家を手放す理由「住宅ローン苦」にならないために
住まいの豆知識
2024/09/20(金)
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2024/09/20(金)
今、SNSや雑誌などで大人気の北欧風キッチン!
注文住宅やリフォームでも北欧風のテイストに仕上げたい人が急増しています。
しかし、北欧風にするためには何となくは分かっていても具体的にどうすれば良いのか分からない人もたくさんおられるでしょう。
今回は、北欧風の中でもキッチンにフォーカスして素敵な北欧風に仕上げるコツを解説していきます。
*もくじ*
まずは北欧風キッチンの魅力について見ていきましょう!
北欧とは、ノルウェー・ スウェーデン ・デンマーク・ フィンランドなどのヨーロッパ北部の地域にある国の総称をいいます。
冬の寒さは厳しく家の中で時間を過ごすことが多い北欧の人々は、その空間をとても大切に感じています。
そのため家で過ごす時間は快適で心地の良い、シンプルながらも飽きの来ない素敵な北欧スタイルが確立されたのです。
冬は日照時間も短く日の当たらない時間が長いため、家の中は常に明るくナチュラルな色目を基調にしています。
照明にもこだわり、部屋の中が明るく温もりや光を感じる工夫を施しています。
さて本題の北欧風のキッチンの魅力ですが、大きく分けると北欧ナチュラルのキッチンと北欧モダンのキッチンの2つに分けられます。
北欧ナチュラルのキッチンとは、シンプルながらも温もりを感じるのが特徴です。
余計な装飾を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略することでスッキリとした表現を大切にしています。
ミニマルにする事で飽きの来ない素材を活かしたナチュラル感を重視しているのです。
インテリアカラーはホワイトやブラウン、グリーンといった自然を連想させるアースカラーが主流で、観葉植物などをコーディネートすることでリラックスした落ち着きのある快適なキッチンになります。
一方北欧モダンのキッチンとは、ナチュラルと同様に自然素材を基調にコーディネートします。
ナチュラルとの違いは、ブラックやシルバーなどのアイテムを使用しシャープでスタイリッシュな雰囲気に仕上げることです。
天然素材と無機質なステンレスシルバーなどを組み合わせることで、シンプルでありながらモダンな北欧風の雰囲気を醸し出します。
北欧風キッチンの魅力は、心地良さ、飽きが来ない、シンプル、自然素材が基調になっているため温かみがあるというところではないでしょうか。
家の中で毎日使用する場所は常に快適で、居心地の良い空間にするのが家で楽しく過ごすコツです。
特にキッチンは奥様や料理をされる家族にとって重要なスペースといえるでしょう。
何となく北欧風キッチンの魅力やイメージが浮かんできたと思いますが、次にどのようなデザインにすれば良いのかを具体的に紹介していきます。
まずは色ですが基本的にはベースカラーはナチュラルカラーです。
キッチン本体もそうなのですが、キッチンスペースである床や天井、壁のコーディネートも重要です。
例えば、床は大理石調などの冷たいものではなく、やはり落ち着きのある木目調で安心感のあるデザインがベストです。
色目もどちらかといえば、極端にダークな色やホワイトに近い色目よりは、木の自然な色目を表現したナチュラル色が良いでしょう。
もちろん好みのカラーをセレクトしていただければ良いのですが、視覚的に刺激の少ないカラーが北欧風にはお似合いです。
壁も真っ白でも良いのですが、少し目に優しいベージュ調のカラーや気分が楽しくなるパステルカラーなども悪くないですね。
漆喰や珪藻土などの塗装も予算があれば採用してみたい素材の一つです。
天井は暗くならないような明るめのホワイト系の色であれば良いのではないでしょうか。
キッチン本体も木目の面材を使用した製品や表面が本物の木を使用しているものもあるので、ナチュラルな雰囲気を表現している製品をセレクトしましょう。
また、北欧モダンにしたい人はキッチン本体の天板を人工大理石ならブラックや石目調を選ぶか、ステンレスのシルバーを採用してください。
いずれにせよナチュラルな木目調をベースにコーディネートするのが基本です。
キッチンスペースの照明は全体を明るくするベースライトと調理しやすくする手元灯に分けましょう。
新築の場合は、窓からの採光も考えて出来るだけ自然光を取り入れると爽やかなキッチンになります。
あまり真っ白の眩しい光よりも少し穏やかな暖色のライトの方が落ち着きます。
調理に必要な光は少し白っぽい寒色の方が見やすいかも知れませんね。
その辺りはお好みで良いかと思います。
ベースライトは暖色系のダウンライトでキッチン全体を明るくし、手元灯は寒色系の白っぽいライト、キッチンカウンターにはダクトレールを設置して3つほどペンダントライトを吊り下げて演出すると完璧ではないでしょうか。
北欧風のキッチンにするには内装だけでは完璧とはいえません。
北欧風の雰囲気になるように盛り上げるアイテムを紹介しましょう。
キッチンを演出する雑貨や小物でイメージも変わってきます。
キッチンスペースにいながらも自然の温もりを感じさせるアイテムが北欧風には必要です。
例えば、観葉植物やドライフラワーを取り入れることで穏やかなイメージに変わります。
天然素材で編んだカゴや調味料を入れる小物なんかもガラスの瓶に木製の蓋付きなど無機質な要素の無いものが馴染みます。
キッチンカウンターがある場合は、カウンタースツールを木製の製品にするなど木にこだわりましょう。
形状も角張ったものより、丸みを帯びたデザインであればベストですね。
キッチンでは水を使うので布は必須ですよね。
どうせ使うなら北欧テキスタイルを取り入れてはいかがでしょうか。
北欧インテリアは動物や植物をモチーフにしたデザインや幾何学模様などが主流です。
ちょっと可愛らしい雰囲気のキッチンマットやキッチンクロスがあると、より一層北欧風の雰囲気を盛り上げることができます。
北欧風のキッチンを取り入れる際にどのようなことを意識すれば良いのかを見ていきましょう。
とにかくごちゃごちゃ乱雑になると北欧風のイメージから遠ざかります。
飽きないこと、スッキリして華美にならないようにすることが大切です。
天然素材、木目調、グリーンなどでまとめることで穏やかで暖かいイメージに仕上がります。
無垢材や珪藻土など人の心をホッとさせるナチュラル感が必要です。
無機質なものは避けましょう。
北欧の食器を使うのも一つの方法です。
あまり北欧風のイメージに合わない食器やキッチングッズは使わないようにしましょう。
北欧の代表的な食器メーカーはフィンランドの「iittalaイッタラ」デンマークの「DANSKダンスク」スウェーデンの「ARABIAアラビア」などがあります。
お気に入りの食器があれば購入してみてください!
ダイニングテーブルも木製で柔らかい曲線のデザインが北欧風には似合います。
北欧風のイメージと異なるテーブルやチェアは選ばないようにしましょう。
北欧スタイルのキッチン空間を素敵に演出する方法を紹介してきました。
自然素材の木で作る温かみのある北欧スタイルのキッチンを実現させてはいかがでしょうか。
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