載されているか確認しましょう。
工事に関する決め事を記載したものが、「工事請負契約約款」です。小規模のリフォーム工事の場合、契約書と約款が簡易的にした書類になっている会社もあります。
約款には、工事の追加や変更の場合の決め事、支払いについての決め事、工事内容に変更があった場合の決め事、工事が遅延した場合の決め事、個人情報の取り扱いについて、クーリングオフについてなど記載されています。
後からトラブルにならないように契約の前にしっかりと読み、分からないことはリフォーム会社に質問しましょう。
「リフォームは工事してみないとはっきり分からないから、大体の見積もりで工事をスタートしてもしょうがない。」なんて思っていませんか。リフォームでも細かく工事に内容を決めて見積もりを取ることが大切です。大まかの見積もりで工事を進めてしまうと、後から追加される費用が大きくなり、予算と合わない。というトラブルも少なくはありません。工事内容がしっかりと決まった見積をとるようにしましょう。
最終確認の際は、工事内容と見積もりが一致しているかを確認しましょう。
リフォームの工事では「新しくする部分」と「そのまま残す部分」が存在します。設計図面が希望通りの工事内容になっているか確認しましょう。小規模のリフォームの場合、設計図面が不要なこともあります。その場合でも電気やガス、水道等の配線に関わることがあるので、リフォーム会社に確認することをお勧めします。平面上の図面ではイメージできない場合、会社によっては3Dの図面を作成していますので、依頼会社に尋ねてみましょう。立体的な図面を見ることでよりイメージがしやすくなります。
仕上表では使用する材料と、床の貼り方・壁の塗り方などの工法、キッチンやトイレなどどんな設備を入れるのかを確認します。契約書には工事の詳細まで記載がされていません。そのため見積もりや図面、仕上表で工事の詳細を確認していきます。
床の場合、木の種類は何か、縦に貼るのか横に貼るのか、木の幅はどのくらいか。壁の場合、クロスなのか、塗り壁なのか。どこのメーカーのどんな商品の品番は何かまで記載されています。確認をするときは、メーカーのカタログと一緒に確認すると間違えがあったときに気づくことができます。
品番は間違っていると色や商品、機能、素材などが変わってしまい、値段にも影響する場合もあるので、品番は一つ一つ照らし合わせて確認しましょう。
リフォームの契約では、契約する時点でしっかり計画が組まれている状態にすることが最も大切です。工事内容が曖昧なまま契約し工事を始めてしまうと、予定していた希望通りのリフォームにならないことも。工事内容が変更する前提で進めると費用が膨らんでしまい後悔してしまうことも少なくありません。
契約書はあらかじめ追加工事が発生しないよう、完全に計画されている状態で、契約書を作成してもらうようにしましょう。リフォームでは元の住まいを残しながら工事を進めます。リフォームの規模にもよりますが、リフォームの場合、事前に住まいの状況を検査してから工事内容が決定するので、打ち合わせ期間が長くなることがあります。それは失敗しないリフォームの為の必要な時間です。
どうしても追加工事が必要な場合もありますが、契約の時点では完全な計画を組んだ内容の「工事請負契約書」になっているか。その内容と一致した「見積書」・「設計図面」・「仕上表」になっているかを確認しましょう。そして決め事が書かれている「工事契約約款」を確認した上で、契約書に押印し契約を結びましょう。
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