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多治見の注文住宅の相場とは?建築費用の内訳と適正価格で建てる方法

注文住宅

2026/06/17(水)

多治見市で家づくりを考える方へ、土地や建物の相場と適正価格の知識をお伝えします。予算の全体像を正しく知ることが、失敗しない家づくりの第一歩だからです。
具体的には、土地の価格傾向、建築費用の詳しい内訳、そしてコストを抑える工夫を解説します。地域の相場を把握して、理想の住まいを適正な価格でカタチにするために、ぜひ参考にしてみてください。

※免責事項:本記事に記載している価格やデータは、執筆時点の公開情報を基にしています。実際の建築費用は条件によって変動します。

多治見における注文住宅の費用相場と坪単価の目安

岐阜県多治見市は名古屋市のベッドタウンとして栄え、古くからの美濃焼の産地として自然と文化が調和する街です。2026年5月の多治見市のデータによれば、多治見市の人口は103,236人(男性50,125人、女性53,111人)、世帯数は48,372世帯を数え、子育て世代を中心に定住する場所として根強い人気があります。

出典)人口と世帯 – 多治見市

予算計画を立てるうえで最初にすべきことは、地域の土地価格の相場を知ることです。不動産市場の価格の基準となる公示地価は、その地域の住みやすさや人気を測る重要な指標です。

2026年の多治見市における住宅地の公示地価は、平均で1平方メートルあたり5.1万円、坪単価に換算すると約16.9万円です。前年に比べて0.68%上昇しています。名古屋市へのアクセスの良さと、美濃焼の産地に代表される文化や自然環境が調和しており、利便性と豊かな住環境のどちらも妥協したくない子育て世代のニーズを強く満たしていることが、この安定した需要の背景にあります。

出典)岐阜県多治見市 – 土地代データ

一方で、岐阜県全体に目を向けると、住宅地の平均価格は1平方メートルあたり4.65万円であり、最高価格地点である岐阜市金町6丁目では約3.2万円に達しています。

出典)令和6年地価公示(岐阜県分)のあらまし

このデータから読み取れるのは、多治見市は県全体の平均と同水準の価格を保ちながらも、名古屋市や岐阜市の中心部と比べて非常に手頃な価格で良質な土地を見つけやすい地域であるという事実です。

家づくり全体の費用感は、土地を買って家を建てる場合と、すでに土地を持っている場合で大きく異なります。

土地を買って建てる場合

全体の予算の中で土地代が大きな割合を占めます。そのため、建物にかける予算とのバランスを細かく調整することが欠かせません。多治見市のように坪単価13万円台の地域を選べば、都市部で建てるよりも土地代を大幅に抑えられます。その結果、浮いた予算を建物の断熱性を高めたり、良質な自然素材を取り入れたりする費用に回す余裕が生まれます。

すでに土地を持っている場合

土地代がかからないという大きな利点があります。ただし、今ある古い家を解体して建て替える場合は、解体工事費や廃棄物を処理する費用、地中の不要な埋設物を取り除く費用などをあらかじめ見込んでおく必要があります。

どちらの場合でも、家づくり全体の費用の仕組みを正しく知ることが、後悔のない資金計画につながります。

注文住宅にかかる建築費用は本体・付帯・諸費用の3つに分かれる

家づくりの予算を考える際、坪単価の数字だけで総額を判断するのは注意が必要です。広告などで目にする坪単価は、原則として建物の基礎や柱、屋根などを作る「本体工事費」のみを対象に計算しています。実際に新しい生活を始めるためには、それ以外の費用が必ずかかってくるからです。家を建てるための費用の総額は、大きく「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つに分類されます。土地を買う場合は、これに「土地取得費」を加えた4つで構成されるのが一般的です。

家づくりにかかるそれぞれの費用の割合と、詳しい内訳の目安を表にまとめました。

費用セグメント
土地取得を含めない場合(建替え・土地所有)
土地取得を含める場合(新規取得)
構成要因および性質の概要
土地取得費
25% 〜 35%
土地代金自体(仲介手数料などの付帯費用は諸費用に含めます)。※土地価格や希望エリアによっては35%を超える場合があります。
本体工事費
70% 〜 80%
45% 〜 60%
基礎工事、構造躯体、外壁、屋根、内装、標準的な住宅設備(キッチン・バス等)など建築物の主体となる費用です。
付帯工事費
15% 〜 20%
10% 〜 15%
屋外給排水配管、地盤改良工事、外構(エクステリア)工事、既存家屋の解体費用など、建物本体以外の敷地内で発生する工事費用です。
諸費用
5% 〜 10%
3% 〜 7.5%
登記手続き費用、各種税金、住宅ローン組成手数料、火災・地震保険料、設計料等の非工事費用です(下限の目安は約200万円です)。

