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二世帯住宅を成功させる間取りとは?

注文住宅

2022/10/07(金)

モダンな二世帯住宅

親世帯と一緒に暮らす二世帯住宅の建築を、検討されている方もおられるのではないでしょうか。色々と問題の多い二世帯住宅の間取りは、どのように考えれば良いのか、どうすればお互いが快適に生活できるのか悩んでいませんか?
色々な人がいる中で、それぞれの家庭の条件なども異なりますよね。自分たちに合った二世帯住宅は、一体どのようなスタイルなのかを一つ一つ見ていきましょう。

今回は、失敗して後悔したくない二世帯住宅を成功させる間取りについて紹介します。

*もくじ*

1│二世帯住宅の種類

2│よくある失敗例

3│成功のポイント

4│二世帯住宅を成功させるなら「新和建設」

5│まとめ

1│二世帯住宅の種類


シンプルな二世帯住宅

二世帯住宅の種類は、大きく分けて3つに分類することができます。それぞれの特徴について見ていきましょう。

完全分離型

完全分離型は、親世帯と子世帯の生活空間を完全に分離し、同じ建物でありながら玄関からリビング水回りまで全て世帯ごとに設置するパターンです。つまり、お互いが室内で行き来できない間取りに設計された、プライバシーを優先する二世帯住宅です。
完全分離型の最大のメリットは、やはりプライバシーの確保です。完全に生活を分けてしまうことで、お互いが顔を合わさずに済むため干渉しない、また干渉されない空間を作れます。そのため余計なストレスが無く、お互いのリズムで毎日を過ごせるところがメリットではないでしょうか。
また、子世帯が共働きなどで、子どもの面倒を親世帯に頼めることも二世帯住宅ならではのメリットです。
反対にデメリットは、建物は1つでもそれぞれの世帯に生活に必要な設備を設置しなければならないので建築費用が高くなることです。
建物も大きくなる分、広めの土地が必要なので土地を購入して二世帯住宅をお考えの方は土地の費用も大きくなってしまいます。

完全同居型

完全同居型は、完全分離型とは対照的に完全に同じ生活空間で暮らすパターンです。水回りなどの設備も親世帯と子世帯が共用する間取りで生活します。それぞれ同居する人数に応じて寝室は設けますが、リビングなどは共用するという生活になります。
完全同居型のメリットは、生活に必要な設備を共用するため建築費用を安く抑えられることです。また、光熱費などのランニングコストも完全分離型より安く済みますし、食費もお互いが出し合えば経済的に非常に楽になります。生活費に余裕ができれば、子どもの習い事や自分たちの趣味や旅行などにお金を回すことができるので生活が豊かになるでしょう。完全同居型ならそれほど広い土地でなくても建築できますし、経済的な面を重視するのであれば良い選択になります。
反対にデメリットは、同じ空間でお互いの世帯が生活をともにしてストレスが溜まってしまうことです。プライバシーが確保しにくく、お互いの生活のリズムの違いなどにより余計な気使いが出てしまいます。掃除や光熱費などのランニングコストを、どのように分担するのかを最初に明確にしておかなければ後々トラブルの原因になります。

部分共用型

部分共用型は、様々なパターンがあります。例えば、玄関とリビングは共用で水回りなどの設備を分離するというケースもあります。また、設備を共用するものと分離するものを選択してその家庭に合ったパターンで生活することもあります。
部分共用型のメリットは、一部の設備を共用するためある程度の距離感を保つことができることです。生活空間を適度に分離しているので、プライバシーを確保しながらコミュニケーションも取ることもできます。世帯によって生活リズムが違っても、暮らしやすいように工夫できることがメリットではないでしょうか。
他には、完全分離型より共用する設備が多いため建築費用を抑えることが可能です。

2│よくある失敗例


木の家の二世帯住宅

二世帯住宅の間取り失敗例は、共用する部分が多ければ多いほど発生するのが現実です。よくあるパターンを紹介していきます。

玄関を共用にした失敗例

  • 玄関の出入りでいつ誰が外出して帰りは何時だったなど、干渉されやすいのでストレスが溜まる
  • 帰宅時間が遅いと就寝している邪魔にならないかと気を使いすぎる
  • 靴が多いと収納場所に気を使う

