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多治見で平屋を建てる費用相場は?土地込みの内訳と安く抑えるコツ

注文住宅

2026/08/17(月)

多治見市周辺で平屋の建築を検討する際、資金計画の全体像を把握することは重要な第一歩です。平屋は2階建て住宅と比較して、土地取得費や建築費用のバランスが大きく異なります。

費用の内訳を正しく理解することで、無理のない予算設定が可能になります。例えば、土地をすでに所有している場合と新しく購入する場合では、総予算に占める建物の割合が変動します。

この記事では、多治見市における平屋の費用相場や内訳の目安を解説します。あわせて、長期的なランニングコストを安く抑えるコツや、スケジュール感についても紹介します。これから多治見市で住宅建築を始める方に向け、具体的な資金計画を立てるための判断基準をご紹介します。

※免責事項:本記事に記載されている情報は、執筆時点の関連法規および公的機関の発表データ等に基づいています。実際の建築計画においては、最新の法令や各自治体の基準をご自身で確認してください。

多治見で平屋を建てる場合の費用相場と内訳

平屋は、同等の延床面積を持つ2階建て住宅と比較した場合、建物の基礎や屋根の面積が広くなる特徴があります。

これにより、建築費用全体に占める基礎工事費や屋根工事費の割合が増加し、費用のバランスが2階建て住宅とは異なります。

平屋の住宅建築費用を算出するにあたっては、見積もりの透明性が重要です。根拠が不明瞭な概算見積もりや、少額すぎる見積もりは、着工後の大幅な追加費用発生や、施主様と施工会社間のトラブルにつながります。

当社では、人件費の詳細まで公表することはできないものの、外構工事などを別途として総額を安く見せるような不誠実な提示は行わず、初期の相談段階から適正な見積もりに基づき、費用体系の透明性を心がけて対応しています。

多治見で土地をすでに所有している場合の費用割合

岐阜県多治見市において、実家の建て替えなどで土地取得を含めない場合の費用の内訳と割合の目安は以下の通りです。

費用区分
割合の目安
構成要因および性質の概要
本体工事費
70% 〜 80%
基礎、構造躯体、外壁、屋根、内装、標準設備など建築物の主体となる直接的な工事費用
付帯工事費
15% 〜 20%
屋外給排水配管、地盤改良、外構、既存家屋の解体工事等、建物本体以外に付随する工事費用
諸費用
5% 〜 10%
登記手続き、各種税金、ローン組成手数料、火災保険料・地震保険料、設計料等の非工事費用

上記割合を使用して全体の建築予算シミュレーションを行う場合、各項目の下限のパーセンテージを目安にして、総予算を組んでいきます。

この費用感の具体的な指標として、独立行政法人住宅金融支援機構が公表した「2024年度 フラット35利用者調査」のデータがあります。本調査によると、土地をすでに所有している方が建築する「注文住宅」における全国の所要資金の平均および推移は以下の通りです。

融資区分(建て方)
所要資金(対前年度比)
融資金(対前年度比)
注文住宅(全国平均)
3,936万円(+73万円)
3,080万円(+40万円)

資材価格や人件費の高騰により、全国的に注文住宅の所要資金は前年度と比べて増加傾向にあります。

出典)2024年度 フラット35利用者調査結果
出典)2024年度集計表 – 住宅金融支援機構

多治見で新しく土地を購入して平屋を建てる場合の費用割合

平屋は2階建て住宅に比べて1階部分の床面積が大きくなるため、建築基準法で定められた建ぺい率の制限をクリアしつつ十分な居住空間を確保するためには、より広い敷地面積が必要です。

そのため、総予算に対する土地取得費のバランスをいかに適正に保つかが重要です。多治見市で新しく土地を購入して住宅を建築する場合の費用の割合の目安は以下の通りです。

費用セグメント
割合の目安
構成要因および性質の概要
土地取得費
25% 〜 35%
土地代金自体※土地価格によっては35%を超える場合がある
本体工事費
45% 〜 60%
基礎、構造躯体、外壁、屋根、内装、標準設備など建築物の主体となる費用
付帯工事費
10% 〜 15%
屋外給排水配管、地盤改良、外構、既存家屋の解体等
諸費用
3% 〜 7.5%
登記手続き、各種税金、ローン組成手数料、保険料、設計料等の非工事費用(200万円が下限の目安)