本体工事費 は、建物を支えるコンクリートの基礎工事、木材を組み上げる柱や梁の工事、屋根や外壁を張る外装工事、床や壁紙を仕上げる内装工事を含みます。さらに、キッチン、バスルーム、トイレといった標準的な住宅設備を取り付ける費用も入ります。まさに家そのものを建てるための費用であり、全体の予算の中で最も大きな割合を占めます。

付帯工事費 は、建物本体とは別に、敷地の中で行う工事の費用です。道路にある水道の管から敷地の中に水を引き込む給排水工事や、家を建てる前に地面の固さを測り、必要に応じて地面を強くする地盤改良工事が含まれます。駐車場や玄関までの通路、庭を整える外構工事もこの分類です。多治見市周辺に多い丘陵地や高低差のある土地では、土が崩れるのを防ぐコンクリートの壁(擁壁)を作ったり、大掛かりな地盤改良が必要になったりする場合があり、土地の条件によって金額が大きく変動します。

諸費用 は、工事の作業そのものには関係しませんが、家づくりを進め、法律上の手続きを終えるために必ずかかる費用です。土地や建物の持ち主を公的に証明するための登記費用、住宅ローンを借りる際に銀行へ支払う手数料や保証料、印紙税などの税金、火災保険や地震保険の保険料などが含まれます。この諸費用は住宅ローンに含めることができない場合が多く、現金で用意しなければならない項目も多いため、最低でも200万円程度は手元に残しておくことが安全な資金計画の基本です。

多治見で注文住宅の建築費用を予算内に抑える3つのポイント

多治見市での相場と費用の詳しい内訳を理解した後は、予算をオーバーせずに適正価格で理想の住まいを手に入れる方法を考えます。注文住宅は設計の自由度が高い分、すべての希望を無計画に詰め込むと、費用が際限なく膨らんでしまいます。予算の中で希望をかなえるためには、設計の早い段階からの具体的な工夫と、明確な優先順位の付け方が不可欠です。

優先順位を明確にし、建物の形状や間取りをシンプルに設計する

建築費用を下げるための効果的で根本的な方法は、建物の形をシンプルに作ることです。同じ床面積の家であっても、建物を真上から見た形が正方形や長方形に近い「総二階建て(1階と2階の面積と形がほぼ同じ建物)」であるほど、建築にかかるコストは大幅に下がります。

建物に凹凸が増え、複雑な形になると、それに比例してコンクリートの基礎の長さや、外壁の面積が増えます。外壁の面積が増えれば、必要となる外壁の材料や断熱材の費用がかさむだけでなく、建物の周りに組む工事用の足場の面積も広がります。建物の角の部分を綺麗に仕上げるためには特殊な形の部材が必要になり、職人が手作業で調整する手間も増えます。さらに、屋根の形が複雑になるほど、雨水を正しく流すための工事の難易度が上がり、施工の手間と将来的な雨漏りの危険性が高まります。

現代の注文住宅では、構造に使う木材の大部分を工場でコンピューター制御によって加工するプレカット工法が主流です。変形した土地などの極めて特殊な条件を除き、職人の施工力や現場の工夫だけで劇的にコストを下げる余地は少なくなっています。だからこそ、設計の初期段階で優先順位をはっきりと決めます。無駄な空間を削ぎ落とし、構造的に安定したシンプルな形を選ぶことが、地震に強く、かつコストパフォーマンスに優れた家づくりに直結します。

ただし、単に四角いだけの箱のような家では、生活の豊かさが損なわれる恐れがあります。無駄を削ぎ落としつつも豊かな空間を実現する具体的な設計手法のヒントとして、1つの選択肢として新和建設が運営する土岐展示場の「中庭のある平屋」モデルハウスなどをご見学いただき、シンプルな形状と快適な空間を両立する工夫を直接確かめることをおすすめします。

建築時の初期費用だけでなく将来の維持費(ランニングコスト)を見据える

家づくりの予算を考える際、建てる時にかかる初期費用にばかり目を奪われがちです。しかし、賢い資金計画で重視すべきは、家に入居した後、何十年にもわたってかかり続ける光熱費や修繕費を含めた、生涯の維持費(ランニングコスト)の視点です。

