VOL.116 2025 WINTER空間上手
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2026/05/13(水)
注文住宅
2026/05/13(水)
可児市で注文住宅を建てるための土地を探す際は、地域ごとの価格相場と自治体の子育て支援体制を正しく把握し、災害リスクや法的な制限をあらかじめ確認することが大切です。
土地の価格や周囲の生活環境は、同じ市内であっても選ぶ地域によって大きく変わります。事前の確認が足りないと、総予算を大幅に超過してしまったり、家を建てた後に予期せぬトラブルに巻き込まれたりする原因になります。たとえば、中心部と自然豊かな郊外では土地の価格が異なりますし、ハザードマップで色のついている場所を選んでしまうと、土砂崩れを防ぐための擁壁(ようへき)工事などで多額の追加費用が発生する場合があるからです。
この記事では、可児市における土地相場の現状や住みやすさの実態、そして後悔しない土地選びの具体的な手順について詳しく解説します。
家を建てるための土地を探す第一歩は、対象となる地域の不動産市場の価格相場を正確に知ることです。そして、その地域が提供する日々の生活環境や、市役所による子育てのサポート体制を冷静に評価することが欠かせません。
岐阜県の中南部に位置する可児市は、豊かな自然と便利な都市機能が程よく調和した街として、多くの方に選ばれています。しかし、市内の地理的な条件や駅からのアクセスによって、土地の価格にははっきりとした違いがあります。
また、長く住み続けることを考えた場合、自治体による子育て支援がどれくらい手厚いかは、毎月の家計の資金負担を大きく左右する大切なポイントです。公的なデータをもとに、可児市の土地相場と住環境の魅力を見ていきましょう。
可児市の土地市場を広い視点で見ると全体としては安定していますが、細かな地域ごとに見ると価格の差がはっきりと現れています。
土地の価格を知る目安となる公的指標には「公示地価」と「基準地価」がありますが、岐阜県が発表した2024年の基準地価(全用途平均)によると、可児市全体の平均地価は1平方メートルあたり40,920円です。
この数値を土地の用途区分ごとに細かく分析すると、住宅地の平均地価は31,633円(前年比-0.4%)と安定した価格を維持しています。一方で、店舗やオフィスが集中する商業地の平均地価は54,850円(前年比+1.2%)と明確な上昇を示しました。
この中心部および商業地周辺の地価上昇は、可児駅周辺の再開発による都市機能の集積や、生活利便性を重視する共働き子育て世代の流入が主な要因です。利便性の高いエリアに需要が集中していることが数値からも読み取れます。
さらに、市内の地域ごとの価格を見ていくと、資金計画に合わせた土地選びの重要性がより明確になります。以下の表は、岐阜県が発表した2024年の調査に基づく可児市内の代表的な場所の土地価格です。
大森や兼山といった地域では、坪単価換算で約4.6万円から5.1万円となっており、市全体の平均よりも大幅に抑えられた価格で土地を取得できます。
このような地域間の価格差は、駅からの距離、公共交通機関の利便性、生活インフラの整備状況、そしてスーパーなどの商業施設へのアクセスの違いによるものです。家づくりの予算を計画する際は、「利便性を優先して中心部を選ぶか」「広さと自然環境を優先して郊外を選ぶか」という暮らしの優先順位を明確にし、エリアごとの実際の価格と照らし合わせて選定することが求められます。
長く住む場所を決める際、自治体による医療や教育のサポート体制は、家計のゆとりを左右する重要な要素です。可児市は子育て世帯に対する経済的な支援が非常に手厚く、これが市外から新しい住民を迎え入れる大きな力となっています。
その支援の核となるのが「子ども医療費助成制度」です。可児市では、子どもの保険診療内の自己負担分を「18歳になった後の最初の3月31日まで(高校卒業世代まで)」全額助成し、窓口での支払いを無料にしています。
この制度がいかに優れているかをご理解いただくため、国の法定基準(一般的な全国水準)と可児市の制度を比較した以下の表をご覧ください。
一般的な地域では年齢が上がるにつれて医療費の自己負担が発生しますが、可児市では高校卒業世代まで医療費の心配をすることなく子育てに専念できます。
