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実はコスト面にも優れた人工芝!

注文住宅

2024/01/05(金)

外構工事で庭やベランダ・バルコニーなどに使用されている芝生ですが、皆さんもご存知のように天然芝と人工芝の2種類があります。
実際に外構工事をする際にどちらが良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は天然芝と人工芝の違いから、それぞれのメリットデメリットを紹介し、実は人工芝はコスト面で優れているという内容で解説いたします。

*もくじ*

1│天然芝と人工芝の違い

2│天然芝のメリット・デメリット

3│人工芝のメリット・デメリット

4│人工芝はコスト面で優れている

5│人工芝が向いている人や場所

6│天然芝が向いている人や場所

7│まとめ


1.天然芝と人工芝の違い

天然芝は植物なので当然生きています
春先には新しい新緑の葉が生えて鮮やかなグリーン色になります。
しかし晩秋になるとその緑も色褪せて茶色に枯れてくるのが天然の芝生です。
夏の暑い季節には芝刈り機で芝を刈らなくては伸びてしまいますし雑草も生えてきます。
養分も多少は必要で緑になる春先に撒かなくてはなりません。
要するに天然芝はお手入れが必要だということですね。

一方、人工芝は天然芝のように手入れが不要で比較的簡単に管理ができます
一般的な人工芝は、ナイロンやポリプロピレン・ポリエチレンなどの合成樹脂を素材として作られたものです。
人工芝は約7〜10年ほどは維持できるといわれているため、使い方や環境にもよりますがこの期間は汚れることはあってもほとんど劣化することはありません。
手で触れた感覚や耐久性などは人工芝の種類や製品によって多少は異なりますが自分に合ったお好みの人工芝を選択することができます


2.天然芝のメリット・デメリット

メリット

①初期費用が安くイニシャルコストを抑えられる
②天然なので四季を通じて景観の変化を楽しむことができる
③緑色の間はクッション性があり柔らかい感触を味わえる
④夏の暑い日差しが当たっても熱くなりにくい

デメリット

①芝刈り機で手入れが必要になる
②部分的に上手く育たないことがあり枯れてしまうこともある
③冬の寒い季節は枯れて茶色になってしまう
④雑草が生えてくるため草抜きを手作業で行わなければならない

天然芝は最初の費用は安く抑えることはできますが、芝刈りや肥料による養分の補給、雑草対策といった手入れが必要になります。 


3.人工芝のメリット・デメリット

メリット 

①:四季を通じて枯れることが無いので1年中緑が楽しめる
②:手入れが不要なため管理が楽に行える
③:強度に優れているため摩擦にも強く劣化しにくい
④:防草シートと併用することで雑草対策になる

デメリット

①:初期費用が天然芝より少し高い
②:毎年生え変わらないので年々劣化は進むので10年に一度は敷き直しが必要になる
③:合成樹脂製なので夏の暑い時期には熱を吸収し熱くなる
④:季節感は味わえない

人工芝は1年中綺麗な緑で楽しませてくれます。
手入れも不要なので維持管理が楽に行えるのが最大のメリットです。しかし、いずれ経年劣化してくるので敷き直しのタイミングがきます


4.人工芝はコスト面で優れている

天然芝と人工芝の違いやメリットデメリットを理解したところで、本題のなぜ人工芝の方がコスト面で優れているのかを見ていきましょう。

初期費用(イニシャルコスト)について

まず最初に天然芝と人工芝の初期費用は、前述にもあるように人工芝の方がやや高くなります。それなのになぜ人工芝の方がコストがかからないのかと思いますよね。それは、やはりメンテナンス費用や芝刈り機の購入費用がポイントになってくるからです。
初期費用は天然芝の方が安いので、初期費用だけを抑えたい人には天然芝の選択も間違いではありません。しかし、長い目で見た場合はどうなるのか次に説明していきましょう。

 

天然芝はメンテナンス費用(ランニングコスト)がかかる

天然芝は生きている植物なので、他の植物と変わりなく肥料や水やりが必要になってきます。その作業とランニングコストは毎年かかってきます。特に水やりは夏の暑い時期、朝晩適度に適切な量の水やりを行わないと、綺麗な緑の芝生を維持することができません。水やりを放置すると枯れてしまう原因になるからです。また、冬の寒い時期を超えて新しい新緑の葉が出てくる時期には、肥料を与えないと綺麗な芝生が育たないのです。このように肥料や小まめな水やりが必要なので、そのランニングコストが毎年かかります。
さらに天然芝は芝刈り機で芝刈りが必要になります。つまり芝刈り機を購入しなくてはならないので、そのコストも考えておく必要がありますよね。
こうしてみると天然芝の方が初期費用が安く、イニシャルコストを抑えられるとはいえ結構毎年ランニングコストがかかってしまうことが分かります。

 

天然芝と人工芝のコストの比較

上記の表で分かるように人工芝と天然芝の初期費用の差額は、およそ10年後には天然芝のメンテナンス費用を考えるとトータルコストは同じになるということです。また、芝刈り機の購入や芝刈り機の維持管理費用なども加えると、およそ8年後ぐらいには同じくらいコストがかかってしまうと考えても良いでしょう

さらに雑草を抜くには除草剤は使用できないので手作業で抜かなくてはなりません。肥料を撒いて養分を与えたり、水まきは夏季の暑い間は早朝と夕方などに行う必要があります。水まきは、直射日光が当たって芝が熱くなっていない時に行わないと、焼けて枯れることもあります。夏場の芝がよく伸びる時は、芝刈りも小まめに行わないと長く伸びてしまいカッコ良くないですよね。

例えば、芝生の面積が50㎡あるとしましょう。
人工芝は初期費用に50万円かかります。天然芝は8〜10年後にはメンテナンス費用がかかり、トータルコストは50万円ということです。あとは天然芝に要する手間と労力をどう見るのかという比較になるでしょう。
そう考えれば人工芝は高いというイメージはあるものの、トータルコストは実はそれほど変わらないのです。手間と労力は人の時間を奪うことになりますので、その時間を考えれば逆に人工芝の方がコスト面で優れているという結果に繋がります。


5.人工芝が向いている人や場所

人工芝を選択する人のほとんどは、手入れに手間をかけたくない人や日当たりが悪い場所で天然芝を敷くことができない場所です。
人工芝は水まきや芝刈りは必要ないのでメンテナンスが楽で、いつも同じ鮮やかな緑を楽しむことができます。また、マンションのベランダやバルコニーなどコンクリートの上にも敷くことができるので便利ですよね。

いつも綺麗なグリーンを楽しみたい人や手入れが苦手でメンテナンス費用をかけたくない人は人工芝がおすすめです。


6.天然芝が向いている人や場所

天然芝が向いている人は、四季の変化を楽しみたい人や日当たりの良い庭などを確保できる場所がある人です。
他の植物と同じように手入れに手間がかかっても、お世話をするのが楽しい人には天然芝の方が良いでしょう。
初期費用を安く抑えたい人でメンテナンスが苦にならない人にはおすすめです。


7.まとめ

人工芝は価格が高いイメージがありますが、メンテナンス費用や手入れを考えると天然芝と比較しても実はコスト面で優れていることが分かりました。人によってもちろん好みがあるのでどちらが良いというわけではありません。
自分に合うのはどちらなのかを検討することが必要です。

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