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【事例あり】愛犬家住宅の間取りの注意点・ポイントとは?

注文住宅

2021/08/26(木)

近年、コロナ禍のストレスを癒す目的としてペットを飼う方が増えています。またテレワークの普及やおうち時間が増えたこともあり、特に室内で飼う方が増えています。

しかしペットを室内で飼うことで、床や壁が汚れたり傷ついてしまった、キッチンまわりでケガや誤飲をしてしまったなどの問題が発生してしまうことも少なくありません。

「愛犬家住宅」に力を入れている新和建設では、愛犬との暮らしがよりよいものになる提案をしています。

今回は愛犬も人も暮らしやすい間取りのポイントや、注意点をご紹介します。

*もくじ*

1┃ペットと暮らす住まいづくりで大事なこと

2┃愛犬家住宅の間取りのポイント

3┃間取りの注意点

4┃事例紹介

5┃まとめ


1.愛犬と暮らす住まいづくりで大事なこと

愛犬に限らずペットと一緒に暮らす住まいでは、人の暮らしやすさはもちろん、ペットにとっても暮らしやすくないといけません。

特に犬は、犬種や大きさによっても重視するポイントが異なります。それぞれの特性に合わせた住まいづくりを行うことで、ケガや病気を防ぐことに繋がります。

暮らしやすさとともに、大切なペットの安心・安全・快適な住まいづくりを心がけましょう。


2.愛犬家住宅の間取りのポイント

安心の専用空間「ドッグスペース」

犬の先祖は洞穴で生活していたと言われていることから、犬は天井が低く狭い空間を好みます。またあたりを見回せると安心するので、階段下や収納の下のスペースを専用の場所にしてあげるとリラックスできます。扉を設ければ来客時にゲージとしても活躍します。
犬種によって広さや大きさを決めると、なおよいでしょう。

危険から守る「キッチンゲート」

犬にとってキッチンは危険な場所。キッチンの入口にゲートを設けることで、やけどや誤飲誤食などの事故を未然に防ぐことができます。

足腰の負担を軽減「すべらない床」

もし今の住まいの床がフローリングなら愛犬は歩きにくそうではありませんか?犬にとってフローリングは、ツルツルとすべって歩きにくく、常にその状態だと足腰に負担をかけて、ケガをしてしまったり将来的に自分で歩けなくなってしまうかもしれません。
歩きづらさを解消するために、すべらない素材の床材やマットを敷くなどツルツル対策をしましょう。

グルーミングにも最適「洗面台」

自宅で本格的なペットケアができる洗面台を設置すれば、人が使うだけでなく愛犬のシャンプーやグルーミング、散歩後の足洗いなど、さまざまな場面で役立ちます。
両手がふさがっていても、足で吐水や止水のコントロールをすることができ便利です。

なにかと便利「屋外水栓」

お散歩後の足洗いや、外で遊んだおもちゃなどを洗うのに便利な屋外に設けた水栓。お湯も出るので、寒い冬でも安心。シャワーも一緒に設置することで室内だと狭くて大変な大型犬のシャンプーも行えます。

汚しても大丈夫な「土間」

LDKと一体になった土間空間があれば、家族と一緒に過ごすことができます。またタイルを使用することで、体温調節が苦手な犬も体を冷やすことができます。お掃除も楽で、汚れを気にせず愛犬ものびのびと過ごすことができます。

飼い主さんをかわいく迎える「窓」

室内で過ごす犬にとって外を見ることは良い気分転換になります。また飼い主の帰りを確認することで安心させるとともに、かわいらしい姿に飼い主も癒されます。
誤って脱走してしまわないように、戸締りには注意しましょう。

元気いっぱいに走り回る「ドッグラン」

お庭をつくる予定なら、犬が思いっきり走ることができるドッグラン仕様にすると便利です。若い犬だと1日30分~1時間程度の散歩が必要です。毎日は大変という方は、ドッグランで思うままに走ったり遊ばせることで、犬のストレスも運動不足も解消されます。
犬がフェンスを越えてしまわないように、高さには注意しましょう。また犬が口にすると危険な植物がありますので、植えないようにしましょう。


3.間取りの注意点

足腰への配慮

ポイントでも言った通り、すべりやすい床は犬の足腰に悪影響があります。床だけではなく、階段も腰を悪くする原因のひとつになります。特にダックスフントやコーギーなどの胴が長い犬種にとっては、階段の上り下りは大変です。段差をゆるやかにするか、犬用にスロープを設けてあげることによって自由に行き来がしやすくなります。

キッチンゲートやバルコニーの隙間

せっかく愛犬が入らないように設置したキッチンゲートでも、体格に合っていないと飛び越えたり、隙間から通り抜けてしまうことがあります。危険な場所から守るためにも犬の体格に合わせて、ゲートを選びましょう。
また見落としがちなのが、バルコニー。よく2階のバルコニーの柵から顔を出している犬を見かけますが、小型犬だと隙間を通り抜けて落下、または脱走してしまう恐れがあります。
バルコニーの柵も犬を飼っていることを配慮した選び方をしましょう。


4.事例紹介

新和建設では、愛犬との暮らしを配慮した住まいの事例が多くあります。その一部をご紹介いたします!

愛犬2匹とのびのびと暮らせる住まい

大きな犬でも壊れない丈夫なキッチンゲートを採用。格子状で料理中でも愛犬の様子が確認でき、愛犬からもご主人の姿を見ることができるので安心します。またリビングの一部をタイルにすることで、体温調節を自分で行ったり、リビングとフラットでつながるドッグランを設けて室内外の出入りを容易にし、思うままに遊ばせることができます。

2階へはスロープでスムーズに移動でき、足腰の負担も軽減されます。さまざまな工夫を施すことで世話の手間がかからなくなり、愛犬も健康的に暮らすことができます。

木の香り漂うドッグスペースのある住まい

テレビ台付近にドッグコーナーを設置。新和建設では犬の体格に合わせた大きさのゲージを大工さんが手作りで用意します。木製ゲージは木の香りで、リラックス効果と消臭効果が期待できます。上部は収納スペースとして有効活用できます。

スキップフロアを有効活用した平屋の住まい

スキップフロア下のスペースをゲージが入れられるようにした住まい。通常だと収納、物入れとして活用されるスペースも、大切な愛犬のためのスペースになることで有効活用するとともに常に一緒の空間で過ごすことができます。

愛犬が喜ぶドッグランがある住まい

庭全体に撥水効果の高い人工芝生を敷いています。愛犬が寝転んだり走り回ったりしても、人工芝生なら害虫や泥汚れの心配がありません。また雑草が生えづらくなるので、手入れが楽なのと、愛犬が誤って食べてしまうことも防ぐことができます。
しかし熱を吸収しやすく、肉球をやけどしてしまう恐れがあるので夏場は注意が必要です。必ず散水を行ってから、出すようにしましょう。

また室内にはトイレスペースを蹴飛ばしたり邪魔にならないように、スキップフロア下に場所を設けています。少し天井が低くなっているので、愛犬も安心することができます。


5.まとめ

いかがでしょうか。愛犬のための工夫やアイディアはたくさんあります。

犬も住環境によって健康やストレスに大きな影響があることがわかります。人だけが便利で住み心地のいい住まいではなく、愛犬にとっても安心・安全・快適であることが愛犬家にとって理想的な住まいです。

住まいづくりの際は、犬の特性や愛犬の性格なども考慮して計画していただけると、人も犬もより幸せな生活ができるでしょう。


 

新和建設には「愛犬家住宅コーディネーター」の資格を持ったスタッフがいます。お気軽にご相談ください。

 

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