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LDKとは?リビング、ダイニング、キッチンについて分かりやすく紹介

住まいの豆知識

2022/01/25(火)

​​​​住宅誌や間取り図などで「LDK」という表現をよく見かけると思います。LDKとは、それぞれ L:リビングD:ダイニングK:キッチンを意味します。

ご家族の暮らしの中心とも言えるLDKだからこそ、各部屋の配置が、家事のしやすさやその家の暮らしやすさにも大きく関わってきます。

今回は、リビング、ダイニング、キッチンそれぞれの部屋の役割を改めてご紹介するとともに、快適な暮らしを叶える間取りや動線の選び方についてもご提案させていただきます。

 明るく開放的なリビング

*もくじ*

1│LDKとは?

2│使いやすいダイニングの広さとは?

3│快適に暮らすためのコツ

4│まとめ

1│LDKとは?


LDKとは、冒頭でも述べたとおり、それぞれ「L」リビング「D」ダイニング「K」キッチンを指します。古い住宅ではリビング、ダイニング、キッチンがそれぞれ独立した間取りも多く見られましたが、昨今の新築住宅では大きな一つのLDKをつくり、家具の配置などによってそれぞれの空間を緩やかに区切るスタイルが主流となっているようです。それではL(リビング)・D(ダイニング)・K(キッチン)が持つそれぞれの役割について、簡単にまとめてみましょう。

 

リビングについて

アクセントカラーがおしゃれなリビング

リビングは「居間」のことで、一家団らんのひとときを過ごすための空間です。最近では、お客様をお招きするための客間を設けないお住まいも増えているので、リビングが客間を兼ねるケースも多いでしょう。

リビングの役割は、家族やお客様と、ゆったりと寛ぎながら楽しい時間を過ごせる空間であることです。そのためには、開放的な印象のお部屋づくりをすると良いでしょう。リビング上部を吹き抜けにして開放感を楽しまれるのも素敵ですね。また、ソファやテレビなど大きな家具を置くことも多いので、広さにもある程度余裕を持って確保しておくことをお勧めします。

温もりを感じられる心地よい空間づくりのためには、採光も大切です。窓の大きさや配置を考慮しながら、ほどよい自然光の入る明るいリビングなら、楽しい会話がますます弾みそうですね。

 

ダイニングについて

開放的なダイニング空間

ダイニングは英語のDining、すなわち「食堂」のことで、住宅においてはご家族が日常的に食事をするための空間を指します。

ダイニングには、ご家族が楽しく食卓を囲めること、そして食事の準備や後片付けを行うキッチンと効率よく行き来できることが求められます。

また最近では、子どもの勉強スペースやパソコンなどの作業ができるワークスペースを一角に設けて、ダイニングを多用途に活用する工夫をされているお住まいも多く見かけます。ご家族の人数やライフスタイルに合わせて、ダイニングスペースの有効な使い方を検討したいですね。

 

キッチンについて

機能性にこだわったキッチン

キッチンは「台所」お料理をする部屋です。ご家族の食を支え、家事の中心にもなり得るキッチンには、こだわりを持つ方も多いのではないでしょうか。

食事のたびに何度も立つことになるキッチンは、何と言っても作業性のよさが重要です。調理の作業スペースの広さや高さ、食器洗いをするシンクの広さ、レイアウトなど、主としてキッチンに立つ人に合わせてしっかり選んでいきたいですね。

加えて、食器や調理道具、食材・消耗品のストックなど多くのものを適切に保管できる収納力も必要です。昨今ではシステムキッチンの収納も大変充実していますが、それに加えてパントリー(食材庫)を検討されるご家庭も増えています。使用頻度の低い調理家電や食器、備蓄用の食材などをパントリーに収納することで、キッチンの作業台まわりには毎日繰り返し使うものだけを厳選して整えることができ、毎日の家事効率を上げることにも繋がりそうですね。

 

2│使いやすいダイニングの広さ


大きなLDKを設けた場合、そのうちのダイニングとして使用できる空間はどれくらいあるのでしょうか。一般的に、LDKが16帖ならば5帖程度、LDKが20帖であれば7帖程度が、ダイニングスペースとして使用できると言われています。そして、この限られたスペースの中にダイニングテーブルを設置することになります。

仮に、ダイニングスペースが約5帖だとすると、一般的な4人掛けテーブル(幅150cm×奥行80cm)がギリギリ置ける広さになります。単にテーブルを置くだけでなく、椅子を引いたり、人が通ったりということを踏まえた実際の使用を想定すると、すこし窮屈な状態になってしまうかもしれません。

このように、ダイニングの広さとテーブルの大きさは密接に関わっています。限られたスペースの中に、あまりに大きなダイニングテーブルが置かれるのは、見た目にも圧迫感がありバランスが悪くなってしまいます。使いやすいダイニングスペースをつくるためには、まずその広さを把握すること、そしてその広さに適切なダイニングテーブルの大きさを知ることが大切です。

リビングと繋がるダイニングスペース

加えて、ご家族の食事のスタイルにも目を向けてみると良いかもしれません。

たとえば共働きのご夫婦とお子様2人の4人家族で、ダイニングとして使用できるスペースが約5帖という場合、先に述べたとおり一般的な4人掛けのテーブルを置くのは少し窮屈な印象になりそうです。それでも、4人が揃って食卓を囲むことが多いご家庭であれば、4人掛けのテーブルを置くことにこだわる必要があります。テーブルのサイズやデザインによって、圧迫感を軽減する工夫をしてみるのも良いでしょう。

一方で、ご家族のライフスタイルによって食事の時間がバラバラになりがちであれば、必ずしも4人掛けテーブルは必要ないかもしれません。キッチン際にカウンターを造作して、ダイニングテーブルを省く方法もあるでしょうし、2人掛けの小さなテーブルにしてもよいかもしれません。そのぶん、ご家族が揃って食卓を囲める日のために、リビングでも食事を楽しめるよう工夫しておくことも必要になるかもしれません。

カウンタースタイルのダイニング

食卓は、ご家族のコミュニケーションが生まれる場所でもあります。限りあるお住まいのスペースを有効に使い、ご家族にとって最適な食事スタイルをイメージしながら、居心地のよいダイニングスペースづくりを目指しましょう。

  

3│快適に暮らすためのコツ


毎日の暮らしを快適にするために大切にしたいポイントが、生活動線家事動線です。

最近注目を集めているのは、回遊動線です。これは行き止まりがなくぐるっと回ることのできる動線を指します。たとえばアイランドキッチンのように壁に設置する面のないキッチンは、左右どちら側からも出入りすることができるので、必要に応じた最短ルートを通ることができます。料理をする人にとっても、手伝いをするご家族にとっても、ストレスなく使うことのできるキッチンは嬉しいですよね。

回遊性のあるキッチン

また水回りの配置によっても、家事の効率は変わってきます。お料理をしながら、洗濯物の様子を見て、お子様の見守りもして・・というように、家事の多くが同時進行で行われることになります。それぞれの家事をするのに必要な移動を最小限にすることができたら、毎日の家事の負担は幾分軽減されるかもしれません。

ご家族や家事の動きをじっくりとイメージし、動線を意識した間取りづくりを心掛けましょう。

  

4│まとめ


今回はLDK、とくにダイニングの役割についてご紹介いたしました。リビングと並んで、ご家族が集まる場所であるダイニング。同時に、家事の中心になる場所とも言えます。ご家族が楽しく語らえる居心地のよい空間であること、家事の目線でも効率よく作業ができる動線を整えて、毎日の暮らしを楽しむダイニングづくりを実現してくださいね。

 

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