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平屋の間取りで3LDKの家を建てるコツ!

注文住宅

2023/12/22(金)

平屋の家は皆さんの憧れの家!そう言ったイメージが強いタイプの建物ですよね。
でも、平屋は土地が広くないと建てられない!2階建よりコストが高く割高になるなどのデメリットもあるのも事実です。
しかし平屋を建てるには様々なコツがあり、上手く設計すれば夢は叶えられます。

今回は平屋の3LDKを検討されている方の参考になるコンテンツです。
平屋のメリットやデメリット、3LDK間取り設計の重要なポイントと費用の相場を解説します。

*もくじ*

1│平屋3LDKの基本的な考え方

2│平屋の間取りと暮らし方の考慮点

3│3LDK平屋の費用の相場

4│まとめ


1.平屋3LDKの基本的な考え方

平屋のメリット 

①生活動線や家事動線が効率的
②2階建てよりも構造上安定している
③階段スペースが不要
④メンテナンスしやすい
⑤バリアフリー設計で老後も安心
⑥家族のコミュニケーションが取りやすい

平屋のメリットは階段スペースを取る必要が無いので、生活動線や家事動線が効率良くレイアウトできます。地震にも強く、メンテナンスもしやすい、基本的にバリアフリーなので高齢になっても安心です。2階が無いので家族間のコミュニケーションも取りやすいのも魅力の一つです。 

平屋のデメリット

①工事の単価が割高になる
②広い敷地が必要
③プライバシーは確保しにくい
④日当たりの確保が難しい
⑤セキュリティ面が不安材料になる

平屋のデメリットは、やはり工事費用が割高になることと広めの土地が必要なことです。また、家族間のプライバシーという点ではメリットに反して確保しにくくなります。
日当たりが確保しにくく中庭を上手く作る設計が理想的です。防犯性もやや懸念されるところではあります。

3LDKの建物の広さ 

まず最初に3LDKの平屋の間取りを作成するときに、最初に家そのもののイメージを持つことが必要です。
広さの目安として27〜30坪(90〜100㎡)を基準の広さと考えて間取りを配置していくと良いでしょう。
収納スペースを多く取りたい方には32坪(106㎡)程度あれば大丈夫です。
ゆとりのある居住スペースを確保したい人はこれぐらいの広さは必要ではないでしょうか。

3LDKの配置における重要なポイント

敷地に対しての建物の配置は採光と風通しを意識したベストな配置を決めることです。平屋は2階が無いので光が近隣の建物の影響で取りにくい場合があるため、周囲の建物の位置をよく考えましょう。
また、まだ近隣に家が建てられていない場合は、どのような配置で建てられるのか想定して建てることも必要です。

さらに家の配置は道路が土地のどの方位に接しているのかで決めると良いでしょう。
例えば、南に道路がある場合は建物を北側に寄せて庭を大きくとれば十分な日当たりが確保できます。開放感があり快適な空間づくりが可能です。
反対に北側に道路がある場合は、ガレージを確保したら出来るだけ北側に建物を寄せて南側に庭を確保して日当たりを良くしましょう。南側の庭は建物の裏側になり道路からの視線も気になりません。


2.平屋の間取りと暮らし方の考慮点

水回りをまとめて家事動線を短くスムーズにする

水回りは家事をする人にとって最も重要なポイントですよね。
その家事動線を短くすることは家事を短時間でスムーズに行う上で重要になります。
毎日の作業をいかに効率良く動くことができるようにするのかは、家事をする人の動きをよく考える必要があります。
例えば、洗濯物を外に干すのか、室内干しか、バルコニーまで運ぶのかなどによっても違いが出てきます。
キッチン・洗面・洗濯・お風呂をどの位置に配置すれば家事をする人が楽に動けるのかを考えましょう。
とにかく家事動線を短くするなら水回りを出来るだけ近くに配置しましょう。
水回りを回遊動線で繋げばさらに家事が楽に行えます。

