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平屋の最適な天井高は?間取りだけではなく高さが重要!

注文住宅

2023/02/17(金)

平屋の魅力は様々ですが、2階建てと比べて天井の高さの自由度が高いことが挙げられます。
横への空間が広がっているイメージの平屋ですが、天井の高さで縦方向の空間も有効に使いたいと思っている人も多いのではないでしょうか。平屋を建てる上で間取りを考えることは重要なポイントですが、間取りだけではなく天井の高さも室内のイメージや素敵な空間を決める大切なポイントになります。

今回は愛知・岐阜で注文住宅を手掛ける新和建設が平屋で天井を高く設定するメリットやデメリット、天井高を決めるポイントなどを解説します。

*もくじ*

1│平屋の天井高を決めるポイント

2│平屋で天井を高くするメリット

3│平屋で天井を高くするデメリット

4│天井のベストな高さは?

5│まとめ


1.平屋の天井高を決めるポイント

住宅の建物の高さに制限がある中で、2階建て住宅の場合は建物の高さから必然的に天井高に限界が出てきます。いくらリビングの天井を高くしたくても2階がある以上、高さが制限されます。一方、平屋住宅ではある程度自由に高さを設定することができるという魅力があります。
平屋は横に広がる間取り設計になっているため、天井を高くすることで縦と横の大空間が実現できるのです。 平屋で天井を高くすると、勾配天井にすることで開放感を演出し、スキップフロアやロフトを作ることで優雅で楽しい魅力的な空間に仕上がるのではないでしょうか。


2.平屋で天井を高くするメリット

開放感が手に入る

天井が高いと天井の圧迫感から解放され、2階建てでは味わえない開放感を手に入れることが最大のメリットです。
室内に居ながら深呼吸できるほどの大空間を実現させることで、どこか生活に余裕と安心感を与えます。窮屈になりがちな家の中は、息苦しさから解き放たれ、気持ちまで優雅に落ち着いた安定感を確保できます。つまり、天井を高くして開放感を感じる空間を作ると、家族の気持ちにも余裕ができる素敵な効果があるといえるのではないでしょうか。

 

明るい空間を確保できる

天井高を取ることで程よい日差しが入り、家の中は常に明るさを確保することもメリットの一つです。
部屋に入る光は、高い位置に窓があればあるほど、太陽の光をより多く取り入れることができます。明るい日差しが差し込む室内は、常に健康的で家族の陽気な会話が生まれることでしょう。

高級感を演出できる

平屋で天井が高い家を想像するだけで、ゆったりとした高級感が漂う空間が目に浮かぶのではないでしょうか。
広々とした大空間は、家族や訪れる人たちをも優雅な気分にさせてくれます。同じ床面積であっても天井を高くすると、実際より広く感じさせる効果があり、勾配天井にすることで素敵な演出ができるデザインに生まれ変わります。
平屋で天井を高くすることで高級感を演出しおしゃれな空間を実現できます。

ロフト・屋根裏部屋が作れる

ロフトや屋根裏部屋は、収納などを目的としたスペースに使用することも良いのですが、自分ひとりだけの空間として利用するのも素敵です。誰にも邪魔されず自分の時間を楽しめる空間を作れるのは、天井高があるメリットといえます。出来ればロフトや屋根裏部屋は、物置状態にするのではなく家族みんなが自由に使えるプライベートスペースの方が楽しい家になりそうです。
このように天井を高くすることで間取りに自由度が生まれ、様々な楽しい空間を実現することが可能です。


3.平屋で天井を高くするデメリット

コストアップする

天井が高くなると当然ですが、壁や柱などの構造自体も費用が高くなって全体のコストアップになることがデメリット。天井の高さをどのくらい高くすれば、いくらコストアップするのかを建築業者の担当者に相談しましょう。
また、天井が高くなることで様々なインテリアにも費用がかかります。より大空間になると照明の大きさや数も必要ですし、おしゃれな空間や高級感を出すために高価な商品も手に入れたくなりますよね。そういった意味でも通常の天井高よりもコストがかかってしまうことになります。
予算の範囲内に収まるように計画することも大切ですのでバランスを考えて検討しましょう。

掃除やメンテナンスが大変

平屋は2階がないため、修繕やリフォームするにはコストも安くやり易いのですが、天井高があると室内で手の届かない部分が増えて、窓の掃除やメンテナンスが大変です。脚立やはしごなどを使って掃除することもできますが、転倒などの危険性もあるのでケガのリスクを伴います。天井を高くすると掃除がしにくいというのがデメリットです。後々、掃除がし易いように様々なお掃除グッズやメンテナンス方法を調べておくことをおすすめします。

光熱費が高くなる

天井が高いと冬の暖房は暖かい空気が上昇するため、暖房光熱費が多少高くなります。当然ですが空間が広ければ広いほど光熱費のランニングコストは上がります。また、勾配天井の場合、夏の暑い日差しが屋根に照りつけ室内温度を上昇させます。
屋根裏に断熱材を十分に施工しておけばそれほど問題はありませんが、勾配天井や天井が高いと冷暖房費の光熱費は高くなることがデメリットです。


4.天井のベストな高さは?

それでは平屋の天井高は一体どのくらいが良いのでしょうか。部屋別にベストサイズを見ていきましょう。

玄関の天井高

玄関は開放感を出すために天井は高くするのがおすすめです。
それほど床面積が取れなくても天井を高くすることで広く感じさせることが可能です。開放感のある玄関は気持ちの良いもので、来客時も印象がよくなるでしょう。好みにもよりますが、2.7メートル程度あると広く感じることができるのではないでしょうか。

 

リビングの天井高

リビングは最も開放感や高級感が欲しい場所なので、できるだけ高くしたいところです。家の中でも家族が集まったり来客時もリビングで過ごすことが多いので、居心地の良い大空間が理想的です。
一般的な天井高は2.4メートルですが、最近では2階建て住宅でも2.7メートル以上の家もあります。そう考えると平屋なので、3メートルぐらいに出来れば大空間のリビングが実現します。リビングは最も天井高を取って大空間を演出するのがおすすめです。

キッチンの天井高

キッチンの天井は、あまり高くすると臭いや汚れがつく可能性があるので、通常の高さでも良いのではないでしょうか。少し開放感が欲しい場合は、2.7メートル前後あれば十分です。掃除やメンテナンスのことを考えると、リビングのように高くするのは控えて少し低めに設定した方が良いでしょう。

寝室の天井高

寝室はリビングとは反対にあまり天井を高くすると、心理的に落ち着かず睡眠を妨げる原因にもなります。ゆったりした時間を過ごせるプライベート空間は、天井高を抑えた空間に仕上げることをおすすめします。寝室の天井高の理想的な高さは一般的な2.4~2.5メートルが良いのではないでしょうか。寝室は落ち着ける雰囲気でゆったりと熟睡できる空間作りが大切です。

トイレ・洗面室の天井高

トイレや洗面室もあまり高くする理由がないので一般的な高さが良いでしょう。2.4メートルあれば十分です。


5.まとめ

平屋の天井を高くする様々な効果について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
平屋は間取りだけではなく、天井の高さも自由度の高い住宅です。2階建て住宅にはない優雅さや高級感があります。
様々なメリットとデメリットを理解した上で、上手く天井を高くして開放感のある明るい家を実現させてはいかがでしょうか。

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