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子どもに資産を残したい&持ち家が欲しいを両立するには?

住まいの豆知識

2024/03/01(金)

家を建てるにあたって場所を決める条件は人それぞれだと思います。利便性重視なのか、子育てや教育重視なのか、とにかく広い土地が欲しい人もいるでしょう。
しかし、生活していく上でやはり住みやすい場所の条件は、多かれ少なかれ皆さん共通点はあります。

子どもに資産を残したい人で持ち家が欲しい人は、将来的に価値のあるリセールバリューを考えないといけません。その条件を紹介していきましょう。

1│交通アクセス

2│周辺施設

3│治安と環境

4│子育てと教育環境

5│災害リスク

6│地盤の状況

7│法的制限

8│土地の形状と高低差

9│日当たりと風通し

10│実家の隣が売りに出たら購入

11│まとめ


1.交通アクセス

通勤や通学はほぼ毎日のことなので、交通のアクセスは外せないポイントになります。
車通勤だから駅近でなくても良いという人も中にはおられますが、子どもや他の家族のことを考えると少しでも駅へのアクセスが良いところがベストです。
駅から徒歩15分以内が理想的ではありますが、そうなるとなかなか土地が見つからない人もたくさんおられます。
マンションなら駅近もあるのですが、家を建てる場所となると常に探すアンテナを立てていないとすぐに売れてしまいます。

また、交通アクセスの良い場所は当然購入価格も高くなりますが、それだけの資産価値は確保されるので、将来的に売却する場合でも売りやすくなることもメリットです。
あまりアクセスの悪い不便な場所を購入するよりも、駅にできるだけ近い場所を選ぶことです。
例えば、駅まで徒歩圏内で購入することが無理な場合は、駅まで直通のバス停が近くにあるなども条件の一つになるでしょう。


2.周辺施設

毎日の生活に欠かせないスーパーやドラッグストア、コンビニや病院などの周辺施設が充実しているのもポイントの一つです。
食材の買い物や雑貨などの必需品は、いざというときにすぐに買いに行ける距離が必要です。あまり遠いと買い忘れや緊急に必要な時に困りますよね。行きやすい場所で、夜でも営業しているか、あとは品揃えや価格帯などの条件が自分たちに適しているのかも重要なポイントになります。

また、子どもが急病ですぐに診てもらえる小児科や耳鼻科、内科や歯科、外科などの病院が近くにあるのかもチェックしておきましょう。
できれば精密検査ができるような大きな総合病院も、車で少し走ればある場所の方が良いですね。

周辺に生活に必要な施設があるのかも確かめて、家を建てる場所を決めることがポイントとなります。


3.治安と環境

家を構える訳なので治安が悪いのは困りますよね。
子どもへの影響もある中で、安心して暮らせる環境が必要です。

歩道やガードレール、街灯が整備されて夜でも安全か、できれば交番が近くにあると良いですね。繁華街に近くて夜騒がしいところであったり、反対に人も歩いていないような殺風景な場所も考えものです。

また、国道や幹線道路が近いと車やバイク、トラックなどの騒音がうるさかったり、事故の多発している場所も子どもの通学などには危険です。

さらに近隣に工場などがある場合も、振動や悪臭などもチェックしておく必要があるでしょう。

周囲の環境を確認するためには、平日、土日の日中と夜にその場所へ実際に行ってみて自分の目で確認することが必要です。


4.子育てと教育環境

子どものいる家庭では、やはり子どもを育てる環境に適しているのかを確認する必要があります。
例えば、近くに公園や自然が多くあり近所の友達と遊べるような環境があるか、共働きなら保育園が近くにあるのかなど重要なポイントです。

また、自治体の子育て支援制度や様々な取り組みを行っているのかも子どもを育てる上で重要です。
例えば、中学生までは通院や入院などの医療費が無料や補助があったり、いざという時に子どもを預かってくれる制度があったりと、自治体によって様々な取り組みをしているので確認しておきましょう。

さらに幼稚園、小学校、中学校などの評判も重要なポイントです。


5.災害リスク

家を建てる場所として最も重要といってもよいポイントは災害リスクです。
ハザードマップで調べて、水害や崖崩れなどのリスクがないかを確かめましょう。例え何事も起こらなくても、万が一災害に遭う可能性がある場所は避けたいものですよね。
地震や台風の災害はどこで起こるか予測は付けにくいですが、なるべくなら災害リスクの可能性がある場所を購入するのはやめておきましょう。資産価値としても低くなりますし、売却時のマイナス要因になります。

ここまでは家を建てる場所の立地条件について解説してきましたが、次に具体的な土地そのものの条件についてみていきましょう。


6.地盤の状況

地震の多い日本では、万が一の地震災害に備えて出来るだけ地盤の硬い場所を選びたいところです。地盤が弱いと地震が起きた際に、土砂崩れや地盤沈下、液状化などのリスクを伴います。
地盤が強いか弱いかは、土地を購入してからでないと地盤調査はできませんが、事前にできる範囲の地盤状況を調べることが必要です。

売主へ問い合わせ地盤の資料を請求したり、過去の資料や近隣の状況、自治体が作っているハザードマップも参考にする方法もあります。


7.法的制限

家を建てる場合はその土地によって法律で定められた制限があります。土地ごとに敷地に建てられる建物の広さや大きさ、高さなどが決められます。

建築面積については「建ぺい率」延べ床面積は「容積率」高さについては「斜線制限」などで定められています。

また、その地域ならではの条例などもあるので、好きな色の外壁や屋根にすることができなかったり、屋根の形状まで制限されるところもあります。


8.土地の形状と高低差

家を建てるにあたって、土地の形状や高低差は希望する建物が建てられるかに影響します。

土地の形状は、正方形や長方形のきっちりした整形地が建物も建てやすく理想的です。
反対に歪な形の非整形地では、敷地にデッドスペースができやすく無駄が出やすいので注意が必要です。中には歪な形状の土地であっても、その形を上手く利用できるような形状なら整形地よりも価格が安いこともあるのでお得な場合もあります。
しかし、土地の形状に合わせた設計が必要になります。

また、土地に高低差がある場合、擁壁を作らなければならない場合もあるので高額なコストがかかります。土地を購入する前に擁壁が必要なのかを確認することが重要です。もし擁壁が必要な場合の概算見積もりを取っておかないと、予算が足りなくなってしまうこともあります。


9.日当たりと風通し

家にとって日当たりと風通しは快適に暮らすための重要なポイントです。室内に差し込む穏やかな日差しがあるのとないのとでは気分も変わります。
近隣の建物の高さや位置関係をチェックして日当たりと風通しが良いのかを確認しておきましょう。


10.実家の隣が売りに出たら購入

これはなかなか難しいですが実家の隣や所有している土地に隣接していれば、将来的に大きな土地にすることができます。
売却するにしても付加価値を付けるという意味でリセールバリューの高い土地といえるため購入するのも良いでしょう。


11.まとめ

子どもに資産を残したい&持ち家が欲しいを両立するには?について、ご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

家を建てる場所を選ぶのは難しいですが、一度土地を購入すると簡単に場所を変えにくい現実があります。住み替えることにかかるコストを考えれば、ずっと長く住める場所を選びたいところではないでしょうか。
また、将来的に売却することも考慮して、資産価値の下がらないようなリセールバリューの高い土地が望ましいでしょう。

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