スタッフブログ

スタッフブログ

岐阜県で注文住宅の土地を探すには?費用相場と建築会社の選び方を解説

注文住宅

2026/07/07(火)

岐阜県内で注文住宅を建てようと考えたとき、最初のステップとなるのが「土地探し」です。希望する立地条件と建築費用のバランスを調整しながら適切な土地を見つけることは、納得のいく家づくりを進めるための大切な第一歩です。

この記事では、岐阜エリアでの土地探しの具体的な手順や期間の目安、土地と建物にかかる総予算の相場、そして土地探しから設計・施工までまとめて相談できる建築会社の選び方について、分かりやすくお伝えします。これから土地探しを始める方が、迷わず一歩を踏み出すための参考になれば幸いです。

※免責事項:当記事で提供する情報は、一般的な建築知識および特定の事例に基づく解説です。必要な土地面積や建築費用、設計の実現性は、実際の敷地条件や選択する仕様によって変動します。具体的な建築計画を進める際は、必ず専門の建築会社へご相談ください。

岐阜県で注文住宅の土地を探すための具体的なステップと期間

注文住宅の建築において、土地の選定から建物の引き渡しに至るまでの工程は多岐にわたります。予算内で計画を進めるためには、各フェーズで必要となる期間とタスクの全体像を把握しておくことが重要です。

土地探しから建物の引き渡しまでの期間は約1年半〜2年が目安

注文住宅の計画を開始してから新しい住居の引き渡しを受けるまでの標準的な期間は、約1年半〜2年程度が目安です。選んだ土地の状況や設計内容、行政への申請手続きの有無などによって期間は変動しますが、大まかな進行スケジュールは以下の4つのフェーズに分けられます。

情報収集・土地選定(約3か月〜1年)

住みたいエリアの選定、物件情報の収集、現地視察を行います。候補地が決まれば、地盤調査(建物を安全に支持できるか地盤の強度を測る調査)の要否検討、買付証明書の提出、土地売買契約の締結へと進み、同時に住宅ローンの事前審査を実施します。

設計プランニング・契約(約2〜6か月)

建築会社と打ち合わせを重ね、間取りや外壁材、床材、水まわり設備などの仕様を決定します。本見積もりの提示を受けた後、工事請負契約を締結し、行政等への建築確認申請を行います。

着工・施工(約5〜8か月)

必要に応じて地盤改良工事を実施し、基礎工事から開始します。その後、上棟(骨組みの組み立て)、屋根や外壁の工事、内部造作工事、設備機器の設置へと進みます。

竣工検査・引き渡し(約1か月)

建物が完成した後、行政機関による完了検査が行われます。施主様立会いのもとで検査を行い、必要な手直しを済ませたのち、残金決済、登記手続きを経て、鍵の引き渡しです。

農地転用や開発許可といった行政手続きが必要な土地の場合、情報収集・土地選定の期間が1年以上かかるケースも少なくありません。

希望エリアの条件整理と優先順位の決定が成功の鍵となる

土地探しを始めるにあたっては、通勤や通学へのアクセス、学区、周辺の商業施設や医療機関への距離など、生活に直結する条件をリストアップします。すべての希望を満たす土地を見つけることは難しいため、妥協できる点と譲れない点の優先順位を明確にしておきます。

岐阜県は面積が広く、地域ごとに気候や降水量、積雪量に大きな差があります。気象庁のデータによると、美濃地方は冬の時期でも比較的晴れの日が多い一方、飛騨地方や西部の山間部では日本海側からの寒気の影響で雪や雨の日が多くなります。

このため、単に地価の安さや利便性だけで土地を選ぶのではなく、その地域の気象条件を踏まえた断熱性能や積雪対策の必要性を初期段階から考えておくことが、快適な住まいをつくるために大切です。

参考)岐阜県の地勢と気候特性 – 気象庁

岐阜県における注文住宅と土地購入の費用相場と内訳

注文住宅の総予算を考える際、土地の取得費用と建築本体にかかる費用の適切な配分を知ることは、予算オーバーを防ぐために大切です。

新規取得の場合の土地取得費は総予算の25%〜35%が目安

土地から新規に取得して注文住宅を建てる場合、土地取得費用の目安は総予算の25%〜35%の範囲に収めることが適切な資金計画の一つの基準とされています。土地の価格によってはこの割合を超えることもありますが、土地に予算をかけすぎると建物にかけられる費用が圧迫されるため注意が必要です。

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によれば、土地付注文住宅の所要資金は全国的に上昇傾向にあり、土地取得費と建築費のバランス調整がより重要になっています。

また、岐阜県の「令和8年地価公示」によれば、県内全域の住宅地の平均価格は46,600円/㎡(坪単価換算で約15万4,049円)となっており、前年より上昇しています。土地の価格が上がっている地域では土地にかかるお金が増えやすいため、建物代との兼ね合いをしっかり見極めることが大切です。

出典)フラット35利用者調査(概要) – 住宅金融支援機構
出典)令和8年地価公示(岐阜県分)のあらまし – 岐阜県

本体工事費や付帯工事費など建築費用全体のバランスを把握する

注文住宅の建築費用は、主に「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」に分類されます。土地取得費を含めた新規取得の場合、全体の構成割合は以下のようになります。

費用セグメント
構成割合の目安(新規取得時)
構成要因および性質の概要
土地取得費
25% 〜 35%
土地代金自体(※仲介手数料などは諸費用に計上)
本体工事費
45% 〜 60%
基礎、構造躯体、外壁、屋根、内装、標準設備などの費用
付帯工事費
10% 〜 15%
屋外給排水配管、地盤改良工事、外構(エクステリア)工事など
諸費用
3% 〜 7.5%
登記手続き、各種税金、ローン組成手数料、保険料、設計料など

予算を立てる際は、諸費用や外構工事費用などを最初から見込んでおくことが、計画途中の予算オーバーを防ぐポイントです。

土地探しから注文住宅を依頼する建築会社の選び方

土地探しと家づくりを同時に進める場合、どの建築会社に依頼するかがとても大切です。ここでは、会社選びの目安となるポイントをお伝えします。

土地探しから設計や施工までを一貫してサポートできる会社を選ぶ

不動産会社で土地だけを先に購入し、その後別の建築会社で家を建てる方法をとる場合、土地の購入費用が先に確定します。もし購入した土地に想定外の地盤改良工事などが必要になった場合、建物の本体工事費を削らざるを得なくなるケースがあります。

そのため、土地と建物の予算配分をトータルで管理できる建築会社を選ぶほうが、無理のない資金計画を立てやすくなります。社内に最新の土地・分譲情報を扱う専門部門があり、土地探しから設計・施工までを一貫して任せられる企業に依頼することで、全体の予算を見渡した提案を受けることが可能です。

新和建設では、愛知県や岐阜県に不動産専門店舗(ハウスドゥ)を展開しています。土地探しの段階から建物の費用も含めた総予算のバランスを考え、トータルでのご提案が可能な体制を整えています。

岐阜県の気候風土を理解し地産の素材を活かせる建築会社を検討する

岐阜県の地域特性に合った家を建てる上で、地産の建築素材を使用することは、建物の耐久性や環境面で利点があります。

岐阜県で産出される銘木「東濃桧」は、年輪の幅が均一で艶があり特有の香りを持つ木材であり、構造材としての利用に適しています。林野庁のデータによれば、木材は鉄の約353倍、コンクリートの約10倍熱を伝えにくい(1:10:353)性質を持っています。東濃桧を家づくりに取り入れることで住まいの断熱性が高まり、部屋ごとの温度のばらつきを抑えることができます。

建築素材
熱伝導率の相対比率(木材を1とした場合)
物理的特性と居住空間への影響
木材(桧など)
1
内部に無数の空気層を含む構造のため熱を伝えにくく、高い断熱性と調湿性を発揮する。
コンクリート
約10〜15
蓄熱性が高い反面、熱を伝えやすいため、適切な断熱施工を行わないと外気の温度変化を直接引き込む。
鉄・鋼鉄
353
熱伝導率が高く、外気の寒暖を素早く伝達するため、結露を引き起こす大きな原因になる。

さらに、岐阜県では県産材の利用を推進するための補助金制度「ぎふの木で家づくり支援事業(県内新築タイプ)」が設けられています。基準を満たす「ぎふ性能表示材」を規定量以上使用し、県の指定を受けた工務店で施工することで、最大32万円の補助金交付の対象となる場合があります(要件により変動します)。地元の気候と制度を熟知した会社を選ぶことは、建築費用を適正に抑えるための一手です。

新和建設は、地元の林業や製材所と密につながるネットワークを持っており、岐阜県産の「東濃桧」を構造材に活かした家づくりを行っています。地域の気候を知り尽くしたつくり手として、木の良さを引き出し、一年を通じて快適に過ごせる住まいをご提案しています。

出典)木材利用の意義と効果 – 林野庁
出典)ぎふの木で家づくり支援事業(県内新築タイプ) – 岐阜県

変形地などにも対応できる自社育成の施工力を持つ会社を視野に入れる

条件の厳しい土地(変形地や狭小地)に家を建てる場合や、複雑な設計を形にする場合は、現場で微調整を行う施工力が大切になります。

施工の品質を保つために、自社育成の大工による体制を整え、現場での連携体制を高める取り組みを行っている建築会社もあります。職人の技術力と組織体制を兼ね備えた会社を選ぶことは、品質を維持するためのひとつの目安になります。

新和建設では、まさにこの仕組みを取り入れ、100名を超える大工集団を採用・育成しています。同郷や親方との深い関係性(絆)、そして同じ大工育成プログラムのもとで共に成長してきた背景によって連携体制が築かれています。また、定期的な棟梁会、データベースを活用した品質基準書の共有などを通じて、建物の品質の安定化に取り組んでいます。

この大工育成ビジネスモデルは、技術の継承を目的とした取り組みとして2015年の「グッドデザイン賞」を受賞するなど、外部機関からの評価も受けています。自社育成のため高い基準で建物の品質が統一されており、変形地など条件の厳しい土地であっても、現場での柔軟な対応と確かな技術で住まいを形にします。

【関連】大工育成ビジネスモデル – グッドデザイン賞

岐阜県の注文住宅における土地探しに関するよくある質問

注文住宅の土地探しにおいて、多くの方が疑問に感じるポイントについて解説します。

変形敷地や狭小地でも理想の注文住宅を建てることは可能か?

変形敷地や狭小地であっても、多くの場合、条件に合わせて家を建てることは可能です。敷地の形状による課題(採光や動線の確保など)は、設計上の工夫で解決できる部分が多数あります。

ただし、複雑な設計を図面通りに現場で納めるためには、大工の手作業による調整が必要になる場面も生じます。そのため、設計力に加えて、現場で対応できる大工の施工力を備えた建築会社に依頼することをおすすめします。

土地探しと建築会社選びはどちらを先行して進めるべきか?

理想の建物のイメージを先に固めるため、土地探しと建築会社の選定は「同時進行」で行うか、あるいは「建築会社選びを先行」することをおすすめします。

建物のプランがないまま土地を購入してしまうと、建ぺい率や容積率といった法的な制限に引っかかり、希望する広さの家が建てられないという可能性があります。建築会社の担当者による土地の適合性評価を受けながら探すことで、費用配分を含めた全体の計画がスムーズに進みます。

土地の費用を抑えるために妥協しても良いポイントはどこか?

全体の予算内に収めるために土地取得費を抑えたい場合、「駅からの距離」や「土地の形状(変形地など)」を妥協可能な項目として検討するケースが見られます。

変形地であっても、土地の形に合わせて建物に凹凸を持たせることで窓の数を増やし、光や風を効率よく取り込んだり、建物の外に生まれた余白を植栽アプローチ、中庭や駐車スペースとして無駄なく活用したりすることができます。設計の工夫次第で、土地の価格を抑えつつ快適な住空間を形にすることは可能です。

岐阜県内で土地探しと注文住宅の計画を進める際は、ご自身の希望条件を整理し、土地から施工、アフターメンテナンスまでを見据えたトータルサポートが可能な建築会社を検討してみてください。

新和建設では、土地・分譲情報を扱う不動産部門(ハウスドゥ等)や協力業者と連携し、土地探しから注文住宅の建築、お引き渡し後のメンテナンスに至るまで、お客様の家づくりをサポートする体制を整えています。資金計画や間取りの疑問についても、専門スタッフがお答えします。

スタッフブログ

アーカイブ

最近の記事一覧

LINE友達登録・メルマガ登録で最新の見学会情報をお届け

こんな方にLINE友達登録・メルマガ登録が便利です!
  • 希望に一致する家の見学会が開催されていない
  • 見学会に行ってみたいけど開催場所が家から遠い
  • 見学会に参加しようとしたらすでに定員に達していた

 新築やリフォーム、
家づくりに関することなら
何でもお気軽にご相談ください

無料相談会やイベントも開催しています。
家づくりのお困りごとはプロにご相談ください!