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【アイデア事例】寒い家を暖かい家にしたい方へ!断熱リフォームの知識や費用について詳しく解説

リフォーム・古民家再生

2021/03/18(木)

リフォームを考えている方の中で、最も多い困りごとが家の中の「寒さ」です。

昔の住まいは、夏を涼しく暮らせることを重視して、風通しの良さを追求していました。しかし暮らしを取り巻く環境や日本の気候の変化に伴って、人々の暮らしも大きく変わり、「窓を大きく開けて涼を得る」というのは、現代の暮らしではあまり現実的ではないのかもしれません。また、風通しの良さは、冬の寒さ・暖房の利きの悪さの要因にもなります。

今回は、夏涼しく、冬暖かい快適な暮らしを手に入れるための「断熱リフォーム」について、ご紹介させていただきます。

 *もくじ*

寒さの原因別 リフォーム例と費用

2┃実例紹介

3┃まとめ

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1┃寒さの原因別 リフォーム例と費用


家の中で寒さを感じる原因はさまざまです。すきま風が入って物理的に寒く感じるケースもあれば、壁や床がひんやりと冷たくなって寒く感じることもあります。

ここでは寒さの原因が「窓の場合」「床の場合」「壁の場合」の3つについて、リフォームによる対策の方法と費用をご紹介します。

窓が原因の場合

保温性能や遮熱性能を持たない一般的な窓ガラスは、外の冷気を室内に通しやすく、室内の温かい空気を外に逃がしやすい性質があります。また、窓とサッシ(窓枠)のわずかな隙間から空気が出入りすることもあります。

家族みんなが集まって冷暖房を使用し、掃き出し窓など面積の大きな窓が設置されていることの多いリビング・ダイニングは、とくに窓まわりの寒さ対策が重要になります。

カーテンを厚手のものにしたり、専用のテープなどで隙間を塞いだりする手軽な対策もありますが、窓まわりのリフォームで寒さ対策を施すことで気密性能が向上すると冷房効率も上がり、結果的に夏の暑さ・光熱費対策にもつながるのでオススメです。

<内窓を設置するリフォーム>

今ある窓の内側に、もうひとつの窓(内窓)を設置して断熱性能を高める方法です。

窓を二重にすることで気密性が上がり、断熱性が得られることに加えて、防音性や防犯性も同時に高まるなどのメリットもあります。また、外気が触れて冷たくなる窓と、室内の温かい空気が触れる窓が分かれるので、結露しづらく防カビ効果があることも特徴です。

デメリットとしては、室内の雰囲気(見た目)が変わってしまうことや、掃除が大変になること、換気のたびに2つの窓を操作しなければならない手間が増えることなどが挙げられます。

リフォーム費用は相場として約8~15万円、サイズの大きな窓の場合は15~30万円程度となります。

<外窓を交換するリフォーム>

古い窓をサッシごと取り外して、断熱性能の高い窓に取り換える方法(はつり工法)です。

リフォーム前後で、見た目の印象や窓の大きさが変わることなく、断熱性能を高めることができますが、窓の周りの壁を一部壊すなどやや大がかりな工事が必要になります。予算や工期に余裕を持って検討することが大切です。

既存の窓・サッシのうえに、新しいサッシを被せる「カバー工法」と言われるリフォームであれば、比較的手軽な工事で済みますが、開口部が一回り小さくなってしまうことがデメリットです。

リフォーム費用は、カバー工法で10~20万円、はつり工法の場合は30~50万円程度が相場です。

<断熱ガラスに交換するリフォーム>

既存の窓枠からガラス部分だけを取り外し、機能性の高いガラスに交換する方法もあります。窓まわりのリフォームとしては工事の規模としても費用としても、比較的手ごろな方法なので検討しやすいかもしれません。ただし、前述の内窓・外窓のリフォームと比べて、期待できる効果はやや低くなります。また、機能性の高いガラスは重量があるため、既存のサッシやレールへの負荷を考慮して検討することが必要です。

取替後のガラスの性能次第ですが、リフォーム費用はおおむね5~15万円です。

床が原因の場合

畳やフローリングの足もとが冷えやすい、という場合、床暖房を検討される方も多いのではないでしょうか。
でも、電気式の床暖房はランニングコストが、温水式を選ぶと初期費用が嵩んでしまいがちです。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、低温やけどを危惧されるケースもあるかもしれません。

そんな時、合わせて検討することをオススメしたいのが、床下の断熱リフォームです。床下から冷気が入ってくることを防ぎ、底冷えすることがなくなります。

床下から断熱材を施工することができるので、室内の床材を剥がす必要はなく、工事は1~2日で終わります。費用相場は、1㎡につき4000~8000円程度となります。

 なお、経年によって床材の劣化が気になり始めている場合は、床材の改修と合わせて断熱材を施工する方法もあります。その場合、床材によっても断熱性能が異なるので、信頼できる施工業者と相談しながらじっくり選ぶと良いでしょう。

外部に接している壁の場合

断熱処理が施工されていない築年数の経過した古い建物の壁や、コンクリートの壁は、外の冷たい空気が直接伝わってしまうので、室内の冷えの原因になります。

床の断熱リフォームと同様に、外壁や内壁に断熱材を施工するのが最も効果が期待できる方法ですが、工事はかなり大がかりなものになります。費用は施工面積によって変動しますが、壁全体を施工する場合は総額80~350万円ほどと高額になります。

完成してしまった家に後から追加工事、というのはあまり現実的ではないので、新しいお住まいを建築する際や、住み慣れたお住まいの建て替えやリフォームの際に、あらかじめ十分な対策を施しておくことがとても重要です。

もう少し簡易的に壁の寒さ対策をする方法として、断熱性能のある壁紙や、既存の壁の内側に設置する真空断熱パネルなども出てきているようです。DIYが好きな方はチャレンジしてみると良いかもしれませんね。

2┃実例紹介


実例1 「暖かい家にリフォームしてほしいな」お孫さんを安心して預かれる、暖かい住まいへ。

とにかく寒くてくつろげないのが悩みでしたが、リフォームで断熱材をしっかりと取り付けすきま風が無くなり、特に冬場は室内の暖かさを実感できるようになりました。

お孫さんも快適に楽しく遊べる空間になりました。断熱材をしっかり取り付けることで、エアコンの設定温度を18℃にしても十分に暖かい空間です。内装も一新し、明るくて過ごしやすい快適なダイニングになりました。

実例2 「冬の寒さを何とかしたい」大切な家をより暮らしやすく

子供が独立した夫婦のお住まい。『冬の寒さを何とかしたい。』『太陽光や雨水タンクを設置することによって省エネにしたい』などの理由から、フルリフォームの改装工事をさせていただいきました。床暖房を採用し、リビングはいつもあたたか。断熱性能以外にも耐震性や気密性もリフォームをしたことによって最新の基準を満たした快適な住まいとなりました。

実例3 「寒い」二世帯が家族の温もりを感じて安心して快適に暮らせるリフォーム

古民家の建物で特に悩まれたことは、「耐震性への不安」「断熱性能が悪い」「寒い」「暑い」「段差」。そんな不安要素を全て取り除き、ご家族が安心して、快適に暮らせる建物に生まれ変わりました。赤ちゃんも快適に暮らせるように床暖房システムや地元の薪を使ったボイラーの採用。毎月の光熱費削減にも貢献するリフォームです。建物お引き渡し後も、「いつもご家族の会話がある、集う場所が出来た。」と、お客様にはとても喜んでいただいております。

<新和建設のWrap工法>

新和建設では、注文住宅・リフォームによるお住まいの建築にあたり「Wrap工法」を採用しています。これは、泡状の断熱材を現場で施工することによって外気との無駄な熱交換をなくす(=断熱)とともに、屋根や外壁、窓などに用いる資材にも遮熱効果の高いものを使用する工法で、一年中温度差のない快適な住まいづくりを実現しています。

詳しい性能については、各展示場にて担当者がご案内させていただきますので、ぜひお気軽にお尋ねくださいね。

3┃まとめ


今回は「断熱リフォーム」について、その方法や費用についてご紹介しました。冷暖房の効率を上げて、夏の涼しさ・冬の温かさを快適に保つことは、暮らしを豊かにして光熱費を抑えるだけでなく、地球環境を考慮した省エネ生活にも繋がります。

窓まわりのリフォームなど、比較的検討しやすい工事もある一方、外壁工事など規模・費用ともに大がかりな工事になってしまうものもあります。注文住宅・リフォームなどで新しいお住まいを建てる際、デザインや間取りなどに目が向きがちですが、断熱などの性能面も十分にチェックして計画を進めて、長く快適に住まえる理想のおうちを手に入れてくださいね。

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