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【アイデア実例】外壁リフォームの費用や知識!

リフォーム・古民家再生

2022/03/08(火)

外壁リフォームを検討する際、どの方法が自宅に合っているのか費用はどれくらいかかるのか事前に知っておきたいですよね。外壁リフォームは、外壁材のタイプや劣化状況などによってさまざまな方法があります。
今回は、代表的な外壁リフォームの工法、特徴や費用の相場を実例紹介を含め解説します。

1│外壁リフォームについて

外壁塗装

外壁カバー(サイディング)

外壁張り替え

2│実例紹介

3│まとめ

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1.外壁リフォームについて

黒の外壁の家

外壁リフォームの代表的な工法として、塗装・カバー工法・張り替えの3種類があります。その3種類の工法をそれぞれ解説します。

外壁塗装

外壁塗装の特徴、費用、工期について解説します。

 特徴

外壁リフォームといえば、最も一般的なのが塗装です。外壁塗装の目的は、美観の保持と外壁を紫外線や雨風から保護することです。塗装のメンテナンスを怠ると元々の塗膜が劣化し、ひび割れや欠け、コケやカビが発生します。塗膜に外壁を保護する効力がなくなると、雨水が侵入し雨漏りの原因にもなるのです。また、近年高性能な塗料が開発販売されて、耐用年数も15年以上という耐久性の高い塗料も出てきています。
外壁のタイプによって塗装の必要性も異なりますが、戸建て住宅の外壁は大抵窯業系サイディングです。国内の約80%を占める窯業系サイディングは、約10年経過すると塗装のメンテナンスが必要です。窯業系サイディングの主成分はセメントで作られているため、外壁材そのものに防水性がないからです。他にも、モルタルの外壁や金属サイディングであっても定期的な塗装は必須です。
外壁塗装は、外壁材と建物そのものを守る重要なメンテナンス方法です。

費用

外壁塗装の費用の相場は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合60〜100万円程度です。建物の大きさや塗料の種類やグレードによって価格は変動します。費用を抑えるには、塗料の種類を検討しましょう。

工期

外壁塗装の工期は10〜14日程度ですが、天候に左右されやすいので雨が続くと延びてしまうこともあります。また、屋根塗装を同時に施工することもよくありますので、その場合は14日はみておきましょう。

外壁カバー(サイディング)

外壁のカバー工法の特徴、費用、工期について解説します。

特徴

外壁のカバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁を重ね貼りする工法です。
カバー工法のメリットは張り替えより費用を安くできることです。外壁の張り替えと比較すると、既存の外壁の撤去費用や手間が省けるためコストを抑えられます。他には、断熱性と防音性が向上するメリットもあります。外壁材を重ねて貼ることで、既存の外壁と新設の外壁の間に空気層が生まれます。その空気層が、夏の熱い空気や冬の冷たい空気を遮断するため、夏冬ともに室外との温度差を和らげてくれるのです。そのため1年を通じて光熱費を削減することができるので、省エネへの貢献やランニングコストを抑えることができます。
カバー工法のデメリットは、外壁が二重になるため外壁の重量が重くなり、結果的に現状より耐震性は低くなってしまうことです。そのためカバー工法には、重量の軽い金属サイディングが採用され、そのデメリットを出来るだけ軽減しています。
ガルバリウム鋼板の金属サイディングは、裏に断熱材も付いている耐久性の高い外壁材です。軽量で扱いやすいため、施工も比較的簡単で工期もそれほど長くかかりません。
外壁のカバー工法に向いている建物は、外壁が著しく劣化している場合です。既存の外壁の劣化が激しい場合は、外壁塗装のリフォームでは追いつかないからです。その場合、外壁の張り替えかカバー工法のどちらにするべきか悩むところです。
既存の外壁がすでに重量が重く、カバー工法を選択することによって耐震性に影響するのであれば張り替えを検討しましょう。また、重量的に問題なければ若干費用が抑えられるカバー工法を選択しても良いのではないでしょうか。

費用

外壁カバー工法の費用の相場は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合150〜180万円程度です。建物の大きさや外壁材の種類やグレードによって価格は変動します。

工期

外壁カバー工法の工期は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合、約3週間を目安にすると良いでしょう。また屋根塗装など屋根工事を同時に行う場合は、1ヶ月程度かかる場合もあります。

外壁張り替え

外壁の張り替えの特徴、費用、工期について解説します。

 特徴

外壁リフォームで最も高額な費用がかかるのが張り替えです。既存の外壁を全て撤去し、防水シートや胴縁などの下地も新しくやり替えます。
張り替えのメリットは、下地までやり替えるため劣化状況が目視で確認できることです。既存の外壁にひび割れなどがあり雨水が侵入していると、下地を腐食させていたりシロアリが発生していたりしていることがあります。普段点検できない部分を確認し、改良すべき部分のチェックをこの機会にしておくことが重要です。
また、カバー工法のように壁の重量などを気にすることはないので、自由に好みの外壁材を選択することができます。予算に余裕があり、多くの外壁材の中から選びたい人には張り替えがおすすめです。

費用

外壁張り替えの費用の相場は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合160〜200万円程度です。建物の大きさや外壁材の種類やグレードによって価格は変動しますので、あくまで目安として考えてください。費用を安く抑えたい場合は、比較的安価な外壁材を選びましょう。

工期

外壁張り替えの工期は、一般的な約30坪の戸建て住宅の場合、約3〜4週間を目安にすると良いでしょう。また屋根塗装など屋根工事を同時に行う場合は、1ヶ月程度かかる場合もあります。


2.実例紹介

平屋の家

外壁リフォームの実例を紹介します。

メンテナンス性と断熱性の向上を重視した外観

外壁リフォームで断熱性をアップさせるには、金属サイディングのカバー工法が適しています。モルタルの外壁や窯業系サイディングの上からガルバリウム鋼板の金属サイディングで外壁を二重構造にする方法です。二重構造によって、新旧の外壁間に空気層ができるため断熱性が向上します。またガルバリウム鋼板は、耐久性も高いためメンテナンスサイクルも長めです。

格子窓が美しい外観

格子の入った窓は、おしゃれでモダンなスタイルとなり外観を引き立たせます。ヴィンテージスタイルの住宅などに似合う、スタイリッシュなインダストリアルスタイルとして魅せることができます。外壁リフォームで綺麗になった外壁と格子窓とのコンビネーションで美しい外観を演出します。

現代和風をイメージした外観

現代和風の建物は日本伝統の建築様式に、現代の新しい建築を落とし込んだデザインです。昔ながらの日本家屋をにおわせながらも、随所にモダンな素材を大胆に使用するデザインで人気があります。
外壁はシックでシンプルに、漆喰を思わせるような白の塗り壁が似合います。好みによっては、石目調のサイディングやタイルなど重厚感のある和のテイストも良いでしょう。落ち着きがあり洗練された和風のデザインにモダンが加わることで存在感のある外観を表現します。


3.まとめ

外壁リフォームについて解説してきました。
劣化してきた外壁をリフォームする場合にはさまざまな方法があります。それぞれの工法のメリット・デメリットをよく考えて自宅に合った方法を選択しましょう。
外壁は家のイメージを主張する大切な部分です。思い切って外壁を張り替えて、イメージと気分を変えるのも良いのではないでしょうか。

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