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【施工事例付き】平屋で人気の片流れ屋根のメリット・デメリットは?

2021/08/10(火) 平屋

人気の「平屋」。「平屋」が人気である理由のひとつに、外観デザインの良さがあります。おしゃれな「平屋」を建てようとお考えであれば、必ず、屋根のことを考えていかなければなりません。その中でも、「片流れ屋根」。昨今、「平屋」と合わせて人気の屋根の形です。

 今回は、この今人気の「片流れ屋根」について、メリットやデメリット、そして実際の施工事例等、紹介していきましょう。

平屋の住まい

 

*もくじ*

1│片流れの屋根とは

2│片流れ屋根を使うメリット

3│片流れ屋根を使うデメリット

4│事例紹介

 ■『平屋建てに見えない』をコンセプトにした平屋のお住まい

 ■落ち着いた木の質感が美しい和モダン×スタイリッシュな平屋住宅

5│まとめ

 

1│片流れの屋根とは


家の屋根というと、一般的に三角を思い浮かべる人が多いでしょう。屋根のてっぺんからそれぞれ、左右対称に傾斜が2つある場合と、傾斜が4つある屋根の家も見かけますね。

「片流れ屋根」とは、その名のとおり、片方にだけ流れる屋根。傾斜が1つしかない屋根のことです。シンプルなデザインで、モダンのお家によく使われ、最近ではおしゃれな屋根のひとつとして、とても人気です。

「平屋」との相性もとてもよく、「平屋」を建てるご家族が、「片流れ屋根」を採用することはよくあります。

平屋の住まい

 しかし、デザイン性が高く、おしゃれで人気の「片流れ屋根」ですが、メリットもあれば、デメリットも当然あります。よく知っていただいた上で、「片流れ屋根」にするかどうか決めてもらえたらと思っています。

 

2│片流れ屋根を使うメリット


「片流れ屋根」はシンプルでおしゃれ以外のメリットもあります。ここでは3つのメリットをご紹介しましょう。

 まずひとつめは、建築費が安くなります
シンプルというのは、デザイン性だけではなく、つくりもシンプルになるので、その分、建築費も抑えることができるのです。例えば、雨どい。「片流れ屋根」は傾斜がひとつしかないと説明しました。ということは、雨どいを設ける箇所もひとつの方向でよいわけです。屋根の傾斜する面の数だけ、雨どいは必要になります。
また「片流れ屋根」の傾斜角度をゆるくすれば、屋根裏(天井裏)を小さくすることができ、この部分でも建築費を抑える方法と言えます。

メリット2つ目は、広々とした屋根裏空間です。
「片流れ屋根」の高い方のところ。ここはいろいろ有効的に活用できます。例えば、収納スペース。日常的に使わないものや、シーズンものは、この屋根裏へ収納できれば、普段の生活するスペースへ置くことなく、すっきりして見た目はもちろん、生活もしやすくなります。
読書や映画鑑賞など趣味のスペースとして、お子さまがいらっしゃるのなら、好奇心をそそるプレイルームなど、使い方はいろいろ考えられます。 

小屋裏収納

メリット3つ目は、太陽光パネルを設置しやすいことです。
太陽光発電をお考えの場合は、屋根形状の検討が必要になります。多くの太陽光パネルを並べられるよう、屋根の向きや面積を考え、一番適する屋根として、「片流れ屋根」に決められるご家族は多くいらっしゃいます。発電する効率も「片流れ屋根」は抜群によいでしょう。

平屋・太陽光発電

 

3│片流れ屋根を使うデメリット


ここまでは、「片流れ屋根」のメリットをご紹介しました。メリットがあれば、当然デメリットもあるわけで、ここからは、デメリットをご紹介しましょう。

まずひとつめは、雨漏りの心配があるということです。
「片流れ屋根」は、ひとつの方向しか傾斜がありません。雨が降ると、その大半は、屋根の高いところから流れていきます。すべてがそのように流れればよいのですが、中には、傾斜の反対側へ流れてしまう雨水も少なからずあります。それが、家の壁の隙間に入ってしまい雨漏りを引き起こしてしまうのです。「片流れ屋根」の構造上やむをえないデメリットでしょう。
しかし、この問題にはすでに解決策があります。「ルーフィング」という屋根材である瓦などの下に敷き込む防水シートをきちんと施工することなんです。「片流れ屋根」を選択される場合は、ここをおさえておきましょう。 