また、恒久的なサポート体制として、初めての産婦人科受診にかかる費用の補助や、きめ細やかな産後ケア事業が展開されており、妊娠期から市を挙げて子育て世帯をバックアップする姿勢がうかがえます。
長期的な視点で見ても、高校卒業世代までの医療費無償化という強固なベースがあることで、浮いた資金を住宅ローンの繰り上げ返済や教育資金に確実に回すことができます。家づくりを機に可児市を選ぶことは、子育て世帯にとって非常に合理的な選択と言えます。

家づくりにおいて土地選びは最も重要であり、後からやり直すことができません。土地の面積や形状、周辺環境、そして法的な制限は、建てられる家の規模や安全性、そして総費用を根本から決定づけるからです。
ここでは、可児市の地域特性と建築に関する法律を踏まえて、土地を購入する前に必ず確認すべき4つのポイントを解説します。
近年は豪雨災害が増加しているため、土地を購入する前には必ず各自治体が発行するハザードマップを確認することが不可欠です。
可児市の地形は起伏に富んでおり、市の情報によれば斜面崩落の危険性が潜む「急傾斜地崩壊危険箇所」が市内に点在しています。これらの場所の一部は、都道府県から「急傾斜地崩壊危険区域」として法的に指定されています。
このような指定区域内で土地を購入した場合、土砂災害のリスクを抱えるだけでなく、家を建てる際に厳しい建築制限がかかり、事前の許可申請が必要となります。さらに、建物の安全基準を満たすために、斜面を安定させるための大規模な擁壁工事や落石防止ネットの設置などが義務付けられる場合があり、多額の造成費用が土地代とは別に発生します。
水害や土砂災害に加えて、日本で家を建てる際に最も警戒すべき「地震リスク」の確認も欠かせません。可児市周辺にも活断層が存在する可能性があり、地震発生時の揺れの強さや、地盤が液状化するリスクはエリアによって異なります。市が提供する「地震ハザードマップ」等で該当地域の危険度を事前に把握し、それに基づいた適切な地盤調査と耐震設計を行うことが、家族の命を守る住まいづくりの前提となります。
土地を購入しても、その敷地いっぱいに家を自由に建てられるわけではありません。都市計画法に基づく「建ぺい率」と「容積率」という厳格なルールが存在します。
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見た面積)の割合です。容積率とは、敷地面積に対する延床面積(全階の床面積の合計)の割合です。これらの数値は、土地が属する用途地域によって細かく指定されています。
たとえば、人気の高い「平屋」を建てたいと考えたとします。80坪の土地を見つけても、建ぺい率が40%に指定されていれば、建築面積は最大でも32坪に制限されます。希望する間取りを実現するためには、建ぺい率から逆算して必要な敷地面積を割り出す作業が欠かせません。
また、土地の形状や接道状況も建築費用に直結します。道路から細い通路を通って奥に広がる旗竿地(はたざおち)や不整形地は、相場より安く販売される傾向があります。
しかし、これらの土地は工事用の大型車両やクレーンが進入できないケースが多く、大工や職人が手作業で重い材料を運搬することになり、小運搬の手間に見合った人件費が上乗せされ、建築費用が想定を上回る要因となります。
価格の安さだけで判断するのではなく、理想のプランがその土地の法的制限内で実現可能か、追加の運搬費用が発生しないかを、設計のプロフェッショナルと事前にすり合わせることが重要です。
土地探しにおける最大の失敗例は、立地や広さを優先するあまり土地購入に予算を割きすぎ、建物本体や外構工事の費用が不足して妥協を強いられることです。
これを防ぐためには、計画の初期段階で「調達可能な総予算」を確定させ、そこから建築費用と諸経費を差し引いた残額を「土地購入の予算上限」として逆算するアプローチが必要です。
建築費用の目安として、住宅金融支援機構のデータに基づく一般的な費用相場は以下の通りです。
ここで重要になるのが、「どこに資金を重点的に配分するか」という戦略です。郊外エリアで土地購入費用を抑えられた分、その浮いた予算(数百万円)を「東濃桧」を使用したハイグレードな仕様など、一生モノの家の品質(建物本体)に投資するというのも、賢い資金計画のひとつの戦略です。
資金配分を明確にするため、典型的な30代ファミリーが可児市の郊外(坪単価5万円前後)で35坪のハイグレードな家を建てるケースを想定した、具体的な予算シミュレーション表を作成しました。
