【アイデア実例】外壁リフォームの費用や知識!
リフォーム・古民家再生
2022/03/04(金)
住まいの豆知識
2022/03/04(金)
寝室において、朝目覚める時に柔らかい光が入り、ベッドから出る時も寒さをあまり感じずスムーズに起き上がれると理想的ですよね。これらを実現するためには窓がとても重要になってきます。今回は寝室における窓のポイントをご紹介いたします。
*もくじ*
- 大きさについて
- ベッドとの位置関係
まず、寝室での困りごとや不満について紹介します。
単板ガラスの窓やアルミサッシの窓の場合、結露が生じることがあります。結露自体は水ですが、時間が経つと誇りなどと混ざり、カビの発生の元になります。また、住宅において結露は家を腐らせてしまうこともあるので注意が必要です。
喘息などのアレルギーの原因にもなる場合もあるので、結露が発生しないようにすることはとても大切です。
寝ているときに車が通る音が聞こえたり、強い風が吹くとガタガタと音が鳴ったりすると眠れなくなりますよね。大きな道路沿いや、線路沿いの住まいと建てられる場合は得に音に対して注意が必要です。寝室での快適に暮らすために音の大きさは40デシベルと言われています。一日の疲れをとるためには、ベッドと窓の位置関係や、窓の性能に気を付けましょう。
ベッドと窓の位置が悪いとカーテンの隙間から光がもれて、早く目覚めてしまったりすることがあります。それでは十分に睡眠の時間が取れなくなってしまう恐れもありますので、直射日光が顔に当たらないように気を付けて配置を決めましょう。配置を決める際は、部屋の向きも考慮して決めましょう。
家づくりにおいて光を多く取り込むことはとても重要です。しかし、寝室の場合はあまり大きな窓を設けると、朝顔に光が当たり眩しくて起きてしまったり、夏暑く、冬に寒い部屋になってしまったり、プライバシーの確保が難しくなる恐れがあります。必要な明るさと換気・風通しは確保したうえで、大きすぎない窓を選択することをおすすめします。
ベッドと窓の位置関係は重要です。窓に近いほど外気の温度は身体に伝わりやすくなります。窓の大きさだけでなく位置にも注意しましょう。
ベッドがある側の窓は高さにも注意が必要です。頭や体のすぐ上に窓があると特に眩しく感じたり、外気の温度が伝わるので、ベッドがある壁の窓は少し高い位置に設置することをおすすめします。また、高い位置の窓は部屋全体を照らすので暗くなりにくく、直接目に光が入りにくくなります。
ハイサイドライトとは、壁の高いところに取り付けた窓のことです。高窓とも言います。高いところから光を取り入れることが出来るので、部屋の奥まで光が届き、部屋全体を照らしてくれます。また、ハイサイドライトはベッドに直射日光が当たらないので、眩しくなることなく快適に睡眠をとることができます。窓とベッドの距離が離れるので、暑さや寒さの影響を受けにくく寝室におすすめの窓です。
縦すべり出し窓は建て方向を軸に、その側にすべり出しながら開く窓のことです。幅が狭く直接光が入る面積も狭いので、眩しくなりにくい特徴があります。また縦すべり出し窓は外側に90度まで開くので換気でとても優れています。部屋に2か所つけるとさらに換気されやすく、並べて採用することで、デザイン性もよくなります。
縦に大きい縦すべり出し窓を採用した寝室。窓を2つ並べて採用したことで、風通しもよく、外から見た時のデザイン性も◎です。また縦に長い窓は、直射日光の入る場所が限られ、顔に直接当たりにくいので、寝室によく採用されます。
ベッドの頭側に窓を設けるとカーテンの下から光が漏れて朝眩しかったり、冬は冷気が顔に室温以上の寒さを感じる場合があります。これらを解消するために、腰から下あたりの壁面をふかす(突き出す)ことで、窓の下の部分に段差ができるようにしました。この段差によって、カーテンからの光の漏れや冷気を遮断し、眩しさや寒さを和らげてくれます。
寝室の窓に障子をつけることで、光・音・熱を和らげることができます。やわらかい光が部屋全体を照らし、音や熱を遮断。障子が室内のアクセントとなり、和モダンで落ち着いた雰囲気も演出できます。
睡眠時間を快適に過ごすために、寝室の窓は重要です。プランの段階で窓の大きさや位置に注意をしましょう。また、ハイサイドライトなど窓の種類によってより快適になるものもございます。事例などを参考にしながら快適で安眠できる寝室づくりをしましょう。
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