リビングを共用にした失敗例

  • リビングでくつろげない
  • 観たいテレビを気を使って見ることができない
  • 人を招いて遊べない

キッチンを共用にした失敗例

  • それぞれの世帯に使い方があり衝突する
  • キッチンの高さや収納の位置が合わない
  • 食材が多すぎて冷蔵庫が入りきらない

お風呂を共用にした失敗例

  • 好きな時間に入れない(世帯で入る時間帯が同じ)
  • 遅くに入ると気を使う
  • 洗面室と脱衣所が同じなので洗面所が使いにくい

3│成功のポイント


木の家のリビング

二世帯住宅を成功させるためには、いくつかのポイントがあるので抑えていきましょう。まず、前提としてなぜ二世帯住宅を選択するのかを整理していきましょう。
一般的に親世帯は子世帯と暮らせるとなれば、心情的に嬉しいものです。介護の問題や高齢者となれば、子世帯が一緒に暮らしてくれれば安心でかわいい孫の成長もともに感じることができます。しかし、子世帯にとって親世帯と暮らすのはやはり気を使うのが現実です。では、なぜ子世帯は親世帯と二世帯住宅を望むのかがキーポイントになります。
子世帯にとってのメリットは、住宅にかかる費用やランニングコストを抑えることができることや、共働きで家事や子どもの面倒を見てもらえることなどです。また、どちらの両親も心配で介護になっても助けてあげたいという人もいるでしょう。その子世帯の二世帯住宅を選択する動機によって、前述した3つの種類のどのパターンを選ぶのがベストなのかが決まってきます。
普段は、お互いの世帯が全く干渉しない方が、関係性が上手くいくようであれば完全分離型を選択するべきです。しかし、建築費用や生活費を楽にしたいのであれば完全同居型を選ぶ方がメリットはあります。プライバシーも確保したいし、適度な距離感で生活したい場合は部分共用型が良いでしょう。
次にそれぞれの間取りについてのポイントを見ていきましょう。

完全分離型の間取り

同じ建物で二世帯分の間取りが必要なため、各世帯のスペースが狭くなりがちです。無理やり完全分離型にすると窮屈な間取りになるため、一部分でも共用することも視野に入れることがポイントです。子世帯の方が広さが必要なため、事前に各世帯のスペースを話し合って決めることが必要です。

完全同居型の間取り

完全同居型は、長い時間を過ごすリビングは広く開放感のある空間にしましょう。同じリビングに居合わせても気を使わないくらいの距離感が必要です。また、洗面室は独立させてお風呂と脱衣所を1セットの間取りにするのがベストです。脱衣所は完全に施錠できるようにして、お互いのプライバシーを守りましょう。
完全分離型より間取りの自由度は高くなるので、ゆったりとした余裕のある間取りが実現できます。

部分共用型の間取り

部分共用型の場合は、どの部分を共用するのかがポイントです。お互いのライフスタイルで相性が良い部分を共用すると、お互いのストレスが軽くなります。
例えば、料理を一緒に作るのが楽しい家族は、キッチンやダイニングを共用すると良いですし、お風呂を全く違う時間帯に使用するのであれば、共用しても気を使わず入れるでしょう。反対にここだけは各世帯で使いたいところがあればそれを優先することも必要です。

4│二世帯住宅を成功させるなら「新和建設」


新和建設の展示場

二世帯住宅の間取りは、各家庭の事情によって様々なので、この間取りがベストということが言い切れないのが事実です。二世帯住宅を成功させる間取りは、家族がよく話し合って納得できる間取りにすることが最も良いのです。
そのためには、お互いの本音を素直に言える第三者を入れた話し合いの環境を作ることが必要になります。その役割を「新和建設」に任せていただければ失敗しない二世帯住宅を実現することが可能です。

5│まとめ


二世帯住宅を成功させる間取りについて解説してきました。
二つの世帯が一緒に住むとトラブルもあります。しかし、お互いのメリットを考え、各世帯のライフスタイルを尊重する間取りにすれば、こんなにメリットの多い住宅はありません。良好な関係性を保ちながら、快適な生活を送りながら、上手く毎日を楽しむ方法はあるのです。
皆さんも二世帯住宅を検討してみてはいかがでしょうか。


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