このように、手元資金とローン借入額から導き出した「総予算」を正確に把握し、家づくり全体の資金計画を確立してから土地探しをスタートさせることが、後悔しないための絶対条件です。
上記のシミュレーションはあくまで一例です。私たち新和建設では、お客様の現在の世帯年収や自己資金、将来のライフプランに基づき、無理なく返済できる借入額と最適な予算配分を算出する無料の資金計画相談を実施しております。まずはご自身の正しい予算基準を知ることから始めてみませんか。
法的制限の確認、地盤リスクの推測、そして総予算のバランス調整といった専門的なタスクを、一般の方が独自に完遂することは極めて困難です。
不動産会社で土地を購入し、別のハウスメーカーで家を建てるという分業体制では、両者間の情報共有が不足し、施主が板挟みになるトラブルが頻発します。不動産会社の主な目的は土地の売買契約であり、地盤改良の要否やインフラ引き込みの追加費用など、建築目線での詳細な検証は行われないことが一般的です。
この構造的な問題を解決する最適な方法は、土地探しから建物の設計・施工までを「ひとつの窓口」で完結できる建築会社をパートナーに選ぶことです。
一貫体制の会社であれば、土地探しの段階から設計士が同行し、「希望するプランが物理的・法的に建築可能か」「地盤補強費用の概算はいくらか」を正確に見極めます。建物予算を圧迫しない、総合的にバランスの取れた土地をプロの目線で選定できるため、スムーズで安心な家づくりが実現します。

私たち新和建設は、可児市および周辺エリアにおいて、地域に根差した不動産ネットワークと、伝統ある木造建築の卓越した技術を融合させた家づくりをご提供しています。
優良な土地情報の確保から、自社育成の大工による精緻な施工まで、お客様の家づくりという一大プロジェクトを、私たちが全責任を持って一貫サポートいたします。
理想の土地探しにおいて最大の障壁となるのは、条件の良い優良物件が、インターネットや広告に公開される前の「水面下」で成約してしまう不動産業界の構造です。
私たち新和建設は、全国展開する不動産ネットワーク「ハウスドゥ可児店」を社内に併設・連携させています。これにより、一般市場における「情報格差」を解消し、お客様へいち早く優良情報をお届けする体制を構築しています。
「非公開情報をキャッチできる」と謳う不動産会社は多数存在しますが、私たちはその情報網を実際の家づくりに直結させています。実績として、当社で土地探しから家づくりをスタートされたお客様の約70%以上が、インターネット等の一般市場に公開される前の「水面下の物件情報」から理想の土地を見つけ出し、購入に至っています。
建築会社としての強みを活かし、ご提案する土地は単なる立地や価格の情報にとどまりません。「採光計画は十分に機能するか」「駐車スペースの動線は確保できるか」「隣地とのプライバシー干渉はないか」といった、建築のプロによる厳しい事前検証をクリアした物件のみをご案内します。
完成した住宅の資産価値と耐久性を決定づけるのは、使用される「木材の品質」と、それを組み上げる「大工の施工技術」です。
私たち新和建設が構造材としてこだわり抜いているのが、日本を代表する最高級ブランド木材「東濃桧(とうのうひのき)」です。一般的な木材と東濃桧の性能を比較すると、その優位性は数値や客観的なデータにも明確に表れます。
東濃地方の厳しい自然環境で長い時間をかけて生育した桧は、年輪が緻密で均一になり、並外れた強度を備えます。また、特有の優れた耐湿性と防蟻性により、長寿命な住まいの基盤を形成します。
そして、この高品質な木材のポテンシャルを最大限に引き出すのが、私たちの最大の強みである100人規模の「自社大工集団」です。
一般的な下請け体制(外部への施工委託)では、複数の会社が関わることで情報伝達のミスが生じやすく、工期短縮が優先されて細部の精度が落ちるリスクがあります。一方、私たち新和建設は、寮生活を共にし「以心伝心」の連携が可能な自社大工が一貫して施工を担います。
この強固な組織力により、クロスに影が出ないようプラスターボードを真っ平らに仕上げる、無垢床の間に隙間を作らないといった、やり直しが発生しない極めて高い施工精度を実現しています。また、現場の空きスペースに合わせて大工自ら棚の追加をご提案するなど、マニュアルを超えた現場での機転と対応力が、お客様の感動と高い顧客満足度に直結しています。

