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2021/01/26(火)
リフォーム・古民家再生
2021/01/26(火)
建物が古くなってきたり、家族構成やライフステージ、暮らし方が変化したりして、住まいを新しくしたいと思ったとき一番多いお悩みが、今の住まいを丸ごとリフォームするか建て替えをするかということです。
ここでは「リフォーム」と「建て替え」の違いを紹介いたします。
*もくじ*
- リフォームの特徴
- 建て替えの特徴
- 老後になっても安心して暮らせる住まい
- リフォームで二度と手に入らいない材の継承
両親から受け付いた大切な住まい。立派な木材・素材を使用した住まい。など、少し前の建物の作り方の良さや、大切に暮らしてきた住まいの想いをこれから先も暮らしていけます。
同じ大きさの住まいを建て替えるのと比較すると、建物の状況によって変わることがありますが、多くの場合リフォームの方が安くなります。既存の柱や梁を活用する分、材料の費用を抑えることができます。
全てを新しくすること費用の問題で難しい場合、リフォームでは新しくする場所とそのままにする場所を決めることよって自身の予算に合わせることができます。
リフォームの場合、柱や梁などはそのまま活用するため、大きな間取りの変更や柱の位置の変更はできません。建て替えでは制限がないので、ご自身のライフスタイルや趣味等に合わせて自由な間取りやデザインにすることができます。
もちろんリフォームでも耐震性能や断熱性能はよくなりますが、基礎から作り直す建て替えの方がより安心していただくことができます。
リフォームでは土地を改良することができません。建て替えでは地盤改良ができるため、地震が起きたとき住まいの倒壊を抑えることができます。
判断の基準は人それぞれ。自分が重要視しるのは何かを考えてリフォームをするのか建て替えをするのか決定しましょう。
代々受け継いできた大切な住まいや、思い出がたくさん詰まった住まいは建て替えでは再現できません。反対に、新しい住まいにして一新したいと考えていたりする場合は建て替えがいいでしょう。
リフォームでは柱の位置の変更が難しく、建て替えでは、同じ金額の場合住まいが狭くなったり、場合によってはセットバック等で間取りを狭くせざるおえないこともあります。それぞれ制限等がありますので、どちらは自身にあっているか考えて決定しましょう。
同じ大きさの建物を建てる場合、建て替えよりもリフォームの方が費用は高くなります。リフォームでは元々の建物の素材を活用し、解体範囲も少ないため廃棄物が少なく費用を抑えることができます。また、建て替えでは、仮住まいの用意も必要となり、家賃や引っ越し代もかかってきます。費用で考える場合はリフォームがおすすめです。
100年以上の古民家を水回り含めた半分だけのリフォーム。これから先ご夫婦が安心して暮らせて、先祖からの受け継がれた大切な建物を再生することでまた次世代の残していける住まいです。耐震工事も行い安心して暮らせます。
古材の再利用や古家具を再生することで、おしゃれな古民家カフェに来た趣のある癒しの空間になっています。
かつてのリビングは昼間でも電気を点けなければならず、天井も低くて圧迫感がありましたが今まで天井裏に隠れていた梁を出すことで、天井も高くなり、使用していた家具も塗装し直して再利用。新たに甦ったことで新旧がうまく融合され落ち着いた雰囲気になりました。大きな無垢材の一枚板が、部屋全体のバランスにとてもマッチしています。
シンクまわりも狭く、収納が少ないため物が溢れ返っていましたが先代からの家具をリメイクすることでおしゃれな古民家風のキッチンになりました。水回りは使いやすくなり、収納量もバッチリです。天井には明かり取りの窓があり、今までの梁とのデザインにもマッチしています。
暗くて寒い場所にあったダイニング、キッチンを部屋の中心に配置。また光と開放感が得られるように上部を吹抜けにしています。当時の大工さんのこだわりのある材を活かしながら性能を向上。
改築前にあった個性あふれるおしゃれな建具を新しい住まいの顔になるように玄関に配置し思い出をしっかり受け継いでいます。玄関に使用した建具の他に欄間や木製建具など、こだわりのあるデザインでつくられたものを改修後も残しました。
また厳格さの残る和室の格天井はそのままにし、床をフローリングに替えて現代の生活でも使いやすい部屋になっています。
日の当たる場所にダイニングとキッチンを移動させて、さらに大きな吹き抜けを設けることで光と風の入る気持ちのいい空間しなっています。また以前は収納のための家具が必要だったところを、備え付けの収納スペースを設けて空間をすっきりさせることが出来ました。
リフォームと建て替えはそれぞれにメリット・デメリットがあります。自分がどのような暮らしがしたいか考え、それが予算内にできるのか、建築の法律上可能なのか確認した上で住まいづくりを行いましょう。
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