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一宮で二世帯住宅を成功させるポイントとは?間取りの選び方と費用相場をご紹介

注文住宅

2026/08/24(月)

「親と同居はしたいけれど、生活時間がバラバラでお互い気を遣いそう」「玄関は一つにまとめたいけれど、音や視線が気になるのでは」——名古屋・岐阜のちょうど中間に位置し、名古屋駅までJRで最速10分という好アクセスを持つ一宮市で二世帯住宅を検討し始めた方から、こうした声をよくお聞きします。
二世帯住宅は間取りの分離度合いによって、費用もプライバシーの確保の程度も大きく変わるため、「なんとなく」で決めてしまうと、住み始めてから後悔することも少なくありません。

この記事では、玄関を一つにする場合の考え方も含めた二世帯住宅の3つの基本パターンと、一宮エリアの費用相場、そして長く快適に住み継ぐために欠かせない住宅性能について、公的データも交えながら詳しく解説します。ご家族に合った家づくりを進めていただくための判断材料として、ぜひお役立てください。

※免責事項:本記事で扱う費用相場や制度に関する情報は、公的機関の統計データおよび2025年から2026年にかけての調査に基づいています。実際の建築費用や補助金の適用条件は、敷地条件やプラン内容、自治体の制度改定などにより異なりますので、具体的な内容は施工会社および各自治体窓口へ直接ご確認ください。

一宮で二世帯住宅を建てる際の3つの基本パターンと間取りの選び方

一宮ならではの二世帯住宅が選ばれる理由

一宮市はJR東海道本線と名古屋鉄道(名鉄名古屋本線・尾西線)の3路線・19駅が通り、市の中心にあるJR尾張一宮駅からは名古屋駅までわずか10分・運賃310円という好アクセスが特徴です。名鉄一宮駅からも中部国際空港駅まで直通列車があり、子世帯が名古屋方面へ通勤しながら、生まれ育った一宮で親世帯と暮らし続けるという住まい方がしやすい立地です。

子育て環境の充実も一宮市の特徴です。子どもの医療費は高校生世代まで自己負担なしで助成され、就学前の子どもが3人以上同時に保育所などへ入所している場合は保育料が無料になる制度もあります。2026年4月時点で待機児童はゼロ、保育園・幼稚園・こども園なども県内同規模市と比べて多く整備されており、共働きで子育てをしながら親世帯の助けも受けやすい環境が整っています。こうした立地・子育て環境の良さは、二世帯住宅を検討するご家族にとって、間取り以前の「エリア選びの決め手」になっている部分です。

出典)尾張一宮駅|JR東海ほか

二世帯住宅は、親世帯と子世帯の生活空間をどこまで分離するかによって、大きく「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3つのパターンに分かれます。建築費用やプライバシーの確保度合いが大きく異なるため、ご家族のライフスタイルや将来の介護を見据えた選び方が重要です。

パターン
構造的特徴
建築費の目安
分離度
完全同居型
玄関・LDK・浴室・トイレなど主要設備をすべて共有する形態。
約2,500万円〜4,000万円
(延床35〜50坪程度)
部分共有型
玄関や浴室など一部の設備を共有し、LDKなどは世帯ごとに分離する形態。
約3,500万円〜5,500万円
(共有度合いにより変動)
完全分離型
玄関・LDK・水まわりのすべてを分離し、ほぼ別住宅として設計する形態。
約4,500万円〜7,000万円以上
(延床55〜80坪程度)

「玄関を一つにする」場合に押さえておきたい設計のポイント

二世帯住宅を検討される方から特にご相談が多いのが、「玄関だけは一つにまとめたい」というご要望です。玄関を共有することで建築コストを抑えられるだけでなく、家族の顔を自然に合わせる機会が生まれるというメリットがあります。一方で、生活時間帯のズレによる来客対応の重なりや、上がり框(あがりかまち)付近での動線の交錯が気になる、という声もあります。

この課題は、玄関ホールから先で動線を分ける設計によって解決できます。玄関を入ってすぐに親世帯・子世帯それぞれの生活空間へ向かう階段や廊下を振り分けることで、「顔は合わせられるけれど、生活空間はしっかり独立している」という、完全同居と完全分離の中間にあたる暮らしが可能です。標準化された規格住宅ではこうした細やかな調整が難しいため、玄関を一つにする設計など、間取りをゼロから組み立てられる自由設計の設計力が問われる部分です。

