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快適な寝室づくりはお家づくりと一緒に!ポイントや注意点を紹介

住まいの豆知識

2022/04/21(木)

新築で家を建てる際やリフォーム時に、寝室はどこに作ればいいのかと間取りを考えている方も多いのではないでしょうか。
どの位置にどのような形の寝室を作るのかによって、快適性や使い勝手が変わってきます。
寝室は人生の3分の1を過ごす場所で、家の中で滞在する時間はとても多い場所です。

今回は、安眠できる寝室の間取りの作り方と快適に過ごすポイントについて解説します。
睡眠は一日の疲れを癒やし健康維持には大切な時間、そのために寝室の環境を整えて良質な睡眠を実現しましょう。

*もくじ*

1│寝室を心地よい間取りにするための条件

2│寝室の広さについて

3│寝室の間取り事例

4│寝室の失敗例

5│寝室のアイデア

6│まとめ


1.寝室を心地よい間取りにするための条件

快適な寝室

寝室を心地よい間取りにするための条件は、光、音、プライバシーの3つのポイントがあります。
それぞれ解説していきましょう。

光の影響を考える

寝室は窓が設置されている方角によって光の入り方が変わります。その結果、寝室の環境が変わってしまうのです。
東向きに窓があると朝日が差し込み目覚めるには良いのですが、夏場は日差しが強いのでまぶしさと明るさで必要以上に早く目が覚めてしまう可能性があります。反対に西向きに窓を設置した場合、夏場は西日が入り込み室内に熱がこもりやすくなり夜まで暑さが残ってしまいます。北向きであれば直射日光があたらないため、夏の暑さは比較的過ごしやすいですが冬場は寒いでしょう。反対に南向きは、冬暖かく夏の暑さは厳しくなります。

それぞれメリットとデメリットはあるので、どの方角に窓を設置すれば理想的かは、その人の好みと周辺の状況にもよります。
寒さに弱い人は、南の方角に窓を設置するなど理想と照らし合わせて検討するのがおすすめです。どちらにしても光に関しては人それぞれの好みがあり、光を遮りたい場合は遮光性のあるカーテンやロールスクリーン、雨戸シャッターを閉めるなどで調整しましょう。また、外灯や周辺の光が気になる地域にお住まいの方は、それを避けた位置に寝室を作る方が良いでしょう。寝室を睡眠をとるためだけの部屋とするのか、昼間に明るい部屋が良いのかによっても変わります。目的に応じて寝室の間取りを考えていくことが重要です。

音の影響を考える

寝室が車のよく通る道路に面していたり、人通りが多い場合はできるだけ離れた場所に寝室を作りましょう。
睡眠中の音はとても気になり、障害になる可能性があります。車やバイク、人の話し声は思った以上に睡眠の邪魔をするものです。そのためできるだけ静かな位置を選ぶことをおすすめします。また、トイレなど水回りから離れた位置にするのも良いでしょう。キッチン、浴室、洗面、洗濯機、トイレそれぞれに音が出るものです。休日にもう少し寝たい時など、家事の音が気になったり夜中にトイレを流す音がうるさかったりします。できるだけ水回りから距離をおいて間取りを考えましょう。

プライバシーを守る

寝室は外からあまり見えない位置に作るのが良いでしょう。プライバシーを守り、防犯上の観点から見ても道路や隣家の窓からの視線が届かない位置がベストです。カーテンを開けた際に、道路を歩く人の視線や近隣の人と目が合うと何となく嫌なものです。どうしても視線が合いそうなら、窓を目線より高い位置に設置しましょう。


2.寝室の広さについて

寝室の広さ

一般的に寝室の平均の広さは、夫婦2人で8畳前後です。一人ずつ寝室を作る場合は、4.5〜6畳あれば十分ではないでしょうか。シングルベッドを2つ並べるのか、キングサイズ1つ配置するのかベッドのサイズによっても変わってきます。

また、夫婦共有のウォークインクローゼットを作るのか、壁面一面に通常のクローゼットを作るのかによっても寝室の広さが変わってきます。収納する洋服の量や夫婦のライフスタイルを考えて寝室を1つにするのか2つに分けた方が良いのか判断すると良いでしょう。例えば、共働き夫婦で帰宅時間にズレがあり就寝時間や起床時間が違ったり、エアコンの室温調節やイビキなどで夫婦喧嘩になるぐらいなら2つに分けるべきです。そうすれば、クローゼットも1人分ずつ、それぞれ必要な量が収納できるスペースで作っておけば問題ありません。

どの部屋もそれなりに広い方が良いですが、睡眠だけが目的なら適度にコンパクトな方が冷暖房も効きやすく電気代の節約にもなります。家全体の延べ床面積も考え、他の部屋とのバランスも考慮した間取りを考える必要があります。


