岩倉市は子育て世帯に優しい支援をたくさん用意していますので見ていきましょう。

出産子育て応援金給付事業

岩倉市では全ての妊婦や子育て世帯の方が安心して出産や子育てができるように、令和5年1月18日より出産・子育て応援交付給付金事業が始まりました。

・伴走型相談支援
妊婦届時より妊婦や特に0歳から2歳の低年齢期の子育ての家庭に寄り添い出産や育児等の見通しを立てるための面談や継続的な情報発信等を行うことを通じて必要な支援につなぎます。
例えば、妊娠届出時の面談から妊娠8〜9ヶ月ごろにマタニティコール（相談支援）を行い面談を希望される方は直接相談員に日頃から不安に思っている内容を相談することができます。また、出産後にはおめでとうコールなどもあります。
出産後も一人で悩まないように常に随時面談や電話相談を行っているので不安の解消やストレスを溜め込むことなくフォローしてくれます。

・経済的支援
経済支援としては出産育児関連用品の購入費助成や子育て支援サービスの利用負担軽減を図るため妊婦届出時5万円、出生届出後5万円の2回に分けて伴走型相談支援の面談を受けアンケートに回答し、申請書を提出された方に対して応援金を支給しています。

令和5年岩倉市一般不妊治療費助成制度

不妊症と診断され一般不妊治療（体外受精及び顕微受精などの生殖補助医療を除く）を受けられたご夫婦（事実婚を含む）に保険適用の有無にかかわらず負担した費用の一部を助成する制度です。
対象者は法律上婚姻をしている夫婦及び事実婚関係にある男女です。岩倉市に住所を有していることが条件で医療保険に加入していることが必要です。なお、年齢制限や所得制限はありません。
また、助成金額は一般不妊治療に要した自己負担額の50％で、1夫婦1年度あたりの限度額は45,000円です。
子どもが欲しくてもできにくい夫婦にとっては助かる制度ですね。

他にも不育症の方にも不育専門相談センターの相談窓口があります。
不育症とは、妊娠はするものの何らかの原因でお腹の中の赤ちゃんが育たず流産や死産などを繰り返し出産まで至らない状態で、一般的には2回以上の流産や死産あるいは早期新生児死亡がある場合に不育症と定義されます。
不育症についての専門医は少ない状況ですが、専門医療機関での検査と適切な治療を受けることにより不育症患者さんの85%の方は出産の可能性があると言われています。

このように妊娠そのものの悩みを専門の医療機関で相談できる体制を整えているのは不育症の方にとっても心強いサポートと言えるのではないでしょうか。

児童手当

次代の社会を担う児童の健やかな成長のために手当を支給する制度です。

中学校卒業まで（15歳になった後の最初の3月31日まで）の児童が支給対象となります。

• 0歳から3歳までは一律15,000円
• 3歳から小学校修了前は第1子と第2子は10,000円で第3子は15,000円
• 中学生は一律10,000円

児童手当については国の制度で所得制限限度額があるので確認しておきましょう。

岩倉市では子育てに関する様々な支援を行っていますので、気軽に相談し不安を解消することで子育てを考えていける環境があります。