【施工事例付き】理想のライフスタイルにぴったりの平屋
注文住宅
2020/12/20(日)
注文住宅
2020/12/20(日)
親世帯と子世帯が一つ屋根の下で一緒に暮らすことは、両世帯ともに安心感があります。
しかし実際は「義理の親との同居って大変そう…」「居心地が悪くならないかな?」などのマイナスイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
また、二世帯住宅を建てるタイミングはいつがベストなのか、たくさんのタイプの中で何が適しているのかなどの疑問を今回の記事で解消していきましょう。
ということで今回は二世帯住宅のメリット、デメリットと建てるタイミング、3つのタイプのメリット、デメリット、新和建設で建てた二世帯住宅の施工事例をご紹介いたします。
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子育てや家事、介護のサポートなど、両世帯ともに協力し合えることが二世帯住宅に住む最大のメリットといえます。
子育ての面では、親世帯に子どもの面倒を見てもらったり、お迎えに行ってもらうことができるので、家に子どもひとりで留守番させることがなくなります。
病気やケガ、親世帯の介護が必要になった場合も食事のサポートや急な体の異変に気付くことができます。いざというときに頼ることができるので、お互いが安心して生活できるでしょう。
ひとつの家に一緒に住むことでリビングはもちろんキッチンやお風呂を両世帯が共有し、水道代や電気代などの光熱費や生活費を抑えることができます。また、単世帯の住宅をそれぞれ建てるよりも、建築費用を削減することもできます。
共働き夫婦が増えている現在、親が子どもの勉強をみたり、一緒に過ごす時間は減っています。二世帯住宅で祖父母と同居していれば、子育ての協力はもちろん、より家族からの愛情を受けて精神的に健全に成長できる環境となるでしょう。
また親世帯は子どもから頼られることでやりがいを感じられます。
家族とはいえ、生活リズムのずれや価値観は当然違います。
例えば、料理の味付けや掃除の頻度など細かい部分を干渉されることが積み重なりストレスになってしまいます。また、定年退職後の親世帯と働き盛りの子世帯では、食事のタイミングや入浴の時間、寝起きの時間も異なります。
生活リズムや価値観の違いをお互い理解し合い、間取りを工夫したり暮らし方を調整し、後悔しない住まいをつくりましょう。
二世帯住宅は単世帯住宅よりもその家族特有の間取ありの個性があります。また、売却価格が割高という問題から、売れにくいというデメリットもあります。
新和建設では不動産事業も行っています。専門のスタッフが査定を行いご要望に合わせてご対応いたしますので、安心してご相談ください。
このように、二世帯住宅にはメリットとデメリットが複数あります。
デメリットを解消するには、家を建てる前にどちらか一方の意見を押し付けず、しっかりと話し合うことが大切です。
二世帯住宅に限らず、家を建てようと検討するタイミングは人それぞれです。
二世帯住宅の場合、共働きの夫婦が出産、親の定年退職などをきっかけに同居を検討する人が多いです。
人生の節目を見据えて住まいづくりの計画を立てることが大切です。
親が退職して家にいる時間が長くなることから、同居をするために二世帯住宅を建てるケースがよくあります。
この場合は、退職金で頭金を支払うなど住宅資金の一部を親が負担することも多いです。
老後や病気など親に介護が必要になったことをきっかけに、子世帯が同居のために二世帯住宅を検討する場合が多いです。また今は介護が必要でなくても、親の老後が心配の方は今後のために早めに同居を始めるのがおすすめです。
子ども(親世帯からみたら孫)が入学、進学、就職、結婚などで家を出るとなったことをきっかけに、親世帯の面倒を見るために二世帯住宅を建てようと決めた方も多いです。
一口に二世帯住宅と言っても種類はさまざま。主に3つのタイプがあります。
・完全同居タイプ
・部分同居タイプ
・完全分離タイプ
それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかを簡単に解説します。特徴の詳細は別の記事で説明していますので、ぜひご覧ください。
関連記事▶費用を抑えて二世帯住宅を建てるには?補助金や間取りをご紹介!
