スタッフブログ

スタッフブログ

愛知で木の家を建てるには?費用相場と後悔しない工務店の選び方を解説

注文住宅

2026/09/24(木)

「木の家はあたたかい」と昔からよく耳にしますが、これは感覚だけの話ではありません。木材は鉄やコンクリートと比べて熱を伝えにくいという、科学的に裏付けられた性質を持っています。

この記事では、木の家が持つ断熱性の科学的な根拠から、調湿性や香りといった暮らしの快適さ、そして愛知で木の家を建てる際の費用の内訳と工務店選びの基準まで解説します。

住宅の性能というと、UA値や耐震等級といった数値スペックの比較に目が向きがちですが、木の家の価値はそれだけにとどまりません。「なんとなく良さそう」という印象で終わらせず、なぜ木の家が快適なのかを数値の根拠とあわせて理解しておくことで、比較検討がしやすくなります。木の香りや手触り、経年による変化といった五感で感じる心地よさと、数値で示せる科学的な性能の両方を兼ね備えている点が、木の家ならではの魅力です。

免責事項:本記事に記載されている情報は、執筆時点の関連法規および公的機関の発表データ等に基づいています。実際の建築計画においては、最新の法令や各自治体の基準をご自身で確認してください。

木材が高い断熱性を持つ科学的な理由

木材・コンクリート・鉄の熱伝導率を比較すると、その比率はおよそ1:10:353になります。つまり、木材はコンクリートの約10倍、鉄の約353倍、熱を伝えにくい性質を持っているということです。この数値の差は、木材の内部に無数の小さな空気の層(多孔質構造)が含まれていることに由来します。空気は熱を伝えにくいため、その空気を内部に多く含む木材そのものが、天然の断熱材として機能するのです。鉄は熱をすぐに伝えてしまうため夏は熱く冬は冷たく感じやすく、コンクリートも蓄熱性が高い分、一度冷えると温まりにくいという性質があります。木材はこうした金属や無機質な建材とは異なり、触れた瞬間にひんやりしたり熱く感じたりしにくいという体感的な特徴も持ち合わせています。

【関連】新和建設の性能へのこだわり

エアコン1台でも家中の温度差を抑えやすくなる

WHO(世界保健機関)は健康被害を防ぐための最低下限室温基準を18℃としており、室温が16℃以下になると健康を損ないやすくなると勧告しています。国土交通省の調査では、居間や脱衣所の室温が18℃以上の住宅に住む人と比べ、室温が12〜18℃の住宅では心電図の異常所見を有する人が1.8倍、12℃未満の住宅では2.2倍に増加することが報告されています。

木材の熱伝導率の低さと、厳選された断熱材を組み合わせることで、過度な床暖房などの設備に頼らず、エアコン1台でも建物全体の温熱環境を均一に保ちやすくなります。無駄な設備費用の発生を抑えられる点も見逃せません。

出典)省エネ住宅で かなう健康&快適生活|国土交通省

東濃桧の木材の断面

木の家がもたらす調湿性や香りといった暮らしの快適さ

木材は湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出する調湿性を持っています。これにより、夏はじめじめとした湿気を、冬は過度な乾燥を和らげる効果が期待できます。愛知県は夏の高温多湿と冬の乾燥した季節風の両方を経験する地域であり、季節を問わず室内の湿度が安定しやすいという点は、日々の暮らしやすさに直結します。あわせて、木材特有の香り成分(フィトンチッド)には、リラックス効果や抗菌・防虫作用があるとされ、住み始めてから何年経っても、来客時や旅行から帰宅した際に木の香りを実感するという声を多くいただきます。保育園の先生をされているお客様からは、「園児から、先生いつも木のにおいがすると言われる」というエピソードもお聞きしています。

無垢材ならではの経年美化も、工業製品にはない魅力の一つです。使い込むほどに色合いが深まり、家族と共に時間を重ねてきた証として、住まいへの愛着を育んでくれます。プリント合板やビニールクロスといった工業製品は、新築時が最も美しい状態で、時間とともに劣化していく一方ですが、無垢の木材は年月とともに味わいを増していきます。傷や色の変化も含めて、暮らしの記憶が刻まれていくことこそ、木の家ならではの時間の楽しみ方です。

