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【事例あり】愛犬家住宅の水まわり設備は何が必要?

注文住宅

2021/11/25(木)

愛犬家住宅

最近では、愛犬を室内飼いしている方が増えています。

ひと昔前までは犬は番犬として防犯目的で飼うという方が多数でしたが、現在は家族の一員として飼うほうが主流になってきています。そのため、外で飼うよりも室内で家族同様に飼うご家庭が多くなっています。

しかし室内で飼うとなると、散歩をした後の足の泥を洗ってあげたり、危険なものがある場所には入らせないなど、外で飼うよりも気を配らなければなりません。

今回は、事例も交えながら愛犬と暮らすための水まわりについてご紹介いたします。

新築を検討中の方はもちろん、リフォームでも取り入れることができますのでぜひご参考にしてみてください。

 

*もくじ*

1┃愛犬家住宅では水まわりがとても重要

2┃水まわりは間取りに配慮する必要はある?

3┃おすすめ水まわり設備

①愛犬を危険から守る キッチンゲート
②シャンプー後の日向ぼっこに最適 デッキ
③小型犬のシャワーがラクになる 洗面化粧台
④散歩後の足洗いに便利 屋外水栓

4┃まとめ

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 愛犬家住宅ガイドブック

1┃愛犬家住宅では水まわりがとても重要


キャリーバッグに入る犬

愛犬との暮らしで重要なのが、水まわり。

キッチンや洗面、お風呂など人が毎日使うところも愛犬のために気を配った設計にすると、愛犬も安心して快適な暮らしを送ることができます。

最近では愛犬との暮らしを配慮した設備や素材がたくさん出ています。しかし設備や素材は、ものによっては通常よりも費用がかかってしまうことがあります。

費用がかさむ設備や素材だけを愛犬仕様にするのではなく、間取りの工夫でも愛犬の暮らしやすさを確保することができます

設備や素材と間取りの工夫をうまく取り入れて、人も愛犬も安心できる住まいにしましょう。

 

2┃水まわりは間取りに配慮する必要はある?


水まわりは間取りに配慮する必要があるの?と思われるかもしれませんが、ちょっとした間取りの工夫によって愛犬にとっても人にとっても暮らしやすさは大きく変わります。

例えば、愛犬の散歩後に足を拭いたり洗ったりするときに、玄関の近くに洗面台や浴室があると便利です。玄関から直接、洗面室・浴室に繋がる間取りなら、足が雨や泥で汚れていてもリビングを通らなくてもいいので、移動距離を最小限に押さえることができます。

和合の家間取り和合の家 間取り

また浴室でシャンプーをする場合、天気のよい日はタオルドライ後にデッキで日向ぼっこができるよう、浴室とデッキは近くに設置してあると便利です。

玄関の近くに洗面や、浴室の近くにデッキを設置するのが難しい場合、玄関を入る前に屋外水栓を設置するのもよいでしょう。愛犬の足洗いやシャンプーはもちろん、お子さまの外で遊んだおもちゃを洗う時や、ガーデニングを楽しみたいときにも役に立つので1つあると多様な使い方ができます。

また、愛犬用のトイレを人間用のトイレのそばに設けることで、室内でふんをした際に短い動線でトイレに流すことができます。(※)階段とトイレが隣接していれば、階段下の空間に愛犬用のトイレを置けば、狭い空間で愛犬も安心でき、空間を有効活用することができます。※犬のふんの処理については各自治体によって異なりますのでご注意ください。

このように水まわりは生活動線にも大きな影響を与えますので、間取りを考える際は意識するといいでしょう。

日向ぼっこする犬

 

3┃おすすめ水まわり設備・間取り


新和建設のお客さまにも愛犬のための設備や間取りを採用された方がたくさんいらっしゃいます。

ここではおすすめの水まわり設備・間取りをご紹介いたします。

①愛犬を危険から守る キッチンゲート

キッチンには犬が口にしてはいけない食べ物があったり、火や刃物を扱っていたりと危険がたくさんあります。不慮の事故を防ぐためにも、特に調理中にはキッチンに近づかないようキッチンゲートがあると便利です。

キッチンに入れなくても愛犬は飼い主さんの顔が見え、飼い主さんは愛犬の様子が見えて双方ともに安心できます。また、パントリーの食材やごみなどを誤飲、誤食してしまうことも防ぐことができます

キッチンゲートのある住まい

 

②シャンプー後の日向ぼっこに最適 デッキ

中2階にお風呂と洗面室、デッキがある住まい。お風呂の近くにデッキを設置することで、洗濯物を干すときに階段の上り下りをしなくていいのはもちろん、愛犬をお風呂や洗面でシャンプーした後にそのままデッキで日向ぼっこをさせることができます。

シャンプーをして乾かすまでが1連の流れだとすると、結構な時間がかかります。特に多頭飼いの場合は1匹をタオルドライ後にデッキで日向ぼっこさせながら、もう1匹のシャンプーをすることができるので時短になり効率もよくなります

また洗面室に大きな掃き出し窓があることで明るい空間になり、水滴や愛犬の毛を見つけやすく掃除もしやすいです。

デッキと洗面室

洗面室にいる愛犬と飼い主

 

③小型犬のシャワーがラクになる 洗面化粧台

自宅で本格的なペットケアができる洗面台を設置すれば、人が使うだけでなく、愛犬のシャンプーやグルーミング、散歩後の足洗いなど、さまざまな場面で役立ちます。

また洗面台に専用の板をはめることで底が平らになり、滑りづらく安定しやすいのも愛犬が安心できるポイントです。

シャンプーやグルーミングで洗面台の周りの床も水で濡れたり汚れたりします。床材を防水性の高いフロアタイルなどの素材にすることで、お掃除もさっと楽にできます。

犬用の洗面台

 

④散歩後の足洗いに便利 屋外水栓

玄関横のドッグラン(お庭)に設置した屋外水栓。散歩後の愛犬の足を洗ってからデッキを登ればそのまま家の中に入れることができるので、家の中が汚れません。お湯と水を手軽に使い分けができるので寒い冬でも安心です。

またシャワーがあることで大型犬のシャンプーのときにも使えます。こちらで採用した水栓はシャワーにロックがかかるタイプで、愛犬が動いてしまってもシャワーが勝手に出るのを防ぎます。一緒にリードフックをつけることで、飛び出し防止にもなります

設置時の注意として玄関から遠い位置に設置してしまうと、家に入るまでにまた足が汚れてしまうので設置する場合はなるべく玄関の近くにしましょう。

犬用屋外水栓

 

4┃まとめ


愛犬も人も快適に暮らすために、水まわりの設備と間取りはとても重要です。紹介した中の1つでも愛犬仕様にするだけで、愛犬の暮らしやすさに大きな影響を与えます。

間取りを考える際も、普段の生活を思い出しながら水まわりと動線の関係性をよく考えて「困った」を解決しましょう。

これから犬を飼うという方も、すでに飼っていて困っていることがあるという方はぜひ参考にしてみてください。

今回紹介した水まわり設備や間取りを採用して、愛犬との暮らしをもっと楽しいものにしましょう。

 


新和建設には「愛犬家住宅コーディネーター」の資格を持ったスタッフがいます。お気軽にご相談ください。

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