三世代世帯は年々減少傾向、だからこその「同居の設計」

国勢調査など公的統計によれば、三世代世帯が一般世帯総数に占める割合は、1970年の約16.0%から2000年には約10.1%、2015年には約5.67%まで低下しています。一方で、要介護度の重い高齢者を介護している家族の形態は三世代同居に多く見られることも内閣府の調査で確認されており、将来の介護を見据えた住宅設計の重要性は数字の上でも裏付けられています。

出典)高齢社会白書|内閣府
出典)三世代の同居・近居の現状と…|参議院

税制優遇を受けるために必要な「独立性」の基準を知っておく

二世帯住宅で固定資産税や不動産取得税の軽減措置を各世帯で受けるためには、建物が「構造上の独立性」と「利用上の独立性」という2つの要件を満たす必要があります。

構造上の独立性:各世帯をつなぐ通路等が壁やドアで遮断され、専用部分に容易に出入りできないよう構造上区分されている状態。
利用上の独立性:専用の玄関・台所・トイレ・住空間がそれぞれ備わり、各世帯が専有部分だけで生活できる状態(風呂の有無は問われない場合が多い)。

この要件を満たすと、住宅用地の特例により、小規模住宅用地として最大400平方メートル(200平方メートル×2世帯)まで軽減が適用されます。また、親との共有名義で所有する場合は将来の相続にも関わるうえ、登記形態(区分所有登記にするかどうか)は「小規模宅地等の特例」の適用可否にも影響するため、注意が必要です。玄関を共有する完全同居型・部分共有型の設計では、この独立性の要件を満たせるかどうかが税制優遇の分かれ目になるため、設計段階で確認しておくと安心です。

出典)不動産取得税Q&A|愛知県

二世帯住宅の建築にかかる費用相場と予算オーバーを防ぐコツ

一宮エリアで二世帯住宅を計画するにあたり、正確な費用相場を把握しておくことが重要です。住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査(2024年度)」によると、愛知県における注文住宅の建築費用相場は次の通りです。

土地付注文住宅(土地取得費+建設費)
約5,380万円
注文住宅(建物のみ)
約4,040.5万円
土地取得費用のみ
約1,775万円

出典)2024年度集計表|住宅金融支援機構

一宮市の住宅地価は上昇傾向

2026年の一宮市における住宅地の公示地価は坪単価で約30万円と、前年から3.0%ほど上昇しています。土地代を抑えられるほど建物やお庭にかけられる予算にゆとりが生まれるため、土地探しの段階から総予算とのバランスを見て検討することが大切です。

出典)一宮市の地価データ

水まわりの共有でコストを抑える工夫

予算オーバーを防ぐための重要なポイントは、キッチンや浴室などの水まわり設備を共有にすることです。設備本体の費用に加えて給排水配管工事の重複も避けられるため、完全分離型に比べて建築費を大きく抑えられます。ただし、水まわりを共有する場合は次章で解説する生活音への配慮がより重要になります。

建築会社選びの際は、外構工事などを別途費用として扱い、総額を安く見せるような伝え方をせず、初期の相談段階から適正な見積もりに基づいた資金計画を提案してくれるかどうかを見極めることも欠かせません。

三世代同居・近居を後押しする自治体の支援制度も確認を

愛知県内では、刈谷市(最大100万円)や東海市(最大80万円)、蒲郡市(最大30万円)、弥富市(最大20万円)など、三世代同居・近居を後押しする住宅取得支援補助金を設けている自治体があります。多くは「市税の滞納がないこと」「交付決定後も一定期間住み続けること」などが条件です。一宮市独自の同種の制度については変更される可能性もあるため、計画段階で一宮市の窓口に直接ご確認ください。

あわせて、「【フラット35】地域連携型」を利用すると、自治体の補助事業と連携して住宅ローン金利が当初5年間、年0.5%引き下げられる制度もあります。対象となるかどうかは金融機関に確認してみるとよいでしょう。

親世帯と子世帯が快適に暮らすためのプライバシーと生活音対策

二世帯住宅で長く快適に暮らすには、生活時間帯の違いによる音の問題への配慮が欠かせません。特に木造住宅は乾式で施工されるため壁内に空洞が生じやすく、防音材料を適材適所に使い分ける設計が重要になります。

