二世帯住宅の玄関は共用?分ける?どっちがいいの?
注文住宅
2021/03/08(月)
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今人気の「平屋」。先日も、平屋見学会を開催しましたら、多くのご家族から「見学をしたい」という予約が殺到し、営業マンがてんてこ舞いになっている姿がありました。
ご家族にとって、本当に幸せに暮らせる家とは、いったいどんな家なのでしょうか。
ご家族それぞれのライフスタイルがあるので、一概にこうだとは言い切れませんが、ひとつには、「長く愛着を持てる家」ではないでしょうか。「愛着を長く持てる」とは、ご家族のライフスタイルにあった形や、家族構成やライフサイクルによって変化する環境に対応できる間取り。使われている素材やインテリア、エクステリアも関係してくるでしょう。
今回は、間取りの例をあげながら、おしゃれな平屋はどんな家なのか。またそのメリットやデメリットについてもご紹介してきましょう。
*もくじ*
「平屋」は必ずしもおしゃれになるわけではありません。おしゃれになるポイントがあります。
「平屋」の外観は、シンプルにすると「平屋」の美しさをひき出しやすくなります。
街中で目を惹く「平屋」には、共通してすっきりとした、流行に左右されない存在感があります。しかし、単純なシンプルさでは目を惹くことはないでしょう。ではどんな工夫がされているのでしょうか。
外壁の材料やカラーを変えることで、アクセントをつけるやり方は一般的です。道路に面した、一番見られやすい面は、白色で明るく、クリーンなイメージを醸し出したり、黒色や今流行りのグレーで少しとがった感じで魅せたり。外壁の材料を変えるやり方では、サイディングにアクセントにタイルを使ったり、塗り壁での高級感を出したり、組み合わせはいろいろで印象はかなり変わります。
おしゃれな「平屋」には、窓や開口の計画も大きく影響します。
最近流行りなのが、窓のない家。通りに面した壁面にはあえて窓を設けないことで、思い思いのイメージをデザインしやすくすることができます。
では家の中にはどのように光を入れるのでしょうか。それは、コの字やロの字の間取りにして中庭をつくるという設計。そこに大きな窓を設け、外からの視線を遮りながら明るさや風通しが確保できます。
「平屋」のおしゃれな印象を左右するものに、外壁や窓の他にもうひとつ、「屋根」があります。
片流れや切妻屋根や寄棟など、2階建てや3階建てに比べ、低いところに位置するので、人の視界に入りやすいからこそ、かっこいい屋根形状ははずせません。軒の出が深い屋根などは、高級感があり、また陸屋根(ろくやね)と言われる、勾配のないフラット屋根はシンプルに仕上がり、かっこいいイメージです。
屋根も外壁と同じように、「平屋」では重要です。外壁とセットで検討するといいですね。色合いや素材感をていねいに合わせてみてください。
「平屋」で多く取り入れられるのが、テラスやウッドデッキです。
リビングからのつながりで、広く活用することが期待できます。もうひとつのリビングとしても、庭と室内がつながる空間として、家族のコミュニケーションも深まります。またお子さまの遊び場、バーベキューや昼下がりのカフェタイムなど、おうち時間の楽しみ方のひとつにもなります。
ご家族がみんな仲良く過ごす「平屋」は、開放的にしたいですね。
天井の高さを高めにするため、勾配のある天井にし、広がりのある空間を確保、演出したり、スキップフロアなどを計画する「平屋」間取りもあります。「平屋」と言っても、単純な一定の高さのフロアだけでなく、多様なメリハリのある空間にするとよりおしゃれな開放的な「平屋」になります。
「平屋」の内観でおしゃれと言えば、やはり、梁の現しと言えるでしょう。ただ単に壁紙を貼って仕上げる単調な天井ではなく、梁を表すことで、天井の広がりを感じることができ、また木の温かみも感じられるでしょう。
