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キッチンの窓はメリットがたくさん!失敗しないポイントとは?
キッチンに窓って必要?
キッチンに窓をつけると換気や採光などの機能面はもちろん、デザイン面でもメリットがあります。
今回はキッチンの窓についてメリットや失敗例、解決方法をご紹介いたします。
※弊社施工例
もくじ
・電気代削減
・換気
・スペース
1│キッチンに窓があるメリット
※弊社施工例
メリット①電気代削減
窓があると日中は明るく、照明無しでも自然の明るさを確保できます。そして、窓を開ければ空気の入れ替えをすることが出来るので換気扇の使用時間を抑えられ、電気代を節約することが出来ます。
メリット②換気
キッチンに窓を設けることで、風を通すことが出来ます。キッチンにこもりがちな匂いや煙を効率良く換気することが出来ます。換気扇は室内の空気を外に排出してくれますが、窓から入る外のきれいな空気はやはり気持ちが良いですよね。
メリット③広く見える
キッチンに窓がない場合、キッチンに自然の光が入らず、暗い雰囲気となってしまうことがあります。また、圧迫感を感じせまい印象を受けてしまうこともあります。しかし、キッチンに窓を設ければ、キッチンの広さを変えることはできませんが、開放感を与えることができ、キッチンの圧迫感も解消され、広く見せることができるようになります。特に、目線の高さに窓を設けることで、視界に奥行きを作ってくれるため、より効果的に開放感を感じることが出来ます。
2│キッチンに窓を付けた時の失敗例・解決法
※弊社施工例
失敗①直射日光で暑い
日当たりをよくするためにと窓を設けてみたら日差しが暑すぎるなんてことも。特に夏場はキッチンに立つのが辛くなってしまいます。窓の位置によっては直射日光があたり食品が傷んでしまうかもしれません。
解決策①
設計の段階でキッチンの方角や、日光の入り方を確認しておきましょう。また、カーテンやロールカーテン、ブラインドを取り付けて日光を調節しましょう。しかし、コンロ周りの窓には可燃性のカーテンなどの商品を取り付けることは、火事の原因になり得るので控えましょう。
失敗②収納スペースがなくなる
窓のような開口部を多く設けてしまうと壁のスペースがとられてしまい、収納家具を置くスペースが無くなってしまいます。
解決策②
窓計画と一緒に収納計画もしましょう。
せっかく窓を設けたのに、家具で遮られてしまうことのないように窓の配置計画は慎重に行いましょう。
失敗③お隣も新築でお互いの窓が向かい合わせに
新築でお家を建てることになり、希望箇所に窓をつけてもらうことに。しかし、お隣さんも新築を建設中。いざ、完成したらお互いの家の窓が向かい合わせについてましたなんてことも…
向かい合わせについてしまった窓は、丸見えになってしまうためほとんどカーテンなどを開けることが出来ません。
解決策③
お隣に工事中の建物がある場合や、空き地がありこの先、隣家が建設されるかもしれない場合には、建設されうる別の方角に配置した方が無難です。特に、リビングや子ども部屋の窓を考える際には注意しましょう。
3│キッチンに窓を付けるときのポイント
※弊社施工例
ポイント①窓の役割を決めましょう
採光・換気・眺望・デザイン性という窓の役割のなかで、重要視するものを明確にしましょう。「光を取り入れながら、換気もしたい」など目的が複数あっても構いません。重要視する役割の優先順位を決めておくと窓のサイズや位置が決めやすくなります。
ポイント②窓の役割に合わせたサイズと場所を考えましょう
窓の役割を考えたら、次はサイズと設置場所について考えましょう。
目的 | サイズ | 設置場所 |
換気 | 小さめ | 風通しの良い位置 手が届きやすくお手入れのしやすい位置 |
採光 | 大きめ | 効率よく光が取り込める位置 強い直射日光が入らない位置 |
デザイン性 | 大小さまざま | キッチンレイアウトに合わせて検討 |
眺望 | 大きめ | 景色が見やすい位置 道路や隣の住宅と面していない位置 |
ポイント③キッチンカウンターや吊戸棚との位置関係を考えましょう
キッチンカウンターや吊戸棚の位置によっては、希望通りの場所に窓を出来ない場合があります。どのくらいの大きさのものを、どの位置に取り付けることが出来るのかしっかり確認しておきましょう。
4│キッチンに窓を付ける上での注意点
※弊社施工例
注意点①窓から見える景観を意識して窓の配置を考えましょう
外観のデザイン性や間取りのみを考えて窓を配置したら失敗したというケースも少なくありません。大きな窓から見える景観がいまいちだったり、外からの目線が気になってしまうキッチンでは落ち着いて家事をすることも出来ません。キッチンから見える外の景観が駐車場やゴミ置き場では気分も上がりません。窓によって切り取られる景観を意識して窓の高さや位置、サイズを検討しましょう。
注意点②風の取り入れ方を考えましょう
キッチンにせっかく窓を配置するなら、風の通りも意識して窓の配置を考えましょう。リビングからダイニング、キッチンへと風が通るように窓を配置すれば、家事の際に心地よい風を感じることが出来ます。窓から見える景観だけではなく、風の通り道を考えながら窓の配置をしましょう。
注意点③食材に直射日光が当たらないようにしましょう
キッチンに窓をつけると、直射日光が室内に差し込みます。食材を保管するパントリーに窓を配置してしまうと、直射日光が差し込み食材が傷む原因になってしまいます。特に、夏場の南西方向からの日差しは強く注意が必要です。また、西側に大きな窓を配置すると夏場の夕方から夜にかけてキッチンが高温になります。日光が入りやすい方角に窓を配置する際は、日差しを遮るカーテンをつけたり、窓面積を小さくしましょう。
5│まとめ
※弊社施工例
毎日使うキッチンは気持ちよく過ごせる場所にしたいものです。そのためには窓の目的を明確にして、お家の立地や使い勝手も考慮しながら、デザインや配置を決めましょう。気持ちよく過ごせるキッチンを実現するためにぜひ、とっておきの窓を設けてみてはいかがでしょうか。
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