3.寝室の間取り事例

寝室間取り

人によって寝室をどう演出するかは違い、一口に快適な空間といってもそれぞれ意見は異なります。
寝室のさまざまな事例を紹介しましょう。

自然光を存分に浴びることができる大開口の寝室

朝日を浴びて爽やかな目覚めを感じる空間にする間取りです。大きな掃き出し窓を設置することで、自然光が絶え間なく降り注ぎます。
明るい寝室をイメージした間取りですが、夏の朝は眩しく暑いというデメリットがあります。寝室でも光と風を存分に味わいたい人には、最適な間取りではないでしょうか。

光と音を遮り間接照明にこだわりを感じる寝室

寝室は余計な光を遮り、できるだけ静かな音の無い状況にした間取りが理想的です。
人によっては、光や音に邪魔されずにゆったりとストレスなく睡眠を取りたい人もたくさんいるでしょう。もう少し寝ていたいのに夏の早朝、日差しが眩しく睡眠の邪魔になることもあります。また夜間にバイクや車の騒音が気になって、早く寝たいにもかかわらず眠れなかったりではストレスが溜まります。この要望には、窓の大きさをできるだけ小さくし、トリプルガラスのサッシを採用しましょう。断熱性はもちろんですが、遮音性や直射日光も軽減できます。リフォームする場合は、二重サッシで内窓を設置するのも良いでしょう。


4.寝室の失敗例

寝室失敗例

寝室の間取りを考える上で、それぞれの家族のライフスタイルに合った寝室にしなければ後悔します。
一般的によくある失敗例を紹介します。

間取りに関する失敗例

やはりよくある失敗例は、音の問題です。道路に面して車の騒音がうるさい、トイレを真横に作ったばかりに毎回水を流す音が気になるなどで睡眠に支障をきたすケースがよくあります。光は遮光カーテンや雨戸シャッターなどでカバーできますが、音だけは防音リフォームをしないと解決しません。そのため寝室は静かな環境を維持できる間取りにしなくてはならないのです。

照明の失敗例

寝室の照明をダウンライトにする失敗例があります。ダウンライトは、おしゃれで綺麗なのですがベッドに寝た場合、電球が直接目にあたるためまぶしい時もあります。通常は上を向いて歩くことはありませんが、寝るときは上を向いてライトの光が目に入り安眠を妨げてしまうこともあるので注意が必要です。最近ではダウンライトも調光調色タイプがありますが、本来は全体を明るく照らせるシーリングライトがベストです。シーリングライトは、調光調色できるタイプもあり、リモコン操作ができるため非常に便利です。どうしてもダウンライトが良い場合は、数を少なめにして口径が小さいものを選び、調光調色できるタイプを選択しましょう。間接照明を上手く使えば、ダウンライトの数量を減らして素敵な空間に演出できるでしょう。


5.寝室のアイデア

寝室成功例

寝室は快適な睡眠を求められる癒しの空間です。リラックスできる環境にするためのアイデアを紹介します。

寝具にこだわる

枕やクッションをたくさん置いて、ホテルライクな空間に仕上げるアイデアです。メインの枕にクッションを上手く利用し、高さを調節したり読書時の背もたれにしたりと自由にカスタマイズしましょう。また、肌触りの良いベッドリネンを使用し、季節に合わせた素材を選ぶのもおすすめです。自分の好みに合わせて、肌に心地良いもので包まれるとぐっすり眠れます。

間接照明で優しい光を

寝室に間接照明を上手く取り入れましょう。温かみのある電球色を天井や壁を利用して優しく照らすと、心が安らぐ空間を演出できます。また、スタンドライトなどの置き型照明や、壁付けのブラケットライトなどで間接照明を楽しめます。

観葉植物や香りで演出

寝室に観葉植物を置くと視覚で癒されますが、空気を浄化させる役割を果たしてくれます。室内の空気が浄化されると癒しとリラックス効果で安眠に繋がります。管理もしやすく、カーテン越しの自然光で育つため扱いやすく手軽に楽しめるのでおすすめです。また、スティックタイプのリードディフューザーなどを置いて、アロマの香りを漂わせるのもリラックス効果があり良いのではないでしょうか。


6.まとめ

安眠のできる寝室の間取りを作る方法を解説してきました。寝室の好みは人それぞれですが、誰しも安眠を邪魔されない空間づくりを理想としています。特に遮光性と遮音性は重要で、快適に睡眠が取れることが必須条件となります。素敵な間接照明や観葉植物で演出し、お気に入りのリネンと香りで安眠を手に入れましょう。

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