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2021/07/01(木)
リフォーム・古民家再生
2021/07/01(木)
毎日が慌ただしく過ぎていく子育て期。その時期ならではの子どもの成長を肌で感じながら、すこしでも有意義に楽しく暮らしたいですよね。共働きや家事の傍らで子育てをたのしむ余裕を手に入れるため、住まいのリフォームを検討されるご家族も増えています。
今回は子育て世帯にフォーカスし、子育てを快適にするためのリフォームをご紹介させていただきます。
*もくじ*
家事などのために一日のうちで留まる時間が長いのがキッチンです。そんなキッチンでの作業中にも、リビングで過ごすお子さまの様子を見守ることができる対面キッチンは、子育て世帯にとても人気が高くなっています。
作業中、ほかの部屋に対して背を向ける状態になってしまう壁付けキッチンに対して、目線が他の部屋にも移しやすい対面キッチンは、やはり子育て世帯の強い味方になるでしょう。リビングなどで遊んでいるお子さまにとっても、キッチンに立っている親御様の表情が見えるのは安心感に繋がりますし、お互いに声を掛けやすい雰囲気になると思います。
また、火や刃物など危険の多いキッチンにお子さまが立ち入らないよう、ベビーゲートを設置されるご家庭も多いと思います。壁付けキッチンの場合、スペースがオープンになってしまうため設置場所の確保が難しい場合があります。対面キッチンの場合は、キッチンシンク(カウンター)と壁に挟まれたクローズな空間になるので、ベビーゲートの設置にも向いています。
長くなりがちなキッチンでの時間。たとえ片手間になってしまっても、お子さまの様子を見ながら、またお子さまとのおしゃべりを楽しみながら作業を進められれば、家族時間として大切なひとときになりそうですね。お子さまが自ら進んでお手伝いをする習慣にも繋がるでしょう。独立式のキッチンや壁付けキッチンで子育てに奮闘されているご家族様は、対面式キッチンへのリフォームをぜひ検討してみてくださいね。
キッチンのリフォームでは、通路の幅にも注目してみてください。キッチンで誰かが作業中に、ほかの家族が背後にある戸棚や冷蔵庫の物を取り出す、というシチュエーションは比較的多く発生すると思います。また、お子さまに料理や後片付けのお手伝いをお願いすることもあると思います。お子さまが成長したら一緒に料理できることに憧れている方も多いでしょう。
キッチンに立つ「一人」にとっての作業性を重視しがちですが、キッチンに複数の家族が立つことも想定しながら、通路幅や家具の配置を検討することをオススメします。
キッチン以外の部屋も合わせてリフォームを検討される場合は、ぜひ家事動線を考慮した間取りを取り入れてみましょう。
キッチンで食事の準備をしながら洗濯をするなど、家事は同時進行で進められることが多くなります。とくにお子さまが小さいうちは、洗濯やお風呂場を使う回数も多くなりがちです。
一般的に、キッチンから洗濯室や浴室への移動距離が短くなるような間取り、回遊性の高い間取りは、家事を効率化するのに適していると言われています。また、キッチンの一角にフリースペースを設けておくと、お子さまが宿題をする場所にしたり、パソコンを置いて調べものをする場所にしたりと、多用途に使うことができます。
家事を進めやすい間取りは、ご家庭ごとの好みや事情で異なると思います。たくさんのサンプルを見て、ご自身の生活パターンをイメージしながら、わが家ならではの家事ラク間取りを手に入れてくださいね。
ショールームやカタログで見たおしゃれなキッチン、「これがいい!」と一目惚れしてしまうこともあると思います。そんなときはぜひ一呼吸して、日々の作業性・メンテナンス性をチェックしてみてください。
毎日長い時間を過ごす場所だからこそ、デザインを含めお気に入りを選ぶことは家事のモチベーションにも繋がるのでとても大切です。でも、お手入れに時間がかかってしまって、お子さまと過ごす時間を十分に確保できなくなってしまっては本末転倒ですよね。
料理の作業をするワークトップ、コンロ、シンクや蛇口など、それぞれにたくさんの素材や形状があります。デザイン性とメンテナンス性をバランスよく両立できるものをじっくり吟味してください。