寝室以外の部屋や設備を二世帯で共有するタイプ
水回りの設備が1つでいいので、設置費用が他のタイプよりも抑えることができます。
また、電気やガスを共有することで消費量や光熱費も抑えることが可能です。
同じ空間で生活をするので、家事や育児を協力しやすく、より密にコミュニケーションをとることができます。
来客やお友達が多いと共有で使っているリビングには呼びづらい、またはリビングにお客様がいるとくつろげないなどリラックスできる空間を奪うことになります。
子世帯が深夜に仕事から帰宅しご飯を作ったり入浴したいと思っても、親世帯の寝室が隣にあると遠慮してしまいます。
部屋の配置や家族のルールに気を付けて設計をする必要があります。
玄関や水廻りなど一部だけ必要に応じて共有するタイプ
完全同居ではないので、互いの生活空間を用事があるときだけ行き来し、気軽にコミュニケーションをとることができます。
設備をすべて2個以上設置するのではなく、お風呂や洗面など一部を共有にすることで、設置する設備の個数は完全分離タイプの住まいよりも減ります。よって費用を抑えることができます。
食費の分担はしやすいですが、電気代や水道代、ガス代などの生活費はメーターがひとつですので、分担しにくい状況になってしまいます。金銭面のトラブルに発展しないように、同居する前にしっかりと話し合いをしてルールを決めるべきでしょう。
玄関や和室、水廻りなど共有する場合、掃除や手入れをするのは親世帯なのか子世帯なのか、きちんとしたルール決めをしないと曖昧になりストレスの要因になってしまいます。
玄関を2か所設け、1つの住まいの中で各世帯が独立しているタイプ
水廻りが分離されることで、使い方やお手入れの仕方などでお互い気を使うことなく生活ができます。
プライバシーは完全に守られ、お互いに干渉せずに生活できますが、いざとなれば子供を預けたり助け合うことができるので頼りになります。
親が亡くなってしまった場合でも、完全分離なら空いたスペースを賃貸物件として貸し出すことができます。
それぞれ設備が必要になるので、一般の住宅よりも必然的に建築費用が高くなってしまいます。
家族構成:母・息子・嫁・子・子・子・子・単身の妹
各個室以外すべて共有するタイプの二世帯住宅。家族全員でゆっくり食事をしたりくつろぐこよができるリビングダイニング。全員分の靴が収納できる広いシューズクロークも設置し、大人数でもいつもすっきり片付いた状態を保つことができます。
家族8人がくつろぐことができる |
家族全員分の靴が収納できるシューズクローク |
家族構成:父・母・息子・嫁・子・子・単身の姉
キッチン、玄関は共有で、お風呂は別々の部分共有タイプの二世帯住宅。
リビングダイニングは家族全員がゆったりくつろぐことができるように、広々とした空間に。お風呂はユニットバスとシャワールームを設け、生活リズムの異なる世帯でもお互い気を使うことなく入浴することができます。2階には個室とサブリビングを設け、子世帯や単身世帯がそれぞれの時間を過ごす際に使用します。
1階の広いリビング |
2階のサブリビング |
家族構成:父・母・息子・嫁・子
完全分離タイプの中でも左右で分けた左右分離タイプの二世帯住宅です。
玄関やキッチンやお風呂などの設備もそれぞれ2つずつ設置し、玄関でしか行き来ができない間取りになっています。
完全分離でも同じ屋根の下にいる安心感とプライバシーの確保が実現できました。
子世帯のダイニングキッチン |
2つ設けた玄関 |
いかがでしたでしょうか。住まいづくりのタイミングは自分の人生を先読みすることが大切です。だいたいのタイミングを把握したらタイプごとのいいところと悪いところを見比べて、ご自身の家族に合った二世帯住宅を建てましょう。
新和建設では二世帯住宅を数多く施工させていただいております。ぜひ参考にご覧ください。
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