毎月のエアコンなどの光熱費、十数年ごとに必要となる外壁や屋根の塗り替え、シロアリ対策の再施工、設備の修理費用は、最初に選んだ素材や建物の基本性能によって大きく変わります。建築費を抑えるために断熱材や柱の品質を下げると、結果的に光熱費の増加や将来的なメンテナンス費用の増大につながる可能性があります。

この将来的な維持費を抑えるうえで、地域の気候風土に適した本物の素材を選ぶことは非常に価値のある投資です。具体的な選択肢の1つとして、新和建設では建築の構造材に岐阜県の銘木である「東濃桧」をふんだんに使用しています。東濃桧は厳しい自然環境の中でゆっくりと時間をかけて育つため、年輪が細かく緻密であり、高い強度を誇ります。古くから神社や仏閣にも使われてきたこの木材は、防虫性・耐久性に優れた特性があり、建物の骨格を長期間支える素材として知られています。

さらに注目すべきは、木材が持つ断熱性です。物質の熱の伝わりやすさを示す熱伝導率の科学的な比較データによれば、木とコンクリート、鉄の比率は「1対10対353」です。木は鉄の353倍も熱を伝えにくい、つまり断熱性が非常に高いという性質を持ちます。木材の細胞の中には無数の細かな空気の層があり、この空気が天然の優れた断熱材として働きます。構造材に木材を使い、適切な断熱の工事を行うことで、夏は外の熱気を遮り、冬は室内の暖かさを逃がさない環境が完成します。その結果、エアコンの効率が上がり、数十年にわたる光熱費を減らすことができます。

坪単価の安さや目先の金額だけで建築会社を判断しない

坪単価を計算する方法には法律で決められた統一ルールがないため、表示価格に網戸・雨戸・照明器具・屋外の給排水配管費用などが含まれているかをご確認ください。

金額や値引きを主な基準に建築会社を選ぶと、追加オプション費用で総額が膨らみ、結果的に当初想定より高くなる可能性もあります。

価格だけで判断すると、目に見えない部分の品質や施工精度の差が把握しづらくなる場合があります。家づくりにおける適正価格とは、単に金額が安いことを意味しません。支払う価格に対して、素材の質、建物の基本性能、職人の確かな技術力、そして長く続くアフターサポートといった得られる価値が、十分に釣り合っていることを意味します。表面的な価格の安さに惑わされず、提供される価値の全体を見て建築会社を判断することが、後悔しない家づくりを進めるための大きなカギです。

費用相場と合わせて確認したい!多治見市での建築会社の選び方

費用の側面を中心に解説してきましたが、家づくりの最終的な満足度を決めるのは、誰に家づくりを託すかというパートナー選びです。多治見市で数十年先まで安心して暮らすためには、金額や相場といった指標以外の重要な基準である「現場の施工品質」と「引き渡し後のアフターサポート」の体制を確認し、会社を選ぶ軸にすることが求められます。

地域風土を熟知し、施工品質を担保できる自社職人のいる会社を選ぶ

現在の住宅業界において、多くの大手ハウスメーカーや規模の大きな工務店は、現場の工事を外部の協力業者に完全に委託する仕組みをとっています。現場の工事を協力業者へ委託する形式では、企業の理念や品質基準の浸透のしにくさが課題となる場合があります。

この品質のばらつきという課題に対する解決策の1つが、自社で職人を育て、管理している会社を選ぶことです。1つの選択肢として、新和建設では100名を超える大工集団を自社で抱え、育成し続けています。自社育成のため、高い基準で建物の品質が統一されるという点は、お客様にとって大きな利点をもたらします。

図面上の数字には表れない細かな仕上げの調整、例えば、入居した後に無垢材の床板の間に隙間ができにくい精度の高い施工や、壁紙に影が出ないよう下地の板を平らに仕上げる技術において、精度の高さが発揮されます。また、協力業者を間に挟まないことで余計な中間費用がなくなり、質の高い素材と技術を適正な価格で提供することが可能になります。地域の気候の特性をよく知る地元の大工が、責任を持って現場に立つ会社を選ぶことが、長持ちして美しい住まいを手に入れる近道です。

引き渡し後も「一生お付き合い」ができる充実したサポート体制か確認する

家は、工事が終わって鍵を受け取った瞬間がゴールではありません。そこから何十年にもわたる家族の暮らしが始まる、本当のスタート地点です。天然の無垢材をふんだんに使った木造住宅は、四季の温度や湿度の変化に合わせて木が自然に縮んだり膨らんだりします。長く住み続ける中では、設備の経年劣化も含め、必ず定期的な点検やメンテナンスが必要になる時期が訪れます。したがって、建築会社の引き渡し後のサポート体制は、初期の施工の品質と同じくらい重要な意味を持ちます。