子育て世帯のリビングリフォームでは、一角に畳スペースを設けるのがオススメです。とくにお子さまが小さい頃は、ハイハイの練習をしたり、お昼寝をしたりするのに、畳の柔らかい質感が適しているので重宝するでしょう。ただし和室によく用いられるふすま、障子などの建具は、お子さまが破損してしまう可能性が高いので避ける方が良いかもしれません。
子育て期を終えたあとも、客間として使用したり、洗濯物の一時置き場にしたり、床座で家族がのんびりと集まって寛げる場所にしたりと、多目的に使えるのも魅力です。
最近ではリビング学習の効果の高さが注目されてます。子ども部屋など一人の空間で学習をするよりも、生活音や家族の声がする環境の中の方が能率が上がると考えられていること、さらに勉強の疑問点などをすぐに親に尋ねられる点でも、そのメリットが注目されています。親にとっても、子どもが目の前で勉強に取り組む姿を見られる安心感があり、習熟度も把握しやすいので、コミュニケーションのきっかけになりそうですね。そんなメリットがいっぱいのリビング学習を定着させるために、リビングの一角に学習スペースを設ける方も増えています。
ダイニングテーブルやリビングテーブルとは別に、子どもが椅子に掛けて使用するのにちょうどいい高さでデスクを造りつけるとともに、可能であれば学習用品を収納できる棚も整えるとお子さんにとっても使い勝手のよい空間になるでしょう。
将来子どもが成長したあとも、親御さんの趣味スペースや家事スペースとして活用できる有効性の高さも魅力ですね。
子育て世帯のリフォームでは、洗面所やリビング、2階の階段ホール等の室内に、洗濯物干しスペースを設けることが大変オススメです。
洗濯物を干すのはベランダや庭、という固定観念はありませんか?子育て世帯にとって、毎日の生活は本当に慌ただしく、どれだけ時間があっても足りないほどだと思います。そんな忙しい毎日のなか、洗濯物への気掛かりが少しでも軽減できれば、家事ストレスを減らすことにも繋がるはずです。昇降機能のある室内物干しを設置すれば、不要なときは片付けてすっきりさせることもできます。ぜひ検討してみてくださいね。
子どもの安全を守る観点で、ドアのリフォームもオススメです。
■ ゆっくり閉まるタイプの引き戸・・・子どもが指を挟むのを防ぐことができます
■ ドアノブがないタイプのドア・・・子どもの目線~頭の位置にあるドアノブを無くすことで、けがのリスクを低減します。
■ 上吊りの引き戸・・・軽くて操作性がスムーズなので子どもの力でも開閉しやすくなります。
このような工夫のあるドアは、高齢者との同居でも有効と言えます。子どもが成長した後の暮らしにも役立つので、ぜひ考えてみるとよいでしょう。
リフォーム前のお住まいは、ダイニングにいる家族と背中合わせになってしまい、家事に忙しいママは、家族と会話することもできませんでした。和室4間とダイニングキッチンを、大空間のLDKにリフォームしてキッチンは対面式に。家事の合間に家族の笑顔を見られるようになって、明るい一家団らんの中心となるキッチンに生まれ変わりました。
独立型のキッチンだったので、食事の支度を始めてしまうと家族の気配を感じることはできませんでした。元の住まいで使用頻度の低かった和室の空間をリビングと一体にして、キッチンからの視界を大きく広げたことで、お子さま・ご家族の気配をいつでも感じられるLDKになりました。一角に設けた畳スペースは、家族がのんびりくつろぐ空間として重宝しています。
キッチンだけが独立した空間になっていたので、料理をしている間は家族とのコミュニケーションがとれなくなってしまうのが悩みの種になっていました。元の住まいから残した立派な丸太梁の下に、対面キッチンを設えたことで、いつでも家族の笑いが絶えない明るいLDKになりました。
いかがでしたか?今回は子育て世帯にオススメのリフォームをご紹介しました。
住まいの在り方は、ライフステージとともに変化していきます。子どもの日々の成長を喜び、子どもとの時間を大切にしたい「子育て期」には、それ以外の家事への向き合い方を少し変えることが必要なのかもしれません。よく使う部屋・場所のリフォームも、その選択肢の一つになると思います。
今回の記事がみなさまの子育て期において、またリフォーム計画において、お役に立てましたら大変うれしく思います。
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