平屋で実現する快適な暮らしとその魅力を徹底解説!
注文住宅
2024/12/27(金)
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2024/12/27(金)
平屋は2階がなくワンフロアのため、収納スペースを確保するとそれぞれの部屋が狭くなり窮屈になることがあります。
そこで平屋に欠かせないのがロフトです。
必要な収納スペースを確保する目的や、プライベートスペースとしてロフトを設ける事例が増えています。
今回は平屋にロフトをつくることで、理想的な住まいを実現させるおすすめの間取りプランをご紹介します。
*もくじ*
ロフトは収納スペースを確保するだけではなく多目的な使い方も可能です。
ロフト付き平屋のメリットを見ていきましょう。
ロフトをつくる代表的な理由としてあげられるのが収納スペースの確保です。
ロフトの床面積の上限は下階の床面積の2分の1です。
例えば、 床面積が20坪だとロフトは10坪を上限としてスペースが確保できます。
ロフトだけで約20畳のスペースができるため、様々なものを収納することが可能です。
衣類だけではなく、来客用の布団セット一式や普段滅多に使用しないけれど捨てられないもの、季節ごとに入れ替えが必要なものなど自由自在です。
それほど広い敷地がなくても平屋は建てられます。
しかし、敷地が狭いと横の方向に広さを確保するのは難しいため、天井を高くすることによってより開放的な空間を手に入れることができます。
ロフトをつくる設計を当初から考えておくことで、天井を高く設計し、縦方向に空間を広げることが開放感につなげられるのです。
天井裏を作らず梁をあえて見せるようなデザインにすると、視線が抜けやすくなり立体的な広さを感じることができます。
ロフトがあれば高い位置の窓でも開閉がしやすく便利です。
平屋の場合上手く採光が取れない場合があるので、効果的に自然光を窓から取るためには、できるだけ高い位置に窓をつけることが必要です。
特に横長のハイサイドライトを設置することで、たくさんの自然光を取りいれることができます。
また、ロフトに上った際に窓を開閉できるため風通しも確保することが可能です。
ロフトは収納スペースとして使われる以外に様々な使い方があります。
例えば、子どもの秘密基地のような遊ぶ空間であったり、ご主人の書斎や奥様のワークスペース、また家族の趣味の部屋やセカンドリビングなどとしてもロフトは活用できます。
ロフトは個室ではないため、家族のいる空間と緩やかにつながっています。
完全なプライベート空間ではないものの自分一人の空間と考えることもできるスペースです。
少し気分を変えたい時や趣味に没頭したい時、 大切な仕事や勉強などで集中したい時など使い方は自由です。
平屋でのロフトは床面積に該当する2階を設けるよりも、ロフトの方が税金面でお得にスペースを確保し、家が建てられるというメリットがあります。
天井高が1.4m 以内のロフトであれば 、居室とみなされないため床面積として計算することはありません。
ロフトをつくることで家族の声が届きやすく、高齢になってからも暮らしやすいという考えからマイホームを平屋にするという考え方の人も多いようです。
特に子ども達が部屋にこもって遊ぶよりも、なんとなく声が聞こえ遊んでいるイメージが分かりやすい方が親としても安心ですよね。
そういった意味では、ロフトを子どもの遊び場と考え、ロフトの床には素足でも気持ちのいい無垢材を採用してあげるのも良いでしょう。
プライバシーが必要な年頃になるまでは、ロフトで友達と遊ぶのも悪くはないのではないでしょうか。
ロフトを趣味のスペースにしたり、リモートワークの仕事場にしたりと収納以外の多目的スペースとしてはどのような使い方もできます。
しかし、個室とは違い全く外部と遮断された空間ではなく、LDK に家族の気配を感じながらコミュニケーションを取れる位置関係がベストです。
平屋ながら2階建ての家のような気分を味わえる間取りにするのも良いのではないでしょうか。
ロフトのアクセントは四角く壁を切り取ったデザインの腰壁で、床はフローリングと畳スペースを半々になっている収納スペースを確保。
書斎や趣味の部屋としてLDKと繋がった家族とのコミュニケーションが取れる間取りがおすすめです。
子どもの巣立ちライフスタイルで変化があったご家庭では、自分たちもいずれ高齢者になっていくことも考えなければなりません。
自分たちの親世代とも一緒に同居する家族にとっても平屋はピッタリです。
しかし本や季節のものをたっぷり収納できるスペースは欲しいですよね。
家族それぞれの荷物や共有している荷物などたっぷりと収納するには、重いものや大きなものも乗せられるように固定階段を設置すると良いでしょう。
2階への階段ではなく、ロフトへの固定階段をつけることで、しっかりした手摺りを設け安全に荷物を収納することが可能です。
平屋にすると閉塞的になりがちですが、高窓や天窓をつけたりすることで自然光も十分に取り入れることができる開放感のある間取り。
ロフトにハイサイドライトの窓を出来るだけ多く設置することで、高所からの光がふりそそぐ間取りは明るく快適です。
ロフトは秘密基地的な存在で窓をつけない場合が多いですが、あえて開閉できる窓をつける間取り設計も良いのではないでしょうか。
夏の暑さがこもりがちなロフトに開閉できる窓をつけることによって風の流れを作ります。
採光と同様に風通しの良い間取り設計にすることも重要です。
家族間のコミュニケーションが取りやすくより良い家族関係が築けるという理由もあるでしょう。
ご家族のライフステージに合わせた平屋住宅の考え方や新和建設の施工事例に関しては【施工事例付き】理想のライフスタイルにぴったりの平屋で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
ロフトは建築基準法や自治体の規制によって設置できる条件が変わってきます。
例えば天井高は1.4m以下、床面積は下の階の2分の1未満など様々な規制があり、この規制を超えるとロフトは通常の居室として扱われ固定資産税の増額を負担しなければなりません。
ロフトへのアクセスは基本的にハシゴで行うのが一般的ですが、固定階段を設置する場合には建築基準法や自治体の規制に適合している必要がありますので確認が必要です。
ロフトは高い場所にあるため転落事故の危険性があります。
そのため落下事故を防ぐために手すりなどの安全対策が必要です。
特に子どもが利用する場合には、しっかりと安全対策を行いましょう。
ロフト内のスペースを最大限に活用するためには物の整理整頓が重要です。
品物ごとにボックスやバスケットに分けて収納すると、取り出しやすさと見た目の整理整頓が向上します。
ロフトの天井高は低いため、身動きがしにくいのが デメリットです。
キャスター付きの収納ボックスをうまく利用して容易に荷物を動かせるようにしましょう。
動線をどこにするかによって荷物の置き場所が決まります。
荷物を詰め込みすぎても出し入れがしにくいので、動きやすさと動線を確保し、残りのデッドスペースは全て収納に使用しましょう。
「平屋+ロフト」ご見学も可能ですので、是非ご検討されてはいかがでしょうか。
無料相談会やイベントも開催しています。
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