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ローコスト住宅はどうして安いの!?安さの理由や注意点を解説

注文住宅

2022/10/28(金)

間取り計画

住宅を建てる際、ローコスト住宅ってどうなんだろうと考えたことはありませんか。夢のマイホームは、出来るだけ予算を抑えて住宅ローンを軽くしたいと思いますよね。だからといって、せっかく建てる一生のお買い物、納得のいく家にもしたいというのも間違いではありません。
ハウスメーカーや注文住宅会社の相場と比べると、ローコスト住宅は安さが魅力です。では、なぜローコスト住宅は安いのか、そこには必ず安くできる理由があるのです。

今回は、ローコスト住宅はなぜ安いのか、その理由と見落としてはいけない注意点を解説します。

*もくじ*

1│ローコスト住宅とは

2│ローコスト住宅の安さの理由は?

3│ローコスト住宅の相場

4│ローコスト住宅のメリット・デメリット

5│ローコスト住宅の注意点

6│まとめ

7│「新和建設」の定額制注文住宅


1.ローコスト住宅とは

住宅会社選び

ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅に比べて建築コストを抑えた住宅のことです。特別な定義があるわけではありませんが、概ね坪単価が30〜50万円程度の住宅といわれています。しかし、ウッドショック以後の価格高騰で50万円以下は難しいとの見解もありますが、概ね50万円くらいでしょう。
ハウスメーカーの坪単価は、メーカーにもよりますが、こちらもウッドショック以後、およそ80~100万円が相場で、それ以上になることも少なくありません。つまり、一般的な相場より安く建てられる住宅をローコスト住宅と呼び、材料や施工の合理化と設計の規格化によってローコストを実現しています。
ローコスト住宅を扱う建築会社は、自ら「ローコスト住宅」をアピールしている会社もあれば、あまり強調していない会社も存在します。大々的にテレビコマーシャルでローコストを売りにしている会社や、あまり世間に知られていない調べないと分からない会社もあります。ローコスト住宅の目安としては、坪単価が50万円以下の住宅を扱っている住宅会社という認識で良いでしょう。


2.ローコスト住宅の安さの理由は?

上棟

それではローコスト住宅はなぜ安いのか理由を解説していきましょう。

規格化された間取りプラン

ローコスト住宅は、規格化された間取りやプランを主力としています。規格住宅とは、注文住宅のように間取り設計や住宅設備を一から決めていくのではなく、すでに最初から決まっている住宅のことをいいます。部屋の広さや間取りの多さは、建てる土地の大きさや家族構成など各家庭によって条件が異なるため、何種類かのパターンが用意されています。その間取りのパターンの中から、自分たちのライフスタイルに合うものを選択するということです。

建材の大量一括仕入れ

建材や設備というのは、同じ商品を一度にたくさん購入することで安く仕入れることができます。規格住宅を主力にすることで、使用する材料があらかじめ分かるため大量に一括仕入れが可能になるわけです。

施工方法の合理化

施工方法の合理化とは、ローコスト住宅はシンプルで建てやすい構造なため、職人などの手間を減らして人件費のコストダウンに繋げるということです。つまり、何でも簡単な施工は早く作業が進みますよね。ローコスト住宅は単純でシンプルな間取り設計にすることで、施工効率を上げて合理化しているということです。

自社工場で木材をプレカット

自社で木材をプレカットできれば人件費の削減に繋がります。規格住宅の場合は、間取りが最初から決まっているため使用する木材のサイズも一定です。そのため現場でカットする人件費が削減できるというわけです。

標準仕様のグレードを低くする

標準仕様とは、キッチンなどの住宅設備、床材やサッシ、壁紙などの内装材、屋根外壁の外装材の基本ベースとなる仕様設定のことです。標準仕様は各建築会社によって異なりますが、この標準仕様のグレードを低くすることでコストダウンに繋げています。つまり、豪華な設備や高級な材料は使用していないということです。

家が完成するまで一括管理

建築会社によっては、施工を下請けの業者が請け負うことがあります。その場合外注に発注することで、業者のマージンが発生しコストアップしてしまうことになります。自社で一括管理するということは、そのマージンを削減できるためコストダウンに繋がるのです。