床衝撃音(2階の足音等):硬質せっこうボードの二重貼りや、構造用合板を用いたネダレス工法で質量と剛性を高め、遮断性能を向上させます。
給排水音(トイレ・浴室等):軟質遮音シートとグラスウールを併用することで、騒音レベルを約10〜20dB低減できることが実証されています。
空気伝搬音・反響音:遮音シートで音の透過を防ぎ、グラスウールなどの吸音材で室内の反響を抑えます。

出典)硬質せっこうボードを用いた…|日本音響材料協会

上下階で世帯を分ける場合は、2階の水まわりの真下に寝室を配置しないなど、間取りの段階で音の伝わり方を計算しておくことが基本です。そのうえで、下地となるプラスターボードを平らに仕上げる施工が遮音性能を左右します。こうした隙間のない精度の高い施工は熟練の大工棟梁による技術に支えられており、お互いの生活音が伝わるのを抑えながら孤立を防ぐ、絶妙な距離感につながります。

長く安心して住み継ぐために不可欠な住宅性能と職人の技術

二世帯住宅は親から子、そして孫へと長く住み継ぐことが前提となるため、耐震性に加えて断熱性や気密性といった高い住宅スペックが欠かせません。木材は多孔質で内部に空気を含むため、金属やコンクリートと比べて熱を伝えにくいという性質を持っています。

素材
熱伝導率比率(木を1とした場合)
特徴
木材(東濃桧等)
1
断熱性が高く、接触時に体温を奪われにくい。
コンクリート
約10
木材の約10倍熱を伝えやすい。
約353
熱を伝えやすく、断熱材なしでは外部の熱を通しやすい。

【関連】特徴|愛知・岐阜の新築・注文住宅は新和建設

東濃桧の特性を活かすためには、隙間なく断熱材を施工し、気密性を担保する高い施工技術が欠かせません。

当社の大工育成の取り組みは、技術を次の世代に受け継ぐための独自の取り組みとして2015年にグッドデザイン賞を受賞しています。100名を超える大工が在籍しており、創業以来、独自のカリキュラムで自社大工の育成に注力。技術と人間力を兼ね備え、お客さまに信頼される一人前の「棟梁」を丹精込めて育て上げています。

そんな大工棟梁が確かな技術を持って、二世帯住宅に求められる高い住宅性能を支えています。

一宮で二世帯住宅を建てる際によくある質問

Q. 土地探しから二世帯住宅の完成までどのくらい期間がかかりますか?

土地探しから引き渡しまでは、約1年半〜2年程度が目安です。情報収集・土地選定に約3か月〜1年、設計プランニング・契約に約2〜6か月、着工・施工に約5〜8か月、竣工検査・引き渡しに約1か月という流れです。二世帯住宅は世帯間での要望のすり合わせに時間を要することが多いため、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。

Q. 二世帯住宅の光熱費を抑えるためにできる工夫はありますか?

高気密・高断熱化による省エネ効果が有効です。熱伝導率の低い木の家の断熱性能や、厳選された断熱材による高い住宅スペックを確保できれば、生活時間の違いを考慮した空調計画と合わせて、エアコン1台でも十分に暖かい室内環境を保ちやすくなります。結果として、過剰な設備投資や無駄な冷暖房費の発生を防ぐことにつながります。

Q. 実際の二世帯住宅を見学して間取りのヒントを得ることは可能ですか?

写真や図面だけでは分からない生活動線や天井の高さ、素材の質感を、実際の展示場で体感いただけます。
一宮展示場「木美の杜(きみのもり)」には住宅性能の体験館が併設されており、業界最上級の断熱性能や遮音性能を確かめられます。
また、春日井展示場ではデザインテイストの異なる完全分離型の二世帯住宅もご覧いただけますので、玄関やLDKをどこまで分けるか迷われている方にもおすすめです。

一宮での二世帯住宅は、玄関をどこまで共有するかによって、費用もプライバシーの確保度合いも大きく変わります。「なんとなく分離する・しない」ではなく、ご家族の生活時間やこれからの介護まで見据えたうえで、設計段階から作り込んでいくことが、長く住み継げる家への近道です。

新和建設は、100名を超える自社大工による確かな施工技術と、一つひとつのご家族に合わせた自由設計で、玄関を一つにする(部分共有型)設計から完全分離型まで、二世帯住宅づくりをサポートいたします。一宮展示場「木美の杜」などで、実際の住み心地をぜひお確かめください。

まずは展示場見学・資料請求からお気軽にどうぞ

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