東濃桧という選ばれる理由のある地域の木材

岐阜県東濃地方は、長野県の木曽地域と並び「裏木曽(うらきそ)」と呼ばれる、良質なひのきの産地として知られています。年輪幅が2〜3mmと緻密で、真円に近い形状、そして淡いピンク色の美しさが特徴です。岐阜県東濃地方で産出される東濃桧は、伊勢神宮の式年遷宮にも使用される銘木として評価されています。

当社は、地元の林業や製材所と密につながるネットワークを持っており、柱などの主要構造部に東濃桧を採用しています。梁や造作材には国産の杉を使うなど、木の性質と使う部位を照らし合わせて樹種を選び分けています。地元で育った木材を地元の建物に活かす地産地消の考え方には、地域の山を育てる循環を支えるという意味もあります。地域の気候風土の中で育った木材は、その土地の気候に適応しやすいという考え方もあり、地元の木材を使うことには経済合理性を超えた意味があります。ひのきは杉と比べて強度が高く、独特の芳香を持つ一方、杉は軽く柔らかいため加工がしやすいという特徴があります。構造材や用途に応じて樹種を選び分けることで、それぞれの木材が持つ特徴を活かした家づくりがしやすくなります。

東濃桧を使用したリビングの階段

愛知で木の家を建てる際の費用の内訳

木の家の建築にかかる費用は、土地の取得を含めるかどうかによって内訳の割合が変わります。土地を新たに取得する場合、目安となる内訳は次の通りです。愛知で土地を探す際に押さえておきたいポイントもあわせてご参照ください。

費用区分
割合の目安
主な内容
土地取得費
25%〜35%
土地代金
本体工事費
45%〜60%
基礎・構造・外壁・屋根・内装等
付帯工事費
10%〜15%
給排水配管・地盤改良・外構等
諸費用
3%〜7.5%
登記・税金・ローン手数料等

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、愛知県における土地付注文住宅の建設費は約3,912万円(住宅面積114.5㎡)で、全国平均の約3,738万円を上回る水準です。これに土地取得費(約1,919万円)を加えると全体の所要資金は約5,830万円です。

無垢材や自然素材にこだわるほど本体工事費が上がると思われがちですが、実際には設計の工夫や施工体制の効率化によって、費用の上振れを抑えることも可能です。愛知で注文住宅を建てる費用相場もあわせてご確認いただくと、より具体的な予算感をつかんでいただけます。

当社では、外構工事などを別途として総額を安く見せるような提示を行わないようにしており、初期の相談段階から適正な見積もりに基づいた資金計画をご案内しています。

出典)フラット35利用者調査[土地付注文住宅]|住宅金融支援機構

木の家を依頼する工務店選びの3つの基準

木の家を建てる工務店を選ぶ際は、次の3点を確認することをおすすめします。「木の家」を掲げる会社は数多くありますが、実際の素材の産地や施工体制には差があるため、表面的なイメージだけで決めずに、具体的な根拠を確認しながら比較することが大切です。北名古屋市春日井市一宮市など、それぞれのエリアでの会社選びの基準も参考になります。

地域産材など素材の産地が明確であるか

使用している木材がどこで育ち、どのような特徴を持つのか、産地や樹種をきちんと説明できる工務店かどうかを確認しましょう。素材の情報が曖昧なまま「木の家」を謳う会社も少なくないため、具体的な産地や性能データを示せるかが判断材料になります。

職人の技術力が高く施工体制が整っているか

木の家は、素材の良さだけでなく、それを活かす施工技術があってはじめて性能を発揮します。壁紙に影や凹凸が出ないよう下地のプラスターボードを平らに仕上げる技術や、無垢床の木材同士に隙間ができにくい精度など、目に見えにくい部分の技術力も重要な判断材料です。木材は一本一本、木目や反り方、乾燥の具合が異なるため、機械加工だけでは対応しきれない部分が多くあります。現場の状況に応じて手作業で微調整できる大工の技術があるかどうかが、完成後の住み心地を大きく左右します。木材の含水率や乾燥方法についても、天然乾燥・人工乾燥それぞれの特徴を理解した上で使い分けている工務店であれば、木材が反ったり割れたりする心配を事前に抑えた家づくりがしやすくなります。