新和建設の家づくりのこだわりや、豊富な施工事例をまとめた資料を無料でご提供しています。情報収集の第一歩として、ぜひご活用ください。
家づくりのスタートにあたり、多くのお客様から寄せられる疑問や不安について、建築の専門家としての見解を詳しく解説します。
注文住宅はゼロからプランを構築していくため、建売住宅の購入とは異なり相応の期間を要します。土地探しを開始してから建物の引き渡しを受けるまでの総期間は、順調に進行した場合で「約1年半〜2年程度」を目安として計画してください。
プロジェクトの進行は、主に以下の4つのフェーズに分かれます。
総予算の設定と希望エリアの絞り込みを行い、現地視察を経て土地の買付証明書を提出します。
設計士と間取りや住宅設備(キッチン・バス等)、内外装の仕様を確定させます。並行して土地の売買契約、建物の工事請負契約、および住宅ローンの本審査を実施します。
地盤調査と建築確認申請を完了させた後、地鎮祭を経て基礎工事に着手します。上棟(骨組みの組み立て)以降は、大工による緻密な造作工事が進行します。
行政の完了検査および施主様立ち会いによる最終確認を実施し、必要に応じて手直しを行った後、決済と鍵のお渡しとなります。
「特定の学区内」など条件を極度に絞り込んだ土地探しを行う場合、最初のフェーズだけで半年以上を要するケースも珍しくありません。明確な入居希望時期がある場合は、逆算して少なくとも1年半前には私たち建築会社へご相談いただくことを推奨します。
不動産ポータルサイトを日々チェックしても、希望条件に合致する土地が見つからないというのは、多くの方が直面する共通の課題です。
インターネット上に公開されている物件情報は、不動産市場全体に存在する情報のごく一部に過ぎません。好条件の優良物件は、情報が公開される前に不動産会社に直接相談している顧客の元で成約に至るのが実情です。
状況を打開するための最も有効な手段は、土地探しから設計までを一貫して行う私たちのような建築会社へ直接相談し、ニーズを事前に登録しておくことです。
建築会社のネットワークには、地主様が売却を検討し始めたばかりの「未公開物件」や、開発計画段階の分譲地情報がいち早く集積されます。あらかじめ予算と要望をお伝えいただくことで、一般市場に出回る前に優先的なご案内が可能となります。
土地の購入を決断し売買契約を締結する前に、絶対に省いてはならないのが「地盤リスクの事前推測」と「周辺環境の綿密な現地確認」です。
可児市の一見平坦な土地であっても、過去に田畑であった場所や、谷を埋め立てた造成地の場合は、地表下の地盤が軟弱である可能性が否定できません。
専用の機器を用いた正式な地盤調査は、原則として土地の引き渡し後(または売主の許諾後)に実施されます。しかし、契約前であっても、私たち建築会社が蓄積した近隣データや地形図の履歴から、地盤改良の要否や概算費用をある程度推測することは可能です。
軟弱地盤と判定された場合、地盤改良工事に数十万円から百万円超の追加費用が発生します。資金計画の破綻を防ぐため、あらかじめ総予算内に「地盤改良の予備費」を計上しておくことが必須のルールです。
また、周辺環境の確認においては、一度の現地視察で満足してはいけません。「昼と夜」「平日と休日」「晴天と雨天」など、時間帯や天候を変えて複数回足を運び、ご自身の五感で確認してください。
設計士を伴って現地を視察することで、「どのように建物を配置すれば快適な住環境を創出できるか」というプロフェッショナルな知見を得ることができ、購入後の後悔を未然に防ぐことができます。
インターネットには載っていない未公開の土地情報のご紹介や、プロの設計士・資金計画アドバイザーへの個別相談を随時受け付けております。また、展示場では東濃桧の実際の質感をご体感いただけます。
免責事項
本記事に記載している地価のデータや自治体の支援制度に関する情報は、執筆時点での公的な統計データに基づいています。制度の内容や土地の価格は変動する可能性があるため、最新の正確な情報については、必ず可児市の公式ウェブサイトや関係機関にて直接ご確認ください。
無料相談会やイベントも開催しています。
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