国宝が2つある犬山市は、本物の歴史が今も息づく街です。
また重要文化財がいっぱいの博物館明治村や日本モンキーセンターなど、他にはない ユニークなテーマパークがあるのも魅力の一つです。
最近では、恋愛成就のパワースポットで人気のある三光稲荷神社や車山で有名な針綱神社、一風変わったフォトスポットの桃太郎神社など神社仏閣巡りもおすすめの街です。
昔ながらの町並みを楽しめる城下町では、串ぐるめなど新名物も続々と誕生し魅力いっぱいの観光地となっています。

国宝犬山城

現在、国宝として指定されている城は、この犬山城をはじめ松本城、姫路城、彦根城 、松江城と全国でわずか5つの国宝の中に入っています。貴重な城として全国的にも有名で脚光を浴びているのです。
戦火を逃れ、今に残る犬山城は室町時代の天文6年（1537年）に織田信長公の叔父である織田信康公によって建てられました。

SNSでも人気の犬山城下町

犬山城のお膝元である犬山城下町には、昭和レトロな雰囲気が漂うカフェやスイーツが楽しめる人気スポットがたくさんあります。
中でも人気なのは「恋小町団子」で4つのお団子には、あまおういちごや蜂蜜レモンなどそれぞれ異なる味付けがされています。また インスタ映えするカラフルな見た目が人気です。
さらに、カステラなどの食べ歩きグルメや店内でゆっくりくつろいで食事が楽しめる飲食店も揃っているため、幅広い世代で楽しめるところが犬山城下町の最大の魅力でしょう。

針綱神社

犬山の地に千年以上鎮座している針綱神社は安産や厄除け、長寿の神として犬山のみならず全国各地から広く参拝に訪れる方が多くおられます。春の犬山の風物詩である絢爛豪華な車山で有名な犬山祭は、針綱神社のお祭りで寛永12年下本町と魚屋町が練り物を出したのが始まりです。

三光稲荷神社

三光稲荷神社は城山のふもとに位置する赤い鳥居が連なった印象的な神社です。
犬山の三光稲荷は古くより「三光寺さん」と呼ばれ、地元を始め遠くの人からも信仰が厚く参拝される人が絶えません。
毎年7月22日は「大祭日」で赤の提灯を笹の先につけて、それに火を灯し家族で参拝に出かける風習があります。またその日には、木曽川下流にたくさんの提灯を灯した船がお囃子を奏でながら浮かび、川面に揺らぐ提灯の光が大変幻想的で夏の風物詩として親しまれ 愛されています。

1300年の歴史がある木曽川鵜飼

鵜飼とは、訓練したウミウを使った古くからの漁法です。一人の鵜尚が最大12羽のウミウを操り、鮎をはじめとする川魚を捕らえていきます。この木曽川鵜飼は、約1300年もの長い間の歴史を持つ犬山市を代表する伝統的な行事です。
この鵜飼を間近で楽しみながら、お弁当を楽しめるプランやライトアップされた幻想的な夜の犬山城周辺で鵜飼を観覧できるプランなどもあります。普段見られない迫力がある鵜飼を間近で見学できるため観光スポットとしては最適です。

博物館明治村

明治時代や大正、昭和初期までの名建築を移築、保存された野外の博物館です。明治時代独特の和洋折衷の建物の雰囲気は、まるで映画の世界に入り込んだような体験ができるため観光客には人気のスポットです。
有名な建築家により設計された「帝国ホテル中央玄関」や 新潟県高田市から移設されたレトロな写真館「高田小熊写真館」などレトロでありながら品格のある建築物を見学することができます。

このように観光スポットの多い犬山市は、人の流れがたくさんあり活気に満ち溢れた街なのです。