デザインのコンセプトに合わせて統一感ある「平屋」をつくることで、よりおしゃれでお気に入りの空間になります。また自然の光と風を最大限に取り入れるためにも、壁を少なくした一体感のある内観は「平屋」だからこそ実現しやすい、とてもおしゃれな「平屋」になります。
「平屋」は、とても現実的な家と言えます。しかし、2階建てと違い、横に広い家ですので、その外観や窓、開口など、外から見たイメージを充分な配慮が必要となる家でもあります。
おしゃれな「平屋」を実現する要素をいろいろお伝えしましたが、ここでは、おしゃれな家が多い「平屋」、その具体的な形・間取りを、「コの字」「ロの字」「Lの字」「Iの字」をそれぞれ、部屋数別にご紹介していきましょう。
この間取りは、外からの視線が特に気になる場所や都心部、住宅地などで、ご家族のプライバシーを守りつつ、光や風の取り込みもきちんとできる代表的な間取り、形になっています。
玄関を入ると中庭が視界に飛び込み、明るい光が差し込みます。ウッドデッキでつながる各部屋は一体感のある生活しやすい間取り。
中庭に面する部屋は、テラスをコの字に設置。オープンな空間を演出します。玄関横の和室はいろいろな使い方が計画できます。
中庭を挟んで部屋を計画することで、適度な距離感を保てる間取り。
中庭とつながるリビングを中心に、部屋を配置することで、ご家族の距離感がちょうどよく保たれます。4人家族でも広々暮らせます。
各部屋への行き来など動線を短くし、 ご家族のつながりを大切に考えたタイプ。
庭へのテラスを設けたLDKは明るく、ゆったりとしたおうち時間を過ごせます。寝室は独立させ、プライバシーを守り、またパソコンなどができるちょっとしたスペースを設けたり、クローゼットも2つ配置。
玄関を入り、左右に寝室とLDKを配置。ご家族の集まるスペースとご夫婦のプライベート性を高めています。また水まわりも集め、家事のしやすい動線になっています。
LDKの配置を真ん中に、各部屋への出入りができます。ご家族の気配を感じられる間取りです。
広めのウッドデッキとLDKを中心に、プライベートな空間としての部屋を配置しています。無駄のない、平屋であるからこその間取りです。
東と南に庭を設けることができ、各部屋を明るく、 風通しがよくなる間取りになっています。
全室南向きの明るい間取り。庭をながめるリビングから寝室へ移動でき、庭の移り変わりも楽しめます。
リビング・寝室・和室、各部屋は南側の庭に面していて、プライベートも共有空間もほどよい距離で保たれた間取りです。
L字型に配したテラスは各部屋につながっていて、家族の距離感を近くします。また決まった敷地を有効的に利用した部屋の配置、広さになっています。
すべての部屋がリビングを中心に配置された、家族のコミュニケーションがとりやすい間取りになっています。
一般的な平屋の間取り。南側に大きな窓が計画でき、とても明るい間取りです。
庭に面してLDKと寝室を配置。デッキでつながった空間では、家族のおうち時間が楽しめそうです。
LDKの両隣に寝室と和室を。全ての部屋が南にある庭に面し、明るい間取りです。
それぞれのプライバシーを保つ部とLDKの横に配置した和室はいろいろな使い方ができそうです。
横に長くなりがちな間取りも、きれいに配置し、LDKが居室へのアプローチとなる間取りは、いつも家族の気配を感じます。
いかがでしたか?ご家族のライフスタイルや「平屋」を建てる土地の広さ、形などで、間取りは左右されます。一般的な「平屋」の形とお部屋の数、面積を掛け合わせた事例を16プラン紹介しました。将来的なご家族のライフスタイルの変化にも対応しやすく、またご夫婦だけの暮らし、子育て中のご家族も、「平屋」を検討する上で、是非参考にしていただけるとうれしいです。
おしゃれな「平屋」が、ご家族の幸せな暮らしを実現する家になることを願っています。
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