建築会社を選ぶ際、契約の前に確認すべき項目は、定期点検の頻度と体制、およびトラブルが起きた時の対応スピードです。具体的な取り組みの1つとして、新和建設では「一生お付き合い宣言」を掲げ、引き渡しをした後のお客様とのつながりを重視しています。外部の点検専門業者に任せるのではなく、営業担当、設計担当、現場監督といった自社の全社員による定期的な訪問を実施し、長期的な視点で深い信頼関係を築くことに重きを置いています。

また、万が一の不具合や住宅のトラブルが起きた際は、まずお客様の声を直接聞き取り、社内のデータベースを活用して営業、設計、現場監督の各部門ですぐに情報を共有する体制を整えています。原因を突き止め、修理の手配をするまで、スピードを意識した対応を心がけております。アフター対応において、社内外の連携体制が責任の所在や対応スピードに影響する場合があります。自社で工事からアフター管理までを一貫して行う体制の会社を選べば、お客様の不安を取り除く素早い対応が受けられます。

多治見の注文住宅の相場に関するよくある質問に回答

最後に、多治見市周辺で注文住宅を検討されているお客様からよく寄せられる、資金計画や見学に関する疑問について回答します。

多治見で注文住宅を建てる際、土地代を含めた総額の目安はいくらですか?

土地代を含めた総額は、希望する土地の広さやエリアによって大きく変動します。例えば、多治見駅周辺の利便性が高い市街地を選ぶか、少し離れた郊外の静かな住宅地を選ぶか、さらに建物の大きさや設備によって金額は異なります。そのため、お客様それぞれの条件をお聞きする前に、一概にいくらと断言することは難しく、根拠のない概算をお伝えすることは、かえってお客様の資金計画を狂わせる原因となります。

家づくりの総額を知るための第一歩として大切なのは、今の自分たちの収入や生活様式に合った、無理のない借入額(予算の上限)はいくらなのかを計算することです。このような資金の不安を解決する選択肢の1つとして、新和建設では「資金計画ワークショップ」を随時開催しています。現在の家賃の支払いと比べながら、将来の教育資金や老後の資金の推移を見据えた安全な返済プランを立てます。「今の家賃と変わらない返済プランを知りたい」という方向けのイベントもございますので、漠然とした不安を解消するために、こうした機会をご活用ください。

見積もりの透明性や詳細な内訳を確認することは可能ですか?

はい、誠実な建築会社であれば、契約を結ぶ前に詳細な内訳や根拠のある見積もりを提示します。逆に、わずか数ページしかない根拠のない概算の見積もりであったり、外構工事や重要な設備を別途料金として不明確な条件を契約直前になって少しずつ出すような会社には注意が必要です。

新和建設では、お客様に心からご安心いただけるよう、不透明なお見積もりをお出しすることはありません。使われている材料の品質や選定の根拠についても、しっかりとご確認いただけます。例えば、構造材に使う木材の材質や産地についての疑問にも明確にお答えできる姿勢は、素材に対するこだわりの証明であり、お見積もりの透明性につながると考えております。新和建設におきましても、使用する東濃桧などの素材について一つひとつ明確にお答えする体制を整えています。

多治見市周辺で実際の注文住宅の広さや素材感を体感できる場所はありますか?

はい、ございます。図面や見積もり用紙に書かれた数字だけでは、実際の空間の広がりや生活の動線、自然素材がもたらす空気感や温度感までは正確に把握できません。ご自身が想定する予算の感覚と、実際の空間イメージのズレをなくすためには、モデルハウスや展示場に実際に足を運ぶことが空間を正確に把握する有効な方法です。

多治見市周辺にお住まいの方へ、実際の暮らしを体感できる場所として、多治見市内からアクセスの良い「土岐展示場」や「可児展示場」をご案内します。
土岐展示場では、中庭のある平屋とスキップフロア付きの2階建てという、実際の生活をリアルに想像できる2棟のモデルハウスを同時に見学できます。
また、可児展示場では、中庭を囲む美しい生活の動線を備えた住宅を体感できます。

東濃桧が発する心地よい木の香りや、無垢材の温かい手触り、そして真冬や真夏でも家中が快適に保たれる断熱の性能は、現地で五感を使ってこそ味わえる価値です。ぜひ一度、リアルな住まいの心地よさをご体感ください。

展示場へのご来場予約や、家づくりに関する詳しいパンフレットをご希望の方は、以下のリンクよりお手続きください。

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