このケースにおいても、シミュレーション時は下限の割合から積算を開始し、土地の坪単価が確定している場合は土地取得費を固定した上で、残りの項目の予算を組んでいきます。

同「2024年度 フラット35利用者調査」において、土地を新しく購入して注文住宅を建設した「土地付注文住宅」の全国平均データは以下の通りです。

融資区分(建て方)
所要資金(対前年度比)
融資金(対前年度比)
土地付注文住宅(全国平均)
5,007万円(+104万円)
4,251万円(+80万円)

土地代金が含まれることにより、総費用は5,000万円を超えており、前年度からの上昇幅も単独の注文住宅を上回っています。

多治見市内で土地取得を行うための参考として、国土交通省のデータが役立ちます。国土交通省の「令和8年鑑定評価書」における市場分析によると、多治見市の需要の中心は名古屋方面へ通勤する初めて住宅を購入する層です。多治見駅徒歩圏内の中心市街地は人気が高い一方で新しい土地の供給が限られており、中心部から離れた郊外でも住宅地の需要が安定しています。

国土交通省のデータに基づく多治見市内の主要な基準地価は、エリアによって価格差があります。駅徒歩圏内の利便性の高い地域では坪単価が25万円を超える地点がある一方で、自動車利用を前提とした郊外住宅地では坪単価が10万円を下回る地域もあります。

平屋建築のための広い敷地を求める場合、予算配分の観点から郊外住宅地を選択することも一つの選択肢です。

出典)2024年度 フラット35利用者調査結果
出典)不動産鑑定評価書 令和8年 多治見市

多治見で平屋を建築する際のランニングコストを抑えるコツ

断熱性能を高めて冷暖房費を節約する

平屋は2階建て住宅と比較して、外気に直接触れる屋根や外壁の総面積が広くなる特徴があります。そのため、夏季の直射日光による熱や冬季の冷気など、外気の影響を受けやすく、住宅に使用される断熱材や構造材の断熱性能が日々の光熱費に直結します。

熱伝導率のデータを比較すると、木材、コンクリート、鉄の比率は「1:10:353」であることがわかります。これは、鉄は木の353倍、コンクリートは木の10倍も熱を伝えやすい性質を持つことを意味し、木材が断熱性能に優れた素材であることがわかります。

【関連】特徴|木の家は強くて、長持ち、心地いい。安心な暮らしを支えます。|新和建設

当社では、この熱伝導率の低い木の家の断熱性能や、厳選された断熱材などによる高い住宅スペックを標準としています。例えば、お客さまが「足元が冷えるから床暖房を入れたい」とおっしゃったとしたら、この高い住宅スペックを根拠に、エアコン1台で十分に暖かいことを説明し、無駄な費用の発生を防ぎます。

また、多治見市では、家庭部門における二酸化炭素排出量の削減および再生可能エネルギーの普及を目的とした「住宅用新エネルギーシステム設置事業補助金」が2026年度に向けても用意されています。このような補助金を活用することで、初期導入費用を抑え、長期的なランニングコストを抑えることができます。

【多治見市 2026年度 住宅用新エネルギーシステム設置事業補助金の概要】

項目
規定内容
補助対象システム
住宅用太陽光発電システム
補助金額
1kWあたり1.5万円(上限額:6万円)
必須要件
定置用リチウムイオン蓄電システム、V2Hシステム(電気自動車のバッテリーを家庭用電源として利用するシステム)等と同時に設置した者に限る
対象者要件
自ら居住し、かつ、所有する市内の住宅に補助対象システムを設置する方。または自ら居住・所有するために新築・購入する方

※補助金の受領には、設置工事着工前に申請を行う必要があります。詳細は市の公式窓口にて最新情報をご確認ください。

出典)住宅用新エネルギーシステムの補助制度|多治見市
出典)令和8年度 多治見市住宅用 新エネルギー…

長く住み継ぐための耐久性とメンテナンス費用を考慮する

住宅建築においては、目先の初期費用のみならず、数十年後に発生する屋根や外壁の修繕費用、水まわりの設備更新費用などを含めた長期的な維持費用を抑えることが重要です。

耐久性を高める素材として、国産の無垢材を使用することは一つの選択肢です。地域の気候風土で育った木材を使用することは、住宅の耐久性の高さにつながります。

この地産地消の取り組みを経済的に支援するため、岐阜県では県産材の利用促進を目的とした「ぎふの木で家づくり支援事業」を2026年度も実施しています。岐阜県内に住宅を新築する際、「ぎふ証明材」または「ぎふ性能表示材」等を構造材や内装材に一定量以上使用する場合に補助金が支給される制度です。

