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【失敗しない】二世帯住宅で後悔しないための秘訣

注文住宅

2021/01/28(木)

二世帯住宅では世代が違う家族がひとつ屋根の下で暮らします。世代が違えば価値観や生活のリズム、食べ物の好みなど大きなものから小さなものまでさまざまな点で不一致なことが出てきます。

実際に暮らしてから不満が溜まり大きなトラブルに発展、同居を解消するという話は少なくありません。

そうならないように、二世帯住宅の計画をするところからしっかり話し合いをして円満な同居生活を送りましょう。

今回は二世帯住宅によくありがちなトラブルとその解決法、また建てる前に定めるべきルールをご紹介いたします!

*もくじ*

1┃二世帯住宅で起こるトラブル例と解決法

2┃定めるべきルールのチェックリスト

3┃まとめ

二世帯

1┃二世帯住宅で起こるトラブル例と解決法


生活スタイル(リズム)に関するトラブル

・お風呂の音が気になる

・帰ってくる時間が遅いと玄関を開け閉めする音が気になる

・食事の時間帯やタイミングが違う

これらを解決するには…

おすすめプラン:部分共有タイプ

部分共有タイプだと、お風呂やキッチンなどの設備を別々にできるので生活リズムが違っていても、お風呂や食事の時間を気にせずに過ごすことができます。玄関も2つ設けて上下階で分けると生活リズムの違いを気にすることなく生活することができます。
また防音対策もしっかりしておくと生活音でお互いに気を遣うことが少なくなります。

親世帯のリビングダイニング

子世帯のリビングダイニング

※事例の住まいの間取りと異なります


共有部分に関するトラブル

・見たいテレビが見られない

・親世帯と子世帯のどちらが掃除をするのか悩む

これらを解決するには…

おすすめプラン:部分共有タイプ

例えば、リビングを別々に設けたり個室を寝るためだけの用途にせずに、ゆっくりくつろぐことができる場所にする。この場合はキッチンやお風呂は共有にすると建築費用と光熱費を抑えることができます。
共有部分の掃除に関しては、あらかじめ当番や担当を決めておくと後々トラブルに発展することは少なくなります。

1階のリビング

2階のサブリビング

※事例の住まいの間取りと異なります


プライバシーに関するトラブル

・いつも監視されているような気がする

・郵便物や宅配でくる荷物を見られる

これらを解決するには…

おすすめプラン:完全分離タイプ

同じ屋根の下に玄関やお風呂やキッチンなどの設備を2個以上設けるタイプ。玄関が別々、また家の中で行き来ができないので郵便物を見られることを防ぎ、プライバシーを確保することができます。
自立性の強いタイプですが、同じ屋根の下にいることでなにかあればすぐに駆け付けることができ安心感もあります。

2つの玄関

子世帯のリビング

 ※事例の住まいの間取りと異なります


費用に関するトラブル

・親世帯のほうが家にいる時間が長いのに光熱費が折半

・メンテナンス費用や相続など

二世帯住宅を建てると決め、土地や間取りの計画の時点でお金のことは両世帯でしっかり話し合いましょう。お互いが納得のいくルールをあらかじめ決めておけば、後からトラブルになることも防ぐことができます。

2┃定めるべきルールのチェックリスト


上記のトラブルを未然に防ぐためにも、設計の段階で話し合いを行いましょう。住みだしてから後悔しないよう、話し合いの中で以下の定めておくべきルールをチェックしましょう。 

①光熱費や生活費などの負担の割合

②子育ての方針

③宅配便を代理で受け取ったときの対応

④共有スペースの有無

⑤共有スペースの掃除担当

⑥用事があるときの連絡手段

⑦外出時に声をかけるかどうか

⑧食事・料理について

①光熱費や生活費などの負担の割合

光熱費の支払いを折半にするのか、メーターを別々にして個々で支払うのか最初に決めましょう。家にいる時間が短いほうが損をしないよう、別々で支払うのがおすすめです。

②子育ての方針

親世帯がよかれと思って子育てについてアドバイスをしても、子世帯にとっては窮屈に感じてしまい関係がぎくしゃくしてしまう可能性があります。子世帯が共働きで家を留守にしている間は協力して親世帯が預かり、子育てに関しては口出ししないなど程よい距離感を保って干渉しすぎないようにしましょう。

③宅配便を代理で受け取ったときの対応

どちらかが留守にしていて代わりに宅配便を受け取った場合、中身をみるのはもちろんご法度です。家族とは言えプライバシーを侵害することになり、信頼関係が崩れてしまう可能性もあります。
代わりに受け取った場合は玄関に置き、あくまでも“受け取るだけ”にしましょう。

④共有スペースの有無

共有スペースはあればあるほど建築費用を抑えることができます。しかし共有することでお互い気を遣ってストレスになってしまうことがあるので、バランスが大切です。

⑤共有スペースの掃除担当

共有スペースを設けるのであれば、掃除はどこを誰がいつやるのかしっかり担当を決めておきましょう。分担を決めないと気を遣う、もしくは押し付け合いになりかねません。範囲や曜日などで担当を決めてきれいな住まいを保ちましょう。

⑥用事があるときの連絡手段

用事がある際の連絡は、直接なのか室内インターホンなのか、電話、メールなど様々な手段があります。あらかじめ決めておけば、気が付かなかったなど忘れ防止にもなります。

⑦外出時に声をかけるかどうか

外出する度に声をかけたり、干渉されたりするのは外出するのも億劫になってしまいます。
仕事や買い物などの軽い外出に関しては声をかけずにお互い自由にして、旅行など遠出の外出の際は声をかけるなどのルールを決めましょう。

⑧食事・料理について

食事は朝昼晩一緒に取るのか、料理はどっちがするのかなどを決めましょう。
食べ物の好みや味付けの違いなどが気になり、毎日は難しい場合は週末の夕食だけ一緒にとるなどすると適度にコミュニケーションがとれていいかもしれません。

3┃まとめ


いかがでしょうか。家族といっても他人同士なのでなにもルールを決めずに生活していては小さな不満が溜まり後々大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。

そんなことにならないためにも、お互いが納得できるように設計段階からルールをしっかり話し合いましょう。

上記のチェックリストは例の一部です。そのほかにも雨が降ってきたときに洗濯物を取り込まない、勝手に鍵をあけないなど細かいルールを決めて円満に同居している方はたくさんみえます。義両親の前で意見が言いづらい場合は施工会社の担当に間に入ってもらうとお互いの意見を取り入れることができるので、自分たちだけで解決しようとせずに担当者を巻き込むのもひとつの手かもしれません。ご家族それぞれのルールを必ず決めて、円満に同居生活を送りましょう。


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