大工棟梁による丁寧な施工風景

引き渡し後の長期的なメンテナンス体制があるか

無垢材は経年美化する一方で、定期的なお手入れやメンテナンスが必要になる場合もあります。引き渡し後も長く付き合える体制があるかどうかも、木の家づくりを依頼する会社選びの大切な基準です。無垢材は経年美化する一方で、湿度や乾燥の影響で反りや割れが生じることもあります。そうした変化が起きた際に、迅速に相談・対応してもらえる窓口が用意されているかどうかも、契約前に確認しておきたいポイントです。

当社には100名を超える大工集団が在籍しており、創業以来、独自のカリキュラムで自社大工の育成に注力。技術と人間力を兼ね備え、お客さまに信頼される一人前の「棟梁」を丹精込めて育て上げています。そんな大工棟梁が確かな技術を持って、品質の高い家づくりに取り組んでいます。定期的に開催される「棟梁会」で品質基準を共有しており、担当する大工棟梁によって仕上がりの水準が変わらない体制を整えています。引き渡し後も、全社員による定期訪問を通じて、長くお付き合いさせていただいています。

愛知での木の家づくりに関するよくある質問

Q. 無垢材の手入れは大変ですか?

傷も家族の思い出の一部として味わい深く感じていただけますが、気になる場合は削って目立たなくすることも可能です。日常のお手入れは乾拭き程度で十分な木材が多く、過度に神経質になる必要はありません。数年に一度、床のワックスがけや、色あせが気になる部分への再塗装を行うことで、より長くきれいな状態を保ちやすくなります。当社では定期的に「床のお手入れ講座」も開催しており、実際に手を動かしながらお手入れの手順をご説明しています。日々の掃除も水拭きより乾拭きを基本にすることで、木材本来の風合いを長持ちさせやすくなります。

Q. 木の家はシックハウス症候群を防ぎやすいですか?

無垢材や珪藻土などの自然素材は、揮発性有機化合物(VOC)などの含有量が少なく、シックハウス症候群の原因となる成分の発生を抑えやすいとされています。素材選びの段階から自然素材を積極的に取り入れることで、そうした成分に敏感な方でも安心して暮らせる住まいづくりがしやすくなります。珪藻土や和紙といった調湿性を持つ内装材とあわせて使うことで、視覚だけでなく嗅覚や触覚にも心地よい住まいをつくりやすくなります。素材選びの段階で、成分表示や施工実績を確認できる自然素材を選ぶことで、より安心して取り入れやすくなります。

Q. 土地探しから完成までどのくらいの期間がかかりますか?

情報収集・土地選定(約3か月〜1年)、設計プランニング・契約(約2〜6か月)、着工・施工(約5〜8か月)、竣工検査・引き渡し(約1か月)を合わせて、約1年半〜2年が目安です。木材を含む建材の手配には一定のリードタイムが必要になるため、間取りや仕様の検討はできるだけ早い段階から進めておくと、スケジュールに余裕を持って進めやすくなります。展示場で気になる素材や仕様を見つけておくと、打ち合わせもスムーズに進みます。

木の家の断熱性の高さは、木材・コンクリート・鉄の熱伝導率比率1:10:353という数値に裏付けられた、科学的に根拠のある性質です。感覚的な心地よさと、数値で示せる性能の両方を兼ね備えている点が、木の家ならではの価値です。東濃桧という地域に根ざした素材と、それを活かす自社育成の大工棟梁の技術力があってはじめて、この性能は住まいの中で最大限に発揮されます。

新和建設は、100名を超える大工集団による確かな施工技術と、東濃桧をはじめとする国産材へのこだわりで、愛知での木の家づくりをサポートいたします。カタログや数値だけでは伝わりにくい木の香りや手触りを、展示場でぜひ実際に体感してください。木香の森展示場春日井展示場など、木をふんだんに使ったモデルハウスで、住み心地をお確かめいただけます。

まずは展示場見学・資料請求からお気軽にどうぞ

スタッフブログ

アーカイブ

最近の記事一覧

LINE友達登録・メルマガ登録で最新の見学会情報をお届け

こんな方にLINE友達登録・メルマガ登録が便利です!
  • 希望に一致する家の見学会が開催されていない
  • 見学会に行ってみたいけど開催場所が家から遠い
  • 見学会に参加しようとしたらすでに定員に達していた

 新築やリフォーム、
家づくりに関することなら
何でもお気軽にご相談ください

無料相談会やイベントも開催しています。
家づくりのお困りごとはプロにご相談ください!