出典)ぎふの木で家づくり支援事業(トップ) – 岐阜県
出典)ぎふの木で家づくり支援事業(県内新築タイプ) – 岐阜県

いかに優れた素材を用いても、それを組み上げる技術力と、建築後のメンテナンス体制が整っていなければ、住宅は長持ちしません。

当社には100名を超える大工が在籍しており、創業以来、独自のカリキュラムで自社大工の育成に注力。技術と人間力を兼ね備え、お客さまに信頼される一人前の「棟梁」を丹精込めて育て上げています。そんな大工棟梁が確かな技術を持って、品質の高い家づくりに取り組んでいます。

リビングの床材から天井の梁、構造材に至るまで岐阜県産の銘木である東濃桧を含む国産の無垢材がバランス良く使用されています。

さらに、全社員による年1回の定期訪問を実施しています。また、建築後の不具合や経年劣化に対応するため、メンテナンス対応を専門とする部署が存在し、データベースを活用して担当者間で即座に情報共有を行うフォロー体制が整っています。

多治見での平屋づくりを成功させる資金計画の手順

土地探しから注文住宅の引き渡しまでの期間は約1年半〜2年が目安

平屋の建築を計画してから、各種契約や行政手続きを経て、実際に建物の引き渡しを受けるまでの標準的なスケジュール感と期間の目安は、以下の工程を含めてトータルで約1年半から2年程度です。

工程
目安期間
実施内容の具体例
情報収集・土地選定
約3か月〜1年
資金計画・予算設定、希望エリアの選定、建築会社の比較検討、土地の買付証明の提出および土地売買契約
設計プランニング・契約
約2〜6か月
地盤調査の実施、間取りの決定、詳細仕様の打合せ、建築請負契約の締結、建築確認申請
着工・施工
約5〜8か月
地盤改良工事、基礎工事、上棟、屋根工事、内外装工事、設備工事
竣工検査・引き渡し
約1か月
行政機関による完了検査、施工会社による社内検査、施主様立ち会いのもとで検査、施主様へ引き渡し

このスケジュールを逆算し、子どもが入学する時期や、現在の賃貸契約の更新タイミングなどを考慮して、無理のない行動計画を立てることが大切です。着工や施工の段階において不測の事態が発生した際にも対応できる施工体制の有無は、工期の遅延を防ぐ上でも重要です。

多治見の平屋費用に関するよくある質問

多治見市で変形敷地に平屋を建てる場合、費用は高くなるか

敷地の形状が正方形や長方形などの整形地ではなく、不整形な形状であったり、道路との間に高低差がある場合、土地そのものの価格は割安に設定されていることが多くあります。

しかし建築にあたっては、高低差のある土地で斜面の土が崩れるのを防ぐ土留め工事、特殊な地盤改良工事など、付帯工事費が標準的な整形地よりも割高になる場合があります。また、重機が進入しにくい狭小な接道条件の敷地では、資材運搬の人件費が加算されるケースもあります。

多治見市周辺で変形地を選択して土地取得費を抑える場合、設計の工夫と施工会社の対応力が問われます。当社では、自社内の設計力によって変形地であっても柔軟に対応しております。

平屋に無垢材を使うと手入れが大変で維持費がかかるか

無垢材を用いた住宅は、経年によって色合いが変化する「経年変化」が生じます。

これは木材の劣化ではなく、天然素材特有の「味わい」として評価される性質のものであり、一般的な掃除や定期的な乾拭きを行えば、過度な維持費が常に発生するわけではありません。

生活の中で生じるへこみや傷に関して不安を抱くお客さまに対し、当社の大工棟梁は「傷も家族の歴史です。でも、どうしても気になるなら削ることも可能です」と回答しており、アフターメンテナンスの体制を整えています。

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