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アイランドキッチンを選ぶその前に!デメリットも知って最適なキッチンを選ぼう

住まいの豆知識

2021/12/15(水)

おしゃれで家族ともコミュニケーションが取りやすいアイランドキッチン。皆さん一度はあこがれを持ったことがあるのではないでしょうか。そんなアイランドキッチンもメリットもあればデメリットもあります。今回はアイランドキッチンのメリット・デメリットを中心に特徴をご紹介します。

*もくじ*

1│「アイランドキッチン」とは

2│アイランドキッチンのメリット

3│アイランドキッチンのデメリット

4│アイランドキッチンを快適に使うために

5│アイランドキッチンの事例

6│まとめ


1.「アイランドキッチン」とは

アイランドキッチンとは、アイランド(浮島)の言葉の通り、キッチンを壁と離し、壁と接していないキッチンのタイプのことです。対面キッチンやオープンキッチンに分類されます。 おしゃれでデザイン性が高いものが多く、また開放感があるので、近年人気の高いキッチンです。


2.アイランドキッチンのメリット

①開放感

アイランドキッチンの正面には、ダイニングやリビングがあるため、空間に奥行きがあり開放感のあるキッチンになります。リビングダイニングと一体感のある空間になるので、部屋自体が広く、光も届きやすい特徴があります。

②おしゃれなデザイン

アイランドキッチンの人気の理由の一つが高いデザイン性です。キッチンがLDKのアクセントとなり、部屋全体が華やかな印象になります。お部屋のコーディネートを楽しみたい方にオススメのキッチンです。

③コミュニケーションが取りやすい

クローズドキッチンとは異なり、アイランドキッチンはリビングが見渡せます。リビングで寛いでいるご家族の様子も伺え、料理をしている最中でもコミュニケーションが取りやすい間取り。小さいお子様の様子も伺えるので、安心して料理をすることができますよ。

④複数人で料理ができる

アイランドキッチンは、四方から料理の手伝いができるので、「親子で料理を楽しみたい」「夫婦で一緒に片付けをしたい」など考えているご家族にオススメにキッチンです。回遊できる動線で立ち位置が確保しやすいアイランドキッチンならではの強みです。


3.アイランドキッチンのデメリット

①匂いが広がる

キッチン周辺に壁がない特徴を持つアイランドキッチンは、ダイニングやリビングまでにおいが広がりやすいという特徴があります。窓の位置を工夫したり性能が良い換気扇を採用するなど、換気されやすいようにしましょう。間取りや設備に注意してプランを決定しましょう。

②キッチンが丸見え

キッチンが部屋のアクセントとなる反面、開放感のあるアイランドキッチンは、キッチンがリビングから丸見えの状態になるので、日ごろから整理整頓が必須になってきます。キッチンがいつでもきれいな状態を保てるように収納スペースを確保するなど、片付けのしやすさも考慮して間取りを決めるといいですよ。

③広い空間でない採用できない

アイランドキッチンでは、壁から離れはたところに浮島のようにキッチンを配置します。そのため、料理をする際に立つ空間とキッチンの両サイドに通路となる空間の確保が必要となるため、広い空間でないとアイランドキッチンをつくることができません。広さがあまりない場合は、シンクとコンロが別々になったⅡ型のアイランドキッチを採用するとコンパクトにまとまります。

④汚れが飛び散りやすい

アイランドキッチンは、キッチンの周りに壁がないため、料理中の油が部屋に飛び散ることがあります。そのため油が飛び散らないように気にかけながら料理をする必要があります。また、料理中の汚れは、油はねだけではありません。料理の際に出る煙と一緒に油汚れも部屋中に広がってしまいますので、こちらも注意が必要です。


4.アイランドキッチンを快適に使うために

①パネルを設置してニオイや油はね・水はねを防ぐ

コンロやシンクの前にパネルを設置することでリビングやダイニングの汚れを減らすことができます。また、汚れだけでなく、煙もパネルがあることで広がるのを抑えることができ、空間を清潔に保つことができます。 パネルは透明なものを採用すると圧迫感を抑えることができ、またデザイン性を損ねることなく快適にすることができます。

②性能の良い換気設備を採用する

ニオイが広がりやすいアイランドキッチンでは、性能の良い換気システムを採用することで抑えることができます。アイランドキッチンは、防火の視点からIHを採用することが多いのですが、IHはガスと比べると火力が弱いため換気扇を回してもうまく煙を吸い取れないことのあり、換気システムの質を上げることで快適に暮らすことができます。

③パントリーなど収納を用意する

ダイニングやリビングから丸見えのアイランドキッチンは整理整頓の心がけが大切です。たくさん収納ができるパントリーや、カップボードの上部にも収納を設けるなどして、収納場所を確保することで、しまう場所に困らず、いつでもきれいなキッチンを保てるようになりますよ。


5.アイランドキッチンの事例

知多市S様の建築実例

アイランドキッチンの実例

Ⅱ型のアイランドキッチン。シンクと作業スペースを壁から離して設置し、コンロを壁側に設置。コンロを壁側に配置することで、換気扇も壁側になり、部屋をスッキリ見せることができます。暗くなりがちな壁付けキッチンは正面に窓を設けることで、明るさを確保。シンク側もコンロ側もともに圧迫感がありません。 Ⅱ型のアイランドキッチンはスペースをあまり取らないため隣にダイニングテーブルを配置したり、家事スペースとなる空間を設けることができます。短い動線でコンパクトに収まるので、家事効率は抜群です。 部屋のアクセントとなるので、キッチンの色や形、ペンダントライトなどコーディネートを楽しむことができますよ。


6.まとめ

コミュニケーションの取りやすさや開放感、お洒落さが魅力的なアイランドキッチンにもデメリットは存在するので、特徴としっかり知ることが大切です。また、アイランドキッチンはスペースでの制限もあるので、住宅会社に事前に確認することをおすすめします。 さまざまな視点から、自分が一番重視したいことを考えてから、キッチンのタイプを検討するといいかもしれませんね。

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