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徹底比較!【リフォーム or 建て替え】お得なのはどっち?

リフォーム・古民家再生

2021/01/26(火)

建物が古くなってきたり、家族構成やライフステージ、暮らし方が変化したりして、住まいを新しくしたいと思ったとき一番多いお悩みが、今の住まいを丸ごとリフォームするか建て替えをするかということです。

ここでは「リフォーム」と「建て替え」の違いを紹介いたします。

*もくじ*

1│リフォームと建て替えの違い

  • リフォームの特徴
  • 建て替えの特徴

2│リフォーム or 建て替え、判断基準は?

3│大規模リフォームの事例紹介

  • 老後になっても安心して暮らせる住まい
  • リフォームで二度と手に入らいない材の継承

4│まとめ

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リフォーム

1│リフォームと建て替えの違い


リフォームの特徴

愛着のある住まいを壊さなくていい

両親から受け付いた大切な住まい。立派な木材・素材を使用した住まい。など、少し前の建物の作り方の良さや、大切に暮らしてきた住まいの想いをこれから先も暮らしていけます。

価格が安い

同じ大きさの住まいを建て替えるのと比較すると、建物の状況によって変わることがありますが、多くの場合リフォームの方が安くなります。既存の柱や梁を活用する分、材料の費用を抑えることができます。

予算に合わせることができる

全てを新しくすること費用の問題で難しい場合、リフォームでは新しくする場所とそのままにする場所を決めることよって自身の予算に合わせることができます。

税金と補助金

  • 固定資産税
    固定資産税は建物や土地の価値によって金額が決まります。土地の価値はあまり変化しませんが、建物の価値は毎年下がり固定資産税の価格も安くなっていきます。
    リフォームでは基本的に建物の価値が変わらないため固定資産税がリフォームをすることによって上がることはありません。反対に建て替えをすると建物の価値が上がり、新築時と同じ固定資産税がかかります。
  • 耐震補強工事補助金
    耐震工事を含めたリフォームを行う場合、建物も状況によって耐震補強工事補助金を活用することができます。各自治体が行っており、補助の金額は最大100万円です。

建て替えの特徴

間取り・デザインが自由

リフォームの場合、柱や梁などはそのまま活用するため、大きな間取りの変更や柱の位置の変更はできません。建て替えでは制限がないので、ご自身のライフスタイルや趣味等に合わせて自由な間取りやデザインにすることができます。

耐震や断熱など性能がよくなる

もちろんリフォームでも耐震性能や断熱性能はよくなりますが、基礎から作り直す建て替えの方がより安心していただくことができます。

地盤改良ができる

リフォームでは土地を改良することができません。建て替えでは地盤改良ができるため、地震が起きたとき住まいの倒壊を抑えることができます。

2│リフォームor建て替え、判断基準は?


判断の基準は人それぞれ。自分が重要視しるのは何かを考えてリフォームをするのか建て替えをするのか決定しましょう。

建物への思いで考える

代々受け継いできた大切な住まいや、思い出がたくさん詰まった住まいは建て替えでは再現できません。反対に、新しい住まいにして一新したいと考えていたりする場合は建て替えがいいでしょう。

間取りで考える

リフォームでは柱の位置の変更が難しく、建て替えでは、同じ金額の場合住まいが狭くなったり、場合によってはセットバック等で間取りを狭くせざるおえないこともあります。それぞれ制限等がありますので、どちらは自身にあっているか考えて決定しましょう。

費用で考える

同じ大きさの建物を建てる場合、建て替えよりもリフォームの方が費用は高くなります。リフォームでは元々の建物の素材を活用し、解体範囲も少ないため廃棄物が少なく費用を抑えることができます。また、建て替えでは、仮住まいの用意も必要となり、家賃や引っ越し代もかかってきます。費用で考える場合はリフォームがおすすめです。

3│大規模リフォームの事例紹介


実例1:老後になっても安心して暮らせる住まい

100年以上の古民家を水回り含めた半分だけのリフォーム。これから先ご夫婦が安心して暮らせて、先祖からの受け継がれた大切な建物を再生することでまた次世代の残していける住まいです。耐震工事も行い安心して暮らせます。

古材の再利用や古家具を再生することで、おしゃれな古民家カフェに来た趣のある癒しの空間になっています。 

かつてのリビングは昼間でも電気を点けなければならず、天井も低くて圧迫感がありましたが今まで天井裏に隠れていた梁を出すことで、天井も高くなり、使用していた家具も塗装し直して再利用。新たに甦ったことで新旧がうまく融合され落ち着いた雰囲気になりました。大きな無垢材の一枚板が、部屋全体のバランスにとてもマッチしています。 

シンクまわりも狭く、収納が少ないため物が溢れ返っていましたが先代からの家具をリメイクすることでおしゃれな古民家風のキッチンになりました。水回りは使いやすくなり、収納量もバッチリです。天井には明かり取りの窓があり、今までの梁とのデザインにもマッチしています。

この実例を詳しく見る


 実例2:リフォームで二度と手に入らいない材の継承

暗くて寒い場所にあったダイニング、キッチンを部屋の中心に配置。また光と開放感が得られるように上部を吹抜けにしています。当時の大工さんのこだわりのある材を活かしながら性能を向上。

改築前にあった個性あふれるおしゃれな建具を新しい住まいの顔になるように玄関に配置し思い出をしっかり受け継いでいます。玄関に使用した建具の他に欄間や木製建具など、こだわりのあるデザインでつくられたものを改修後も残しました。

古民家のリフォーム

また厳格さの残る和室の格天井はそのままにし、床をフローリングに替えて現代の生活でも使いやすい部屋になっています。

日の当たる場所にダイニングとキッチンを移動させて、さらに大きな吹き抜けを設けることで光と風の入る気持ちのいい空間しなっています。また以前は収納のための家具が必要だったところを、備え付けの収納スペースを設けて空間をすっきりさせることが出来ました。

古民家のリフォーム

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4│まとめ


リフォームと建て替えはそれぞれにメリット・デメリットがあります。自分がどのような暮らしがしたいか考え、それが予算内にできるのか、建築の法律上可能なのか確認した上で住まいづくりを行いましょう。


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