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安眠できる寝室の間取りとは?快適に過ごすポイントを紹介

住まいの豆知識

2022/02/17(木)

ホテルライクな寝室

健康的に暮らすためには、睡眠をしっかりととることが欠かせません。充分な時間、睡眠をとったのになんだか体がだるかったり、疲れが取れないようなことはありませんか。実や睡眠は、時間の大切ですが、同時に「質」も大切なのです。

今回は、睡眠の質を高め、快眠ができる寝室をご紹介いたします。

 

*もくじ*

1│寝室を心地よくするための条件

2│寝室の広さについて

3│寝室の間取り事例

4│まとめ


1.寝室を心地よくするための条件

光をコントロールする

強い光を浴びると目が冴えてきますよね。人間の体の中にはメラトニンという睡眠を促すホルモンがあり、強い光を浴びると分泌の量が減ってしまうことが原因だそうです。

寝室の光が明るいと目が覚めてなかなか寝付くことが出来なくなってしまいますので、照明はリビングで使用している照明よりも少し暗い照明を採用するようにしましょう。また、色は白系よりも暖色系の色の方がいいと言われています。購入の際は、光の強さだけでなく、色にも注意をしましょう。

光によって、目が覚めてしまうと説明をしましたが、部屋を真っ暗にしてしまうと途中で起きてトイレに行くときなど立ち歩くとき、なにも見えないのは危険です。部屋がうっすら見えるように豆電球や間接照明をつけたままにするなどして光の量を調整しましょう。

 朝起きるときは、やわらかい光が室内に入ると◎です。カーテンは遮光等級が1のものを使用すると光がほとんど入らないので、スッキリと起きることが難しいことがあります。等級が2級や3級のもの採用することをオススメします。

また、カーテンの隙間から日が当たる位置のベッドがこないように注意して間取りを決めましょう。

 

 

音が小さい空間をつくる

部屋には適切な音の大きさが決まっています。

  • キッチン ・・・50デシベル
  • ダイニング・・・45デシベル
  • リビング ・・・40デシベル
  • 寝室 ・・・40デシベル
  • 書斎 ・・・35デシベル

50デシベル~40デシベルが生活するのに適した音の大きさで、集中した場所では35デシベルが好ましいとされています。寝室では、まったくの無音とまでは言いませんが、やはり静かな空間が◎。家族の中で、寝る時間や起きる時間が異なる場合は、部屋の配置に注意が必要です。テレビなどは音が出るものを壁側に置いていると隣の部屋に響きやすいので、テレビの位置とベッドの位置に気を付けて配置をしましょう。

また、吹き抜けがあると2階の部屋まで音が響きやすいです。寝る時間や起きる時間の差が大きい家族の場合は吹き抜けがない間取りがいいかもしれませんね。

 

 

室温・湿度が適切

寝床内の適切な温度は33度、湿度は50%と言われています。それを保つために、季節に合わせて、快適な室内環境をつくることが大切です。夏では、室温を28度以下(29度以上あると熱中症になる危険性があります)に、湿度は50%以上に保ちましょう。冬では、室温を18度以上(寝床と室温の差が大きいとヒートショックが起こる危険性があります。)に、湿度は50%以上に保ちましょう。

室内の温度を保つためには、高い断熱性能が欠かせません。建物の気密性(隙間が少ない家なのか)や断熱材はどんなものを使っているのか、また窓のサッシはどんなものか確認をしましょう。

 

 

色の工夫

寝室の素材によっても快適に睡眠できるようになります。例えば、リラックス効果のある緑色や、鎮静作用のある青系の色を壁に採用することで、心が安らぐことができます。

 

 

木でリラックス

木には、見た目からも香りからもリラックスさせる効果があり、室内の50%ほどを木質化している場合が最も睡眠効果が高いと言われています。床だけでなく、天井に羽目板を採用したり、ウッドウォールを採用したりすることで、木質の度合いをあげることができますよ。


2.寝室の広さについて

主寝室の広さは4.5帖以上の広さが必要で、6帖~10帖にされる方が多いです。 

4.5帖

4.5帖の寝室はシングルベッドが2つ、またはダブルベッドが置けるギリギリの広さです。寝室で眠るだけの活用の場合でしたら、4.5帖でも使うことができます。しかし、クローゼットの扉を開けることが難しかったり、出入口が近いため、部屋の出入りの音や光が気になったりするので、ゆったりと寝室で過ごしたい人はもう少し広い寝室にしたほうがいいかもしれません。

 

6.0帖

6.0帖の寝室は、シングルベッドが2つ、またはダブルベッドを置いたとき、両サイドに通路を設けることができくらの広さです。両サイドからベッドの出入りができるので、夫婦で使う際は6帖以上の広さがあるといいですね。30坪くらいの住まいの場合は寝室を6帖にされる方が多くいらっしゃいます。

 

8.0帖

8.0帖の寝室はとてもゆったりと使うことができます。ベッドの両サイドの通路にも余裕があり、机を置いてちょっとした仕事ができるスペースや、奥様のお化粧ができるスペースを用意することができます。35坪以上の住まいの場合は寝室を8帖にされる方が多くいらっしゃいます。


3.寝室の間取り事例

心安らぐシックな雰囲気の寝室

寝室の広さ

8帖の大人な雰囲気の寝室です。天井は高さをあげて一部を桧の羽目板にしています。桧の羽目板にあたった光は柔らかい優しい光となり、就寝前の時間をゆったりと心落ち着くものにさせてくれます。また桧の羽目板は香りもよくリラックスして眠りにつくことができます。

ベッドの頭側の壁は濃いネイビーのアクセントクロスを採用しています。青系の色は心を安らげる効果があります。目を刺激しない色でもあるので、濃いネイビーのアクセントクロスは寝室との相性が◎です。

木がいっぱいのナチュラルな寝室

勾配天井の寝室

8帖のナチュラルでかわいらしい寝室。8帖の大きさがあるとベッドの両サイドの通路もゆったりととれます。奥様がお化粧をするドレッサーを置いてもゆったりと使うことができる広さです。天井は勾配天井で頭側を低くしているので、落ち着いて眠りにつくことができます。間接照明を入れることで、空間をおしゃれに魅せることができますし、眠るときの柔らかい光で安心して眠れます。夜中に起きたとき部屋がうっすら見えるので安心してトイレなどに行くことができます。

床、天井、家具、建具でナチュラスな風合いの木を使用しているので、香りも良く、木質化50%でリラックス効果は抜群です。


4.まとめ

安眠・快眠できる寝室をご紹介いたしました。快適な空間をつくるには、建物の防音性や断熱性などの性能面と光の入り方や室内の仕様が大きくかかわってきます。仕様に関しては多くの会社で相談して決めることはできますが、建物の性能に関しては、住宅会社やリフォーム会社によって大きく異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

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