二世帯住宅とは?基礎知識から間取りの考え方まで徹底解説!
注文住宅
2025/02/28(金)
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2025/02/28(金)
今注目されている平屋。
例えば25坪の平屋を建てるとすれば、部屋数や暮らせる家族構成などが気になるところです。
そこで今回は、平屋の中でも25坪にフォーカスして間取りの目安や注意するポイントを解説します。
*もくじ*
建物の床面積を測る場合には坪数を約2倍にすれば何帖になるという計算式になります。
25坪なら約50帖で約83㎡ということです。
平屋で25坪であれば間取りにもよりますが、3〜4人の家族が十分に暮らせる広さといえます。
また25坪の平屋を建てる場合は、例えば建ぺい率60%の土地であれば40坪の敷地面積が必要です。
基本的には2LDKから3LDKという間取りになります。
2LDKの場合はゆったりと18帖程度のLDK、寝室は8帖と6帖、後は洗面浴室やトイレなどの水まわりと収納という間取りが実現できるでしょう。
3LDKの場合は同じく18帖程度のLDKとすれば、寝室は6帖、4.5帖2部屋、水まわり、収納という間取りが実現できるでしょう。
25坪の平屋は3LDKを目安にすると良いでしょう。
例えば夫婦2人、子ども2人の4人家族でも、夫婦の主寝室が1部屋と子ども部屋が2部屋で暮らせます。
寝室、LDKは広くもなく狭くもなく、そこそこのスペースが確保できるのでコンパクトにまとめられるでしょう。
将来子どもが巣立っていくことや自分たちが高齢になった時を考えると、25坪の平屋はベストな選択なのかも知れません。
平屋の3LDK間取りで設計の重要なポイントと費用の相場関しては平屋の間取りで3LDKの家を建てるコツ!で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
家の間取り設計をする際に抑えておきたいのが生活動線ですよね。
生活動線がより複雑になっていると、無駄な動きが多くなり生活する上でストレスを感じてしまいます。
特に家事をされる方にとって家事動線は最も重要で、効率良く家事を行わないと時間の無駄が生じます。
その点平屋はワンフロアなので、上下階の行き来が必要ないため住みやすい生活動線が確保できるところがメリットです。
平屋は2階建てとは異なり、自然に家族のコミュニケーションが取りやすい建物スタイルになっています。
子育て世帯にとって子どもの気配を感じ、コミュニケーションを円滑にすることは非常に大切なことです。
たとえお子様が子ども部屋にいたとしても、平屋は部屋と部屋の距離が近いため雰囲気や気配を感じやすくなります。
特に小さなお子様がおられるご家庭では、親の目が届くところで遊ばせることができるので2階建てのように階段からの転落事故などのリスクも回避できます。
ワンフロアで生活できる平屋はバリアフリーにしやすいことも大きなメリットです。
子どもたちが巣立った後、自分たちが高齢になると階段を上って2階を使わなくなったというお話はよく聞きますよね。
長く住むことを想定しバリアフリーにしておけば、自分たちの老後も安心して暮らせるのではないでしょうか。
平屋のデメリットとして採光の確保が難しいということがあります。
家の周りが2階建て住宅で囲まれている場合は、採光の確保が困難になるケースが少なくありません。
天気の良い日でも日当たりが悪くなり、家の中が暗くなってしまう可能性があります。
また、日当たりと同様の理由で風通しも近隣の2階建てに遮られることもあるため、敷地に対しての建物配置や窓の位置、大きさなどが重要です。
風通しが良くなるように窓の配置を工夫する必要があります。
平屋はワンフロアなので限られた空間に全ての間取りを収めていかなくてはなりません。
間取りによっては収納が小さくなる可能性があるので、収納力が減少するというデメリットも考慮しバランスの良い間取りを考えることがポイントです。
平屋のデメリットを踏まえて、2階建ても検討される方もいらっしゃるかと思います。平屋と2階建てを比較検討される方に向けて【徹底比較】平屋VS二階建て~特徴・メリット・デメリット~で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
平屋のデメリットである採光の確保ですが、リビングや各居室にハイサイドライトを採用すると良いでしょう。
ハイサイドライトとは、部屋の高い位置に横長の窓を付けることです。
天井近くの高い位置に窓を設置することで、自然光が取り入れやすくなります。
また、横長にすることで幅広く光が部屋に入ってきます。
ロフトには安全性を考慮し、ハシゴではなく固定階段がおすすめです。
ハシゴからの転落事故のリスクを防ぎます。
また、ロフトは夏の季節はとても暑いので高気密高断熱仕様で建てましょう。
エアコンが効きやすく外からの暑さを軽減します。
平屋のメリットはメンテナンスのしやすさがあります。
容易にお手入れができる規模感がベストです。
また、生活動線は家事の時短や無駄な動きを省ける設計にすることが重要なポイントです。
約25坪以上の平屋プラン例が気になる人はこちらから
平屋は広い土地がどうしても必要になります。
建ぺい率を確認し、間取り設計を進めながら配置できる土地を探すことが重要です。
同時進行で進めていくことがポイントです。
水害リスクや日当たりの問題への対策
平屋は2階建てとは違い、水害が起きた時に2階に避難することができません。
そのため水害のリスクがある地域をハザードマップで確認することが重要です。
また、近隣の建物が3階建てや2階建てでも接近しすぎていたりすると日当たりが悪く採光が取れにくくなります。
近隣の状況をよく調査して判断しましょう。
長い間住み続けることを前提に考えた場合、高齢になっても使い勝手の良い間取りにすることが必要です。
基本的にはバリアフーを採用し、寝室から近い位置にトイレを確保しておくなど将来を想定して間取りは考えましょう。
平屋は間取りだけではなく、天井の高さも室内のイメージや素敵な空間を決める大切なポイント。天井の高さで縦方向の空間も有効に使いたいと思っている方に関しては平屋の最適な天井高は?間取りだけではなく高さが重要!で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
25坪の平屋を建てる場合、土地コストは地域によって異なりますが、およそ1,500万円からと考えておけば良いでしょう。
建物コストはおよそ2,000〜2,500万円が費用の相場です。
今回は25坪の平屋にフォーカスして解説しました。
25坪の平屋は4人家族でも十分暮らせるスペースを確保することができます。
将来的にも平屋は高齢者に優しい設計が可能です。
メリットデメリットを考慮しながら間取り設計すれば素敵な平屋が実現できます。
ご興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。
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