このようにローコスト住宅は、様々な方法によってコストダウンに繋げていることが分かります。


3.ローコスト住宅の相場

建築費用の目安

ローコスト住宅の相場は、およそ坪単価が50万円以下と前述で解説しましたが、実際の価格には各建築会社で幅があります。
例えば坪単価40万円、延べ床面積30坪とした場合、建物本体工事費用は1,200万円となりオプションや付帯工事費用約300万円、諸費用200万円を加えると総額1,700万円程度と計算できます。この金額で建てられる条件は、ほぼ標準仕様で長方形総二階建ての一般的でシンプルな住宅の場合です。
あくまでざっくりした例ではありますが、ローコスト住宅の建築費用の目安は1,500〜2,000万円程度が相場といえるでしょう。


4.ローコスト住宅のメリット・デメリット

マイホーム計画

ローコスト住宅のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

 

①価格の安さ

最大のメリットは価格が安いことです。安くできる理由を解説してきたように、様々な理由でコストを抑えることができるのです。住宅ローンの借入額の制限のある方や予算を抑えたい方は、ローコスト住宅を選択するのも良いのではないでしょうか。

②建て替えやリフォームがしやすい

安く家が購入できるので住宅ローンの返済が早く終わることもあります。子どもが独立する頃や両親との同居など、ライフスタイルが変化したタイミングで建て替えるかリフォームするのか選択しやすくなります。

③外観や間取りがシンプル

ローコスト住宅は、総二階などのシンプルな外観と、余計なものがない最低限の間取り設計で作られています。シンプルでスタイリッシュな雰囲気が好きな方にとっては、安くてイメージに合った家になるでしょう。
また、建物がシンプルだと、屋根や外壁のメンテナンスや張り替えなどのリフォームも低コストでできることもメリットです。さらに仕様が決まっているため打ち合わせの回数も少なく、工期が短いことで早く入居できるメリットもあります。

 

デメリット

 

①自由度が低く思い通りにできない

注文住宅の自由設計に比べると、できることや選べる商品も少なく自由度が低くなります。こだわりのある方には不向きといえます。

②標準仕様のグレードが低い

低いグレードで十分な方には問題はありませんが、やはり憧れの住宅に夢とこだわりのある方には物足りなく感じるでしょう。グレードアップも可能ですが価格が上がってしまうので、それではローコストの意味が無くなります。

③材料の品質と性能が低い場合もある

一概には言えませんが建築会社によっては、安く家を建てるために材料の品質と性能を低くしていることもあります。


5.ローコスト住宅の注意点

住宅検討

それではローコスト住宅を購入するにあたっての注意するポイントを解説します。

標準仕様の確認

ローコスト住宅の標準仕様はグレードが低いことは説明しましたが、特に家にこだわりがなく納得できれば何の問題もありません。グレードが低いからといって悪い設備や材料なわけでもないからです。そのため後でこんな設備と思っていなかったと後悔しないように、標準仕様が一体どれくらいのレベルの製品なのか耐久性や耐用年数などもしっかりと確認しておきましょう。特に断熱材のレベルなど目に見えない部分の品質や、耐震等級などの住宅性能の部分もどのレベルなのかを明確にしておくことが重要です。

メンテナンス時期の確認

ローコスト住宅の屋根外壁は、コストを抑えるために安価な製品を採用していることが多いと思われます。耐用年数を確認し、どれくらいの時期にメンテナンスが必要なのかを確認しておきましょう。メンテナンスのタイミングで予算を組んでおかないと、雨漏りや住宅の劣化に繋がります。

住宅性能表示制度に対応しているか確認

住宅性能表示制度とは、住宅の性能を国が定めた第三者機関が評価してくれる制度です。万が一不具合が出た場合に紛争処理を国が行ってくれます。保険料や税金の控除も受けられるので、この制度に対応している業者なのかを確認しましょう。


6.まとめ

ローコスト住宅は、価格の魅力はあるものの品質の不安がつきまといます。建物に使用する建材や設備を徹底的に明確化し、納得できる素材であれば品質に対する不安は取り除けるはずです。建築会社を選ぶ際は、安さだけで選ぶのではなく、このような不安を払拭してくれる誠実な業者に依頼しましょう。


7.「新和建設」の定額制注文住宅

平屋の家
夜間の家

ローコスト住宅を建築している業者はたくさんありますが、全て同じではなく慎重に選ぶ必要があります。

新和建設では、経済的に住宅を検討されたいというお客様に、自信を持ってご提供できる「La prochaine HOME(ラ・プロシエンホーム)」という定額制の注文住宅を販売しております。
「La prochaine HOME(ラ・プロシエンホーム)」はデザインや品質にもこだわりのある、満足していただける定額制の注文住宅です。
新和建設は信頼と実績で、コストを抑えた住宅をご提供いたします。是非一度ご検討ください。

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