2つ目に、雨どいが壊れやすいことです。
メリットでは、雨どいがひとつの方向にしかいらないので、建築費が抑えられるメリットにあげました。しかし逆に言うと、ひとつの方向にしかない雨どいに、雨水が集中するということになります。屋根の傾斜が2つや4つあるといことは、その分雨水を分散させる役割もあったわけです。

 3つ目も2つ目に近い話なのですが、雪がよく降る地域にはおすすめできません
雨と同様、降ってくる雪もひとつの方向にしか流れません。すなわち、屋根に積もってしまった場合は、一気に雪が落ちてくるという危険があるということです。落ちる雪を抑えるよう、雪止めはありますが、それでも注意は必要ですね。

 4つ目は、湿気です。
「片流れ」ということは、大きい屋根がひとつしかなく、このような構造の場合、湿気がたまりやすいということになります。湿気が発生しないためには、常に空気が循環していることが理想で、外の空気を入れて、中の空気を外に出すということなのですが、屋根の傾斜が2つとか4つとかある場合は、その流れもスムーズに計画できます。しかし、ひとつの方向にしかない「片流れ屋根」は、その片方の機能がスムーズにできない可能性があり、循環ができないのです。

 

4│事例紹介


「片流れ屋根」のメリットやデメリットを紹介しました。それでは、実際の「平屋」×「片流れ屋根」の事例をここからは紹介しましょう。

『平屋建てに見えない』をコンセプトにした平屋のお住まい

外観

ご夫婦とお子さま2人の4人家族のご計画。『平屋建てに見えない 平屋建ての建物』というコンセプトのもと、片流れ全面太陽光・小屋裏・ミニガレージ・ガルバリウムで設計。

リビングルーム

リビング上部は梁を表し、節のある唐松の床材に合うモダンな内観。

ワークスペース ワークスペース

特にこだわりはご主人様の書斎スペース。雑誌やカタログに載っているような、オシャレな空間となりました。

お子さまの落書きスペース

二人のお子様が健やかに育つ、木の温もりを感じられる建物です。

外観

住まいの情報として、広さは37.00坪。ご家族はご夫婦とお子さま2人の4人家族。4LDKの平屋、屋根は片流れ屋根、内観は梁表し、小屋裏、ミニガレージもあるお家です。素敵ですね。

 

落ち着いた木の質感が美しい和モダン×スタイリッシュな平屋住宅

外観

外観はシンプルで、片流れ屋根と木の質感が感じられる家と言うポイントがあります。

リビング

中心となるLDKと和室は一体感を持たせ100インチのシアター用スクリーンが何処からでも見える様になっています。

ダイニングキッチン

キッチンからはすべてが見渡せ、家族をいつも感じられる「平屋」です。

洗面スペース

シンプルで落ち着いた雰囲気は、洗面スペースにも。

玄関

天井に自然光での明りとりがあり、暗くなりがちな玄関をうまく演出しています。

外観

住まいの情報として、広さは31.93坪。ご家族はご夫婦とお子さま2人の4人家族。4LDKの平屋、屋根は片流れ屋根、内観は梁表し、和モダン、古民家風の仕上げにしたお家です。

 

4│まとめ


今回は、「平屋」×「片流れ屋根」についてご紹介しました。メリット、デメリットについてもとても興味深い内容でしたね。人気のデザインでもあるので、メリット、デメリットをきちんと理解した上で選択されることはおすすめします。

「平屋」を検討する上で、是非ご参考にしてください。今、人気の「平屋」が、ご家族の幸せな暮らしを実現する家になることを願っています。

 


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