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【アイデア実例】お風呂・浴室リフォームの費用や知識!

リフォーム・古民家再生

2023/01/28(土)

家の中で一番寒くなりやすい場所がお風呂。

特に冬は寒くてお風呂に行きたくない!なんて思ったことはありませんか。お風呂をリフォームすることで、綺麗になるだけでなく、性能も上がり寒さも和らぎます。

 家庭内事故で最も多いのは、急激な温度の変化によっておこる「ヒートショック」です。お風呂はそれが最も起こりやすいと言われています。このような事故もリフォームによって起こる可能性を低くすることができます。

 お風呂のリフォームで、断熱を重視する場合は「在来工法のお風呂」から「ユニットバス」に変更することが一般的ですが、それぞれメリット、デメリットがあります。自分には「在来工法のお風呂」か「ユニットバス」か、どちらが良いのか考えてリフォームをしましょう。

ここでは、お風呂のタイプによる違いや、リフォーム費用・工事の内容について紹介していきます。

*もくじ*

1│お風呂・浴室リフォームの種類と特徴

2│お風呂・浴室リフォームの費用と工事内容は?

3│お風呂・浴室リフォームで失敗しやすいポイント

4│快適なお風呂にするために考えたいこと

5│事例紹介

6│まとめ


1.お風呂・浴室リフォームの種類と特徴

在来工法のお風呂

少し昔の住宅は床やタイルを貼った在来工法で作られたお風呂が主流でした。在来工法のお風呂は防水工事を行い、その上にタイル等を貼って仕上げをします。デザインに自由性がありますが、その分工期が長くなってしまうのが特徴です。

☑在来工法のお風呂のメリット

在来工法の良いところは、大きさに縛られず、自由なデザインのお風呂にすることができることです。お風呂の大きさ・床の素材・壁の素材・天井の素材・浴槽のデザイン・シャワー・蛇口・浴室の照明など、自分の好みのデザインにすることができ、海外ドラマに出てくるようなバスタブや香の良い桧風呂など、自分だけの理想のお風呂をつくることができます。

☑在来工法のお風呂のデメリット

世界に一つだけのお風呂がつくれることは魅力的ですが、在来工法はユニットバスと比べると水漏れや腐食しやすい工法です。防水下地に亀裂が入ると水漏れしてしまいます。水漏れすると建物の土台が腐ってしまいますので、早めに手を加える必要があります。タイルにヒビがはいったり、壁や浴槽のつなぎ目部分に隙間が空いてきたりしたときがメンテナンスの合図です。早めに対策をすることが大切です。

 

ユニットバス(システムバス)

ユニットバスはお風呂の床、壁、天井、浴槽がセットになっており、それを現場で組み立てる工法をするお風呂です。それぞれのパーツは規格品のため、在来工法と比べてデザインに縛りがありますが、工期が短く人件費が抑えられるため価格が安いのが特徴です。

シンプルなデザインが多いと思われがちなユニットバスですが、現在ではデザインの幅が広がりシンプルなものから高級感のあるものまでさまざまです。

☑ユニットバスのお風呂のメリット
  • 掃除がしやすい
    ユニットバスは、素材すべてがお風呂のために考えられたものを使っているため、掃除がしやすく、水が乾きやすいのでカビも発生しにくいつくりになっています。

 

  • 断熱性が良い
    ユニットバスは部屋の中に浴室をつくる二重構造になっています。そのため断熱性がよく冬でも浴室がキンキンに冷えることが少ないです。

 

  • 水漏れしにくい
    お風呂のことを考えてつくられっているため在来工法のデメリットである水漏れ対策はしっかりされています。つなぎ目の少なく水漏れしにくいつくりになっています。
 
ユニットバスのお風呂のデメリット
  • デザインに限界がある
    現在では、デザインの幅が広がってはいますが、気に入ったタイルを使いたい、旅館のような木に浴槽にしたいなど、「こだわり」を入れることができません。また、サイズも規格の中から選ぶことになりますので、変形したお風呂や規定より大きいサイズのお風呂はつくることができません。

2.お風呂・浴室リフォームの費用と工事内容は?

在来工法とユニットバスを比較すると、ユニットバスの方が工事期間は短く費用も安いことが多く、反対に在来工法はこだわりのデザインができる分、工事期間が長く費用も高くなることが多いです。

ここでは一般的なお風呂のリフォーム「在来工法→ユニットバス」の場合の費用をご紹介します。 

 

工事参考価格:120万円(税別)

工事内容(工事期間の目安 3日~8日)

  • 養生(搬出・搬入時に床や壁が傷つかないように養生をします)
  • 解体工事(既存のお風呂を撤去します)
  • 給排水工事(新しい給排管の工事をします)
  • 電気工事(電気配線の工事をします)
  • 土間基礎工事(コンクリートの土間を作ります)
  • 搬入と組み立て(ユニットバスを搬入し組み立てをします)
  • 内装工事(洗面脱衣所の一部工事。ユニットバスのドア側の壁を作ります)

※場合によっては給湯器設置が必要になります。

費用を確認するときは、金額だけで判断するのではなく、工事内容になにが含まれている確認した上で金額を見るようにしましょう。

 


3.お風呂・浴室リフォームで失敗しやすいポイント

浴槽がせまくなってしまった

デザインや機能性を重視しすぎて、浴槽がせまくなってしまったなんてこともあります。満足に体をのばせないとリラックスできません。しっかりとショールームでサイズ感を体感し、体に合う浴槽を選びましょう。

 

汚れやすくなってしまった

リフォーム後に、以前よりも汚れやすくなってしまったなんてこともよくあります。デザイン性を重視し、タイル素材を浴室に採用したが目地がカビだらけになってしまったなんてことも。浴室の壁や床には防カビ効果や、抗菌作用のある素材を採用すると良いでしょう。

 

オプションをつけすぎてしまった

収納を増やそうと棚をつけすぎてしまいお掃除が大変になってしまったり、ジェットバスなどのオプションをつけたものの、あまり使わず後悔するなんてこともあります。それぞれの機能について必要性をしっかりと考え、必要なものだけを選びましょう。


4.快適なお風呂にするために考えたいこと

乾きやすさを考慮する

お風呂を快適、清潔に保つには換気扇や窓、浴室乾燥機などで乾きやすくすることも重要です。浴室全体をより確実に、より速く乾燥させ、カビやぬめりの発生を抑えることができるので掃除の手間を軽減させることが出来ます。

 

お手入れのしやすさを考慮する

快適なお風呂にするために日々のお手入れのしやすさも重要です。掃除がしやすいパネルタイプの壁材や、汚れが目立ちにくいベージュ系統の色味を選ぶと良いでしょう。黒系の色味はスタイリッシュにかっこよく仕上がりますが、石鹼カスやカルキ汚れが目立ちやすいので注意が必要です。


5.実例紹介

広い開口部のある光があふれるバスルーム(ユニットバス)

大きな窓を設けたことによって、光がよく入る明るいお風呂になります。塀があるので外から視線を気にせず、大きな窓から庭を見てリラックスができます。窓にブラインドをつけているので、気になるときは視線をカットすることもできます。壁は一部クリーム色になっているものを採用。明るい色にすることで、清潔感のある室内を明るく魅せ、さらに浴室乾燥もできるようになっているので、機能性抜群のお風呂です。

広く魅せる工夫がされたバスルーム(ユニットバス)

照明はダウンライトを採用することで、圧迫感がありません。また鏡の幅を壁いっぱいの大きさのものにすることで、空間を広く魅せることができます。壁の色を明るくすることも広く魅せるポイントです。浴槽は、上部は広く下部が狭くなっているタイプにすることで、浴槽も大きく、洗い場の面積も増やすことができます。

海外の雰囲気を味わえるバスルーム(在来工法のお風呂)

海外のお風呂をイメージさせるバスタブとオーバーヘッドシャワーを採用しました。壁をタイルにすることで洋風の印象を持たせつつ、床と天井には桧を採用し日本らしさも演出しています。桧が水を含むことで木の香りお風呂全体に広がり、よりリラックスできる空間になっています。

高級感のある和風のお風呂(在来工法のお風呂)

石のお風呂で高級感を演出。サイズが大きい石を使うことで、より高級にみせることができ、お掃除も目地が少ないので汚れにくく楽になります。水が直接当たりにくい壁の上半分と天井には木を使うことで、お風呂全体が木の香りに包まれます。天井には天窓を設けることで、柔らかく日が入り、心から寛ぐことができるお風呂になりました。


6.まとめ

在来工法のお風呂とユニットバスそれぞれに良いところがあり、悪いところもあります。デザインをこだわったお風呂にしたい方には在来工法のお風呂。毎日使うものだから断熱性や浴室乾燥などの機能やお掃除のしやすさを優先したい方にはユニットバスがおすすめです。

今回紹介した実例の他にも、さまざまなタイプございます。多くの実例を見てご自身にあったお風呂を見つけてください

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