また最近人気があるのは洗面室と脱衣室を分けるプランです。
脱衣室をランドリースペースにすれば室内干しも可能で使いやすく、家族が入浴中でも洗面室を使用することができます。
そのランドリースペースから勝手口を付けて外に出られるようにしておけば洗濯物を外で乾かしたい時に便利です。
ウッドデッキなどを勝手口に隣接させるとアクセスもよく天気の良い日は外干し、雨が降りそうな時は室内干しと使い分けが出来て便利です。

採光と風通しを確保するために家の形を考える

住宅にとって日当たりや風通しは欠かせないポイントの一つです。
平屋は特にワンフロアなので採光が取りにくく日当たりが悪くなる傾向があります。
家の中心に光が届きにくいので中庭をつくる場合は問題ないのですが、作らない場合は家の形に少し凹凸をつけて光を取り入れやすくしましょう。L字型の家にしたりコの字型にしたりすることで、様々な角度からの採光が取ることができて風通しもよくなります。
間取りもそれぞれの居室に光が届くような間取り設計が必要です。
家の形が単純だとなかなか採光を取るのは難しいですが、凹凸があれば採光の確保はしやすくなります。

また平屋の理想的な間取りは中庭をつくることです。
ロの字やコの字の形にして家の中心から光と風を取り入れます。
特に3LDKの場合は1階のワンフロアに3つの居室とLDK、水回りを確保しなければなりません。そうなれば中庭が無いと暗くなる部屋ができる可能性があります。

コスト面においても中庭をつくるのは高くなってしまうデメリットはあるのですが、長く住む家と将来的なことを考えると中庭のある平屋3LDKはとても理想的です。

一体感を重視した間取り

小さな子どもがいる家庭ではママが家事をしていても目が届くようにしたいものです。
大きなLDKに畳コーナーを作って広々とした空間を確保し、子どもの動作が常に確認できるようにする間取りがベストです。
3LDKは確保しつつも畳コーナーをつくると多少スペースは必要ですが、一体感のある空間は安心して暮らせるポイントでもあります。
子どもを見守ることができるのはママにとっても家事に専念できることに繋がります。
また、LDKに畳コーナーを設けることで、たくさんの人が集まった時でも広くスペースを使えるのはメリットですよね。

家族のコミュニケーションが取りやすい間取り

平屋のメリットである「家族間のコミュニケーションが取りやすい」ですが、より家族が顔を合わせやすくするための方法があります。
それはまず廊下を無くすことです。中心にLDKをつくりLDKに全ての部屋を隣接させます。そうすることで常にLDKを通過しないと移動ができないようにすれば家族の顔を合わすことができますよね。
反対にプライバシーを守りたい人は廊下をつくる方向で間取り設計すると良いでしょう。

外の視線が気にならないコの字・ロの字の間取り

平屋は1階のみなので道路や外の視線が低いため気になります。
その視線を遮るためにはやはり行き着くところコの字・ロの字の形状の平屋にすることになります。
コスト面が気になるところですが、やっぱり平屋はこの形状がベストプランです。中庭からの採光と風通しを確保し、尚且つ外からの視線を遮るため気になりません。お天気の良い日にカーテンを閉めて暮らすのもいやですよね。
外の視線が気になるところはやはりコの字・ロの字の形状にこだわりましょう。


3.3LDK平屋の費用の相場

平屋で3LDKを建てる場合、延べ床面積が27〜30坪程度であれば、本体価格のみで1500〜2000万円が目安になるでしょう。
もちろん建物の形状や仕様によって価格は変動しますがおおよそこのぐらいは見ておくことが必要です。


4.まとめ

3LDKの平屋について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
広さや動線、採光と風通し、視線を遮る建て方など工夫次第で理想の平屋を実現することができます。
皆さんも素敵で憧れの平屋を検討